レビューメディア「ジグソー」

それなりに感情移入できるヒューマンドラマには予想できちゃう展開もあったけどブラッドリー・クーパーが出ていたので見てしまったのだった。

2012年作品。122分。原題 “Silver Lining Playback”

 

 

あらすじ

精神科の病院から退院したパット。怒りの感情のコントロールと躁鬱に悩まされる彼は、接近禁止命令の出ている妻のことが忘れられない。しかし彼は、とある理由からジェニファーという女性と知り合うのだったが…

 

 

う~~ん、あらすじが難しい(^_^;)

 

精神病棟のシーンから作品が始まって、観客は「そもそもパットがなぜ入院しているのか」も分からない状態から、次第に事情が語られていくので、あえてあらすじは微妙にしてみました。

 

 

っていうか、コネコ時代から私の映画レビューを読んでくだすっている方なら予想がつくかもしれませんが、本作品は本来わたしが見るようなジャンルの物ではありません。(^_^;)

 

あくまでも、「ハングオーバー!」シリーズや他のコメディ作品で顔なじみのブラッドリー・クーパーが出ている上に、2013年の第4回ビデオ屋さん大賞でノミネートかなんかされていた記憶があったので鑑賞してみました。

 

 

基本的には、ある人間が変化していく様を描いたヒューマン・ドラマ。

精神病棟にいるくらいですからもちろん単純な人間ではなくかなり複雑に屈折したところのある主人公で、ハラハラさせられたりする部分もありますし、共感できる部分のある観客も多いと思います。

 

んでもってそんな主人公が育った環境の源である家族自体も、まぁ平穏無事という訳でもなく…という感じです。

 

ストーリーの鍵となる部分に関しては、予測できてしまう部分もいくつかあるのですが、「そこはそれ」といった感じでそれなりに楽しめました。

 

「それなりに」というのは私がコメディ大好き人間の偏った映画ファンであることを加味して読んでいただきたいと思います。(^_^;)

 

ま、ポスターやDVDジャケットからも「シリアス系のヒューマン・ドラマ」であることは見て取れますので、そういった方面のお好きな方で気になった人にはお勧めできるかと思います。

 

 

さて出演は、「「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」「ウルトラI LOVE YOU!」などのブラッドリー・クーパー、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「ハンガー・ゲーム」などのジェニファー・ローレンス、「リベンジ・マッチ」「ラストベガス」など近年も活躍の続くロバート・デ・ニーロ、「ラッシュアワー」シリーズのクリス・タッカーなどです。

デ・ニーロは出ていることも知らなかったのでビックリしました。

嬉しい驚きでした。(^-^)

 

 

2016年2月鑑賞

 

 

  • 購入金額

    5,076円

  • 購入日

    2016年02月06日

  • 購入場所

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