レビューメディア「ジグソー」

BBBの外部クロック注入ボード

とりあえず注文、詳細レビューは届いてから書きます。

 


 

2015.11.25

 

「気になる」時代のコメントをこちらで展開しておきます。

 

気が付けば、もう師走も近い。アッという間の1年間です。

新P2D基板の頒布を受けて、久しぶりに電子工作再開です。

 

と、

ネットワークオーディオをいろいろ弄った1年でしたが、来年はまた環境が変わる気配w

新P2D基板用に調達した水晶発振器も手元に到着。

 

Raspberry PIを使った環境も落ち着いています。

 

が、

 

このアドオン基板が最近、注目されている模様。

Beagle Bone Blackにアドオンし、外部クロックを注入する基板です。

 

http://linuxcom.shop-pro.jp/?pid=91733161

 

Raspberry PIのPLLの話題がいろいろありましたが、正確なクロック抽出と音質のトレードオフなど課題はあるようです。

 

音源データを再生する一番川上のトランスポートがどれだけ正確なクロックで信号を送り出せるか?

がとても大事だということなんだと思います。

 

まず、これをしっかり押さえておかないと、後段でジッタクリーニングやリクロックしても上流から伝搬するジッターを補正するには限界があります。

 

重箱の隅みたいな話ですけど、興味関心は止められないw

 

ここで、少し寄り道してBeagle Bone Blackの導入を検討してみたいと思います。

 

BBB -> P2D -> AK4490DAC

 

という流れになると思います。

 

さて?

 


 

2015.11.28

 

到着しました。

 

とてもシンプルな基板です。パーツ点数も少ないのでかなりスペースが空いています。

水晶発振子は、FOXのXpressoが載っています。

48Khz系の24.576MHz、44.1Khz系の22.5792Mhz。

これ、NZ2520SDに換装しているオーナーもいるようです。

 

BBBに基板を装着します。

基板から伸びているタクトスイッチは、パワーオフボタンです。

ログインしてシャットダウンしてもいいんですが、面倒なので物理的にオフしてしまいます。

 

接続方法はこちらを参照のこと

http://linuxcom.info/beaglebone-power-controll.html

 

 

検証結果はOK。無事シャットダウンできました。

 

 


 

2015.12.05

 

RPiと繋ぎ変えて、P2D基板経由で再生を試みました。

 

ジリジリと盛大なノイズが出て聴くに堪えません(悲)

この基板でうまくいかないと、私の計画がとん挫しちゃいます。

 

えらいこっちゃです。

 

 

 

本日、配線を再チェックしてみました。

 

すると・・・

 

P2D基板側のGND配線がはずれかかっていました。

しっかり挿しなおして、再び再生を試みたところ・・・

 

\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/

 

試聴していますが、RPiよりも重心が下がってクリアーな音質です。

そして空間の再現力が高まって、臨場感が増しています。

これは今までの経験から一瞬で良いと感じられる結果です。

 

水晶発振子は標準で搭載している、FOXのXpressoでも十分と思います。

 

よかったー!

 

BBBをベースとした再生環境が我が家のスタンダードになりました。

 


 

 

さらに試聴は続き、

 

現在の環境は、

 

RPi --(PCM)--> FN1242 P2D --(PCM)-->AK4490

 

です。DSD変換していないのはAK4490のPCM再生を楽しみたかったから。

 

RPiを使っていたときに目立っていた、再生時のチリチリノイズが嘘のようになくなりました。

インターネットラジオを再生しているときも、気になっていたんですがこれはRPiのせい?

 

96KHz、192KHzデータの再生ではP2D基板上のジッタクリーナーがロックできない場合があります。

このあたりは要改善ですけど、もともと44.1KHzでしか聴いていないので、まぁ良しとしましょう。

 

 

ともかく、今までちょっとストレスを感じていたノイズが無くなったばかりか、とてもクリアーで伸び伸びした音色がとても好印象です。

全体的に音の安定感があるので、精神衛生上もストレスなく快適です。

 


 

2016.06.26

 

少し前に、「BBB ブリッジ基板 Type-AK 黒」の話題がありましたが、良く見てみると

 

「コネクタ CN4 にハーネス接続することで BBB(G)の POWER スイッチの押下を基板の外で行えるようにしています。

CN3 の 44 ピンと BBB(G) の P8 コネクタの 43 ピンをヘッダーピンで接続しジャンパーピン J4 のショートピン挿入で BBB(G) の S2 スイッチを押下した状態にすることができます。」

 

この記述、ポイント高いですね。

 

私は旧基板で同じようなことやっていますが、基板改良が進みここまで考慮してくれているとは、

なかなか気の利いた商品です。

 

  • 購入金額

    4,000円

  • 購入日

    2015年11月24日

  • 購入場所

    LINUXCOM

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (28)

  • CR-Xさん

    2015/11/24

    外部クロック素子用意すると言う事は
    BBBブリッジ基板用の、22.5792MHz/24.576MHz NZ2520SDも入手しとけば…w

    数多く出てるRPi用のDACがそのまま付けられる「ブリッジ」を用意すると言うのは、素敵な着目点ですねえ。

    IrBerryDAC/SebreBerry+はPLL モードを使わずにマスタークロックモードで動作させるには改造要るのかしら?
  • mr_osaminさん

    2015/11/25

    >BBBブリッジ基板用の、22.5792MHz/24.576MHz NZ2520SDも入手しとけば…w

    そ、そうなんですよw

    >数多く出てるRPi用のDACがそのまま付けられる「ブリッジ」を用意すると言うのは、素敵な着目点ですねえ。

    このアイデアはスバラシイと思います。
    BBB用のDAC基板ってそういえば出てないですねぇ。
    そういう意味で外部クロック注入以外にもこの基板の付加価値を高めていると思います。

    >IrBerryDAC/SebreBerry+はPLL モードを使わずにマスタークロックモードで動作させるには改造要るのかしら?

    そのままマスタークロックで動く気がしますが、違うかな?
  • CR-Xさん

    2015/11/25

    これで、DAC-BBB間をアイソレートしたら、かなーり凄い事になる気が…。
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