圧力式ケロシンランタンといえば、Petromax(ぺトロマックス)なんかが有名どころですが、これは安価な中国製です。
とはいえ、現地では実用品としてガンガン使われているようで、マントルやジェネレーターなどの消耗品も手に入ります。
サイズはかなり大きく、市販のランタンケースでは入らないものが多いので、自作されている方もいるようです。
写真に写っていませんが。直径30cmほどの笠も付属してました。
メッキがくすんでいるところがあったり、タンクの裏にうっすら錆がついていたりと、価格相応の部分もありますが、マントルを取り付けて灯油を入れ、ポンピングするとちゃんと圧力計の針が動いて加圧できているのが確認できます。
最初の使用前にポンプの軸など、可動部にオイルを注油したほうがいいですね。専用のオイルもありますが、自転車用で十分です。
着火するとシュゴーと迫力ある燃焼音と、直視できないほどの眩しい明るさ。この辺はさすが圧力式ですね。サイトのメインランタンとして十分使用できます。
テーブルランタンとしてしか使えないこのあたりとは比べ物になりません。
これはこれでいい味出てますけど・・・。火を見つめながらウイスキー飲んだり・・・。
ケロシンランタンですからプレヒート(予熱)が必要ですが、このランタンの優れたところはプレヒート用のバーナーが内蔵されていて、ポンピング後、バーナーのレバーを開いて霧状の灯油に着火することでジェネレーターを予熱できる点ですね。コールマンのケロシンランタンだと、プレヒート用にエタノールなどの別燃料が必要(またはガストーチなどで予熱)になって、ケロシンならではの経済性がスポイルされるし、第一めんどくさい。
輸入品で工作精度や、取説などに多少問題があり、毎回使用のたびに何かの手入れが必要になる道具ですが、そこを楽しめる人にはなかなかいいもんですよ。
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購入金額
3,000円
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購入日
2014年04月頃
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購入場所
オークション
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