絵柄が好みだと言っていたら、
きちんと感想を書くという条件で友人からプレゼントしてもらいました。
アニメを数回みただけで、ストーリーとか登場人物はほとんど知りません。
[15/01/10]とりあえずゲームだけやってみた感想です。隅々までプレイしていないので間違っている部分はあるかもです。
■パッケージと中身
BDのパッケージと同じ横幅で、この種の限定版にしてはコンパクトです。
限定版なのでゲームに加えて「クリアしおり」、「声優座談会ブルーレイ」、「ドラマCD」、「サントラ」、「ブックレット」が付いています。
ブックレットは原作の設定とあらすじが書いてあるので、知らない人間には必須です。CADという装置や、この作品の魔法とはなんぞやということが書いています。
これだけ付属品があってゲームの紙取説はついていません。最近の風潮でしょうか。
ディスクはきれいなピクチャーレーベルになっています。
アクション性は良
・内容
「ストーリーモード」、「フリー対戦モード」の二種類のモードがあり、
武器をチューニングする「カスタマイズモード」とイベント回想の「メモリーズ」があります。
全モードに関係するパラメータでキャラクター間の好感度があり、クリアしたり、武器強化を成功させてアップさせるようです。
■ストーリーモード
2人のキャラクターを選択、会話パートと戦闘ステージを繰り返してストーリーを進めます。1プレイは30分程度で、好感度をあげたり武器強化ポイントを手に入れて周回するスタイルです。
会話パートはパートボイスになっていて、キャラの組み合わせによって話す内容が変わるようです。
戦闘ステージでは相手を倒す「ノーマルマッチ」、ターゲット破壊の「テリトリー・コラプス」、拠点制圧数を競う「サイオン・フラッグ」の3つのルールがあり、1周で全ルールをやることになります。
画像はフリー対戦での「ノーマルマッチ」です。
通常格闘を含む3次元のアクションと魔法ゲージを消費する魔法を組み合わせたもので、比較的複雑です。初回プレイでは思うように操作できませんでした。
どのルールでもキャラクターの操作は同じです。
■フリー対戦モード
キャラクターと対戦ルールを選んで自由に対戦できます。
アドホックでの複数人プレイにも対応しています。体験版と対戦ができるのでゲームを買ってなくても対戦遊びができます。
■カスタマイズモード
ストーリー・フリー対戦で使う武器を強化するモードです。
武器のタイプは銃や剣、タブレット端末などがあり、魔法のスロット数と通常格闘時のコンボ・硬直時間などが変わります。
効果は攻撃、ステータスアップ、妨害などで、強力な魔法ほどスロット数が多く、詠唱時間、詠唱時の動作制限がきつくなっています。壁走りや着地硬直回避など、操作性も魔法により変化できます。
キャラクターとの相性もあり、得意な魔法は詠唱時間が短かったりします。
いろいろな効果があるため自由度が高く、魔法のセットアップで操作性、戦い方が決まります。
武器はチューニング画面のスロットゲームで強化することができます。
■メモリーズ
イベント回想です。本筋と関係ないようで、本編クリアでスタッフロールまで見ても一個も開放されませんでした。8時間プレイして好感度を上げてようやくサービスカット的なのが2つです。
CG自体は特典ブックレットに全部のってるみたいです。
・いいところ
想像していたよりシステムはすごく作りこんでありました。
魔法の選び方で自分好みの操作性にすることができ、複数の魔法を組み合わせてコンボをつなげたりする楽しみもあります。
魔法と同様、使用可能キャラクターは多いのでキャラゲーとしても優秀ではないでしょうか。
4人対戦もできるので、N64のゴールデンアイ的なパーティゲームとして優秀かもしれません。
・わるいところ
最大の問題はCPUが弱いことです。
基本的に自分に突っ込んでくるだけなので、範囲攻撃であっという間に倒せます。
戦略性を考えて魔法をセットしても、一人プレイでは活躍できる場面が無いのです。
また、ドラクエ6のように全キャラクターで全武器全魔法が使えるので、強化すれば無個性になります。
モードも3種類ありますが、全部CPUが弱いのでどのルールでも簡単に勝ててしまいます。
対人プレイは楽しそうですが、購入層を考えると一人プレイを充実させたほしかったところです。
好感度システムもクリアして好感度アップさせるものなので、周回プレイを要求するだけになっています。8時間くらいプレイして30以上ある回想シーンの2つしか埋められていません。
短編
ループものかと思いきや、すごく単純なストーリーでした。
原作者監修ということですが、本編とはほぼ関係ないようです。
時間的には1周30分のストーリーモード3周でストーリーを追えるので、1時間半程度です。
もっと言うと、戦闘を除いたストーリー自体は30分あれば十分終わる程度です。
同じストーリーでも主人公キャラクターによって話す内容が変わるので、全キャラの掛け合いをみるためには相当な時間が必要です。
・いいところ
本編と関係ないので知らなくてもある程度楽しめました。
また、キャラクターによってきちんとしゃべる内容が変わっているので原作ファンでも納得ではないでしょうか。
・わるいところ
短い。普通ならおまけシナリオレベルのプロットでしょう。
前述のとおりCPUが弱いので、キャラクターによる会話の変化を見るために作業プレイを要求する状態です。
本筋でのイベントCGが0枚というのもひどいです。
イベントCGを用意してくれれば周回プレイももっと楽しめたと思います。
悪くは無い
単体で聞きたくなるほど中毒性は無いですが、本編の雰囲気を崩さないような曲です。
戦闘システム以外は貧弱
期待していたよりもアクションパートの自由度が高かったのですが、いかんせんCPUが弱すぎます。
一人のキャラクターでクリアすると大筋がわかってしまい、イベントも少ないので全トロフィー開放までは苦難の道です。
原作がすごく好きで無い限り、2日で飽きるタイプのゲームだと思われます。
特典は全く見ていないので、後日感想を追記するかもしれません。
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購入金額
10,778円
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購入日
2014年12月29日
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購入場所
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