｢夜のお菓子」という意味深なキャッチコピーで知られる、浜名湖名物『うなぎパイ』

販売元のサイトはこちら。

このキャッチコピー、販売元HPでは「高度経済成長で、夜くらいしか家族団らんのひとときがないご時世ゆえ、そうした特別な時に召し上がってもらいたいという意味です。」と説明されているが、うなぎエキスにガーリックという、どう考えても別の意味だろ的な成分配合を持つため、別の意味を持つと勘違いして買っていくお客様も多いらしい。

ただ、これ割とシンプルな菓子の割に普通に美味いのと、割とお手頃価格でネタ性があるということから、三遠南信における定番土産の一つとして定着してたりする。

・・・・で、その夜のお菓子を超える、最強の製品がこいつ。

通常の三倍の人が後年愛用した、金ピカ仕様のゴージャスな箱を持つこいつのキャッチコピーは、『真夜中のお菓子』

実にアダルティな雰囲気を放つこちらが、うなぎパイの特別仕様「V.S.O.P」である。

このように、中身も金ピカ。

通常のうなぎパイは透明フィルムで包んであるが、こいつはアルミ包装だ。

これは見た目の理由もあるが、通常版にプラスで配合されたブランデーの風味を長期間保つための工夫でもあるらしい。

なお、ブランデー以外にもクラッシュ・マカダミアナッツの追加や特別なスパイス配合など、通常版との差別化が図られている。

こちらはその中身。

なるほど、確かに見た目は鰻の蒲焼きっぽい。

んで、味のほうはというと、ちょっとリッチなうなぎパイである。（まんまかよ）

ブランデーの風味が香ばしい生地に良くマッチしており、結構美味しい。

通常版比較で、ちょいとお値段が張る（６枚入り１２００円くらい）のが難点だが、土産物にありがちな残念な菓子と異なり、ちゃんと美味しいのが偉い。

まあ、個人的には静岡・甲府方面というと、信玄餅がイチオシだったりするのだが、あれは日持ちしない上に食いづらいので、会社に持ってくならうなぎパイかなあ・・・・と。