今回、「秘宝レビュー」を担当させていただくにあたって、「デコ題字」はどうしようかと。

いつもは商品の写真を使って、メイン題字と小見出しを造っているのだけれど、小見出しはともかく、メインの方は今回のレビュー対象品がシリーズものである事を示すために、共通性を持たせたかった。そこで、「宝物」をテーマにしたものにしようかな、と。

当初はオフハウスなどでおもちゃの宝箱でも買って、その写真をコラって、中からレビュー対象品が跳び出す感じにすればよいかなー．．．と考えていたのだが。

探すと、ない。

どうせコラージュするので、大きさは関係なく、キーホルダー程度でもよかったのだが、1週間ほど昼飯の度に違う方向の中古雑貨屋や百均を探していたのだけれど、見つからず。いや、実は一つ見つけたのだけれど、それは宝石をしまうようなガッチリとしたモノで、中にはミラーと引き出しが付いている構造でNAS

ほどの大きさ。中古とはいえ4000円ほどするもので、さすがにデコ題字のためだけに買うのはアホらしい。

そこで、モノを探して入った百均でこれを見つけたので方針転換。

「秘宝」を「海賊の隠し財産」みたいに考えると宝箱が似合うが、古代遺跡の「喪われた財宝」というのならこれでもよいんではないだろか、と。

題して「魔法の石の伝説発掘」。子供のおもちゃで、卵型のかためた砂の中に模造品の恐竜の化石が入っていたりするモノと同カテゴリー。砂を固めた人造石の中にきれいな石が埋め込んであって、それを石を崩して掘り出す玩具。

「砂の中から伝説の魔法の石が出てくる！！」

「SPECIAL!伝説の聖なる剣を探し出せ！！」

との煽り文句が箱に踊る。

箱は結構大きい。

 
発掘するのは勇者じゃないだろっ！っていうツッコミはなしでw

取りあえずレジ横に「見切り品」のごとく、2～3個あったので、そのうち一つ購入して帰ることに。

中身は、その伝説のなんちゃらが埋め込まれている砂を固めた石とブラシとへら。ブラシはその宝物の砂を払うためのモノ（と言っても剣でなければ水でガシャガシャ洗う方がはやいと思ふ）。へらは「砂を掘るときに使おう」ということで鎚的に使う想定なんだと思う．．．が軽すぎて使いモンにならずw

ま、気分気分、ということで。

発掘の道具は整ってはいるが。

別のもくろみもあったので、千枚通しでガコガコ削って．．．

いくと．．．

．．にゃいｗ

予定？ではオトナの親指の第一関節程度の大きさを想像していた（外箱は幅95mm、高さと奥行き60mmずつの結構な大きさだったので）が、ケースを開けるとそれの3回りほど小さな一辺5cm程度の石で「しょぼ．．」と思ったが、実際に掘っても掘ってもモノがない．．．

石自体は一辺5cmくらいの小さいもの

 
掘るぞ！

取りあえず、デコ題字に使えるように表面に文字彫ったりしつつ掘り進めると．．．

遺跡っぽく？文字彫ってみたw

．．．なにか黒いモノが．．．

くろ？

一応はいっているはずのものは、レアな？「伝説の聖なる剣」のおもちゃか、8種の「伝説の魔法の石」のいずれか。後者は紫色のアメジスト、赤いカーネリアン、紫系のマーブル模様のソーダライト、黄土色の縞模様のタイガーアイ、緑色のニュージェイド、ピンク色のローズクォーツ、ダイヤもどきのクリスタル．．．と宝物っぽい（写真映えしそうな）アイテム多数．．なハズなのだが。

大当たりの？剣やクリスタル、ローズクォーツのほか．．

 
アメジストやニュージェイドのような「宝石らしい」ものが多数．．．

もしや。

これは。

一番で出てはいけないものぐぁ？

“勝利の魔法石”ことヘマタイト。つけられている名前はよいが、透過性がなく、金属っぽく黒光りするいわゆるガンメタカラー。

「宝物」って感じじゃないよねー．．

うーん．．予定ガーｗwww

取りあえず「宝物」が見た目それっぽくないので、ICE TOWERらしく？凍らせて、ロックアイス用の氷と一緒に写真撮ってお茶を濁しましたとさ．．ちゃんちゃんｗ

凍らせて崩壊した「ICE」の文字と氷、「魔法石」を写真に撮るw

↑使用例。色をセピア調にしたのでもはや宝石というより小豆w