いやあ、もう、好きです、この映画。
わりと大作クラスの製作費なのに、どうしてここまでチープにできるのか、監督のジョン・カーペンダーのセンスオブワンダーが最高にイカします。
1998年、大地震でロスアンゼルスは孤島となり、犯罪者の流刑都市となる。
2013年、大統領の娘が機密装置を盗み、のっとった大統領機からロスアンゼルスに投下してします。
大統領は、この自分の娘が行った反逆を隠すため極秘の史上最も悪名高き犯罪者で、元特殊部隊工作員の「スネーク」に機密装置の奪取を命じるが応じない。
そこで彼の体に致死率100%のウイルスを投入。8時間24分で神経破壊が始まりスネークは死んでしまう。助かるには、死へのタイムリミットまでに機密事項と大統領の娘を取り返すことだ。
スネークは単身、テロリストのあふれかえる危険な流刑都市ルスアンゼルスに侵入する
まず、スネーク役のカート・ラッセルが見せる”男のヒーロー像”が非常にカッコイイ!
いまどきの無表情、空中でわけのわからない銃撃戦を繰り広げるクールな主人公たちとは異なり、とにかく弱い、泥臭い!
元特殊部隊という設定がなければ、普通のおっさんやん!ってくらい弱いです。
かといって、頭がいいわけでもなく、基本的には簡単に敵につかまってすぐに窮地に陥ります。
でも、そこがかえって人間くさくていいんです。本当にカッコいいとはこういうことさ、というのを地でいっています。
さて、スネークという言葉であれ?と思った人もいるかもしれませんね。
そう、あの「メタルギア」のスネークはこのスネークから来ている(だったはず!)
一度みればいい意味で腰砕けできることこの上ない傑作映画です。
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購入金額
1,500円
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購入日
不明
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購入場所
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