ASUSTeK Intel Z97チップセット搭載マザーボード MAXIMUS VII HERO

■ はじめに　　　　　　　　　　。

私は昔からASUS様のマザーボードと縁があるようで、

P4TやP4T-C533、P8Z68-V PRO/GEN3を使用してきました。

今回も縁があって、初のゲーミングマザーボードをレビューさせていただきます。 

■ パッケージ紹介　#a71c19　。

●　ドライバCD

●　日本語マニュアル

●　I/Oパネル

●　SATAケーブル 3本

●　シール

●　SLI接続端子

●　ドアノブにかけるカード？

■ 製品性能紹介　　　　　　　　。

【公式HP】

MAXIMUS VII HERO

【製品特徴】

●　LGA1150 第5世代/第4世代
　　インテル Core i7/i5/i3/Pentium/Celeronプロセッサー対応

●　インテル Z97チップセット

●　PCの速度を向上する転送速度10Gb/sのM.2ポート

●　Intel LAN ＋ LANGuard ＋ GameFirst III
　　　　→　PCのネットワーク性能を飛躍的に向上するLAN機能

●　SupremeFX（2014 Ver） ＋ Sonic Radar II
　　　　→　オーディオカードを不要にする高性能ゲーム用オーディオ機能

●　KeyBot ＋ TrueVolt USB
　　　　→　すべてのキーボードをゲーム用マクロキーボードに変更。
　　　　→　安定した5Vを供給する強化型USBポート

●　USB BIOS Flashback ＋ Secure Erase

　　　　→　BIOS焼き機能, SSDのリセット機能

●　世界初の2色基板 / 艶消しブラック＆レッド

【製品仕様】

●　対応CPU

Intel® Socket 1150 for the 5th/New 4th/4th Generation Core™ i7/Core™ i5/Core™ i3/Pentium®/Celeron® Processors
☆Supports Intel® 22 nm CPU
☆Supports Intel® Turbo Boost Technology 2.0

●　チップセット

Intel Z97

●　メモリ

4 x DIMM, Max. 32GB, DDR3- 3200(O.C.)/3100(O.C.)/3000(O.C.)/2933(O.C.)/2800(O.C.)/2666(O.C.)/2600(O.C.)/2500(O.C.)/2400(O.C.)/2200(O.C.)/2133(O.C.)/2000(O.C.)/1866(O.C.)/1800(O.C.)/1600/1333 MHz Non-ECC, Un-buffered Memory
☆Dual Channel Memory Architecture
☆Supports Intel® Extreme Memory Profile (XMP)

●　グラフィックス機能

Integrated Graphics Processor- Intel® HD Graphics support
Multi-VGA output support : HDMI/DVI-D/RGB ports
- Supports HDMI with max. resolution 4096 x 2160 @ 24 Hz / 2560 x 1600 @ 60 Hz
- Supports DVI-D with max. resolution 1920 x 2000 @ 60 Hz
- Supports RGB with max. resolution 1920 x 2000 @ 60 Hz
Maximum shared memory of 512 MB
Supports Intel® InTru™ 3D, Quick Sync Video, Clear Video HD Technology, Insider™
Supports up to 3 displays simultaneously

●　マルチGPU機能

Supports NVIDIA® Quad-GPU SLI™ Technology
Supports AMD Quad-GPU CrossFireX™ Technology

●　拡張スロット

2 x PCIe 3.0/2.0 x16 (x16 or dual x8, red)
1 x PCIe 2.0 x16 (x4 mode, black)
3 x PCIe 2.0 x1

●　ストレージ機能

Intel® Z97 chipset :

6 x SATA 6Gb/s port(s), red
Support Raid 0, 1, 5, 10
Supports Intel® Smart Response Technology,

Intel® Rapid Start Technology, Intel® Smart Connect Technology
1 x M.2 Socket 3, black, with M Key, type 2260/2280 storage devices support (PCIE mode)

ASMedia® PCIe SATA controller :

2 x SATA 6Gb/s port(s), red

●　LAN機能

Intel® I218V, 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1, featuring GAMEFIRST III
Intel® LAN- Dual interconnect between the Integrated LAN controller and Physical Layer (PHY)
Anti-surge LANGuard

●　バックパネルインターフェース

1 x PS/2 keyboard/mouse combo port(s)
1 x DVI
1 x D-Sub
1 x HDMI
1 x LAN (RJ45) port(s)
4 x USB 3.0 (blue)
2 x USB 2.0
1 x Optical S/PDIF out
6 x Audio jack(s)
1 x USB BIOS Flashback Button(s)

その他公式サイト参照願います。

■ KeyBotの動作確認　　　　　。

今回はMAXIMUS VII HEROのゲーミングマザーの特徴である、

KeyBotの動作を徹底的に紹介したかったのですが・・・、

私の環境では残念ながらKeyBotの真価を発揮することは出来ませんでした。

オンラインゲームのBot対策ソフトである、

nProtect GameGuardにガードされてしまい、

KeyBotのサービスをONにする度にキーボード入力を受け付けなくなりました。。。

いたちごっこ的なところはあると思いますが、

ASUS様に是非KeyBotのソフトウェアのブラッシュアップを進めて頂き、

nProtect GameGuardがインストールされていても使えるようにして欲しいです。

せっかくなので、どんな状況だったのかをレビューしたいと思います。

１）公式HPから最新のKeyBotソフトをダウンロードしインストールします。

２）USBキーボードを準備し、KeyBot専用USBコネクタに繋ぎます。

３）KeyBotソフトを起動します

４）指定したいファンクションキーを選択し、キー操作を入れます。

５）右上のOFFのボタンを押下すると、KeyBotの機能がONになります。

ONになりました。これで準備OKです。

この後メモ帳を開いてファンクションキーを押したのですが動きませんでした・・・。

それどころか、普通のキー入力すら受け付けなくなりました。

原因を色々調べていくと・・・、

ソウルアンドブレイドやリネージュ、LineageIIをインストールすると、

一緒にインストールされるBot対策ソフトが働き動かないようですorz

解決策がある場合はぜひ教えてください＞＜

KeyBot自体の機能としてはオンラインゲーム以外にも、

ショートカットを多用している方の、

ワンタッチボタン作成機能として便利だと感じました。

■ 高速OS起動検証　　　　　　　。

以前からずっと自分のメインマシンに不満がありました。

それはWindows 8以降から搭載された高速起動に、

自分のマザーボードが対応していなかったのです。

今回Intel 9シリーズのマザーボードを使用させていただくにあたり、

速攻で確認したのはWindows 8.1の高速起動でした！

下記の構成で、起動時間10秒を叩き出しました！！

【システム構成】

CPU：Intel Core i-7 4790K

マザーボード：ASUSTeK Intel Z97マザーボード MAXIMUS VII HERO

SSD：Intel SSD 730 480GB

メモリー：8GB

OS：Windows 8.1 Update

起動ボタンを押下してすぐにOSが立ち上がったことに感動しました！

長く愛用したZ68には申し訳ありませんが、メインマシンとして換装決定です！

■ メインマシン入れ替え風景　　。

詳細な換装手順はCPUの方に書こうと思っていますが、

いくつか写真を撮ったのと、今後はメインマシンに入れ替えるので、

その風景写真を載せようと思います。

【仮止め風景】

作業用ケースに入れます

仮止めなので、I/Oパネルすら取り付けません。

さくっと組み上げてしまいました。

このマザーボードは、電源ボタンが基板上にあるので

細かいピン配線をしないで済みました。非常に助かりました。

【メインマシン換装風景】

後日入れ替え後掲載予定

■ BIOS画面掲載　　　　　　　　。

プレミアムレビュー公開後のコメントで、

おものだちのヒロ坊さんから、

BIOS画面を見てみたいというリクエストをいただきました。

早速取得してきましたので掲載します！

● My Favorites

●　Extreme Tweaker

●　Main

●　EzMode

●　EzMode（CPU掲載箇所）

BIOSが古かったり、メモリーがDDR3 PC3-10600なのは仮組みのためです。

メインマシン換装の際にBIOS更新と下記メモリーを搭載予定です。

スクリーンショットをF12で頑張って撮ろうとしたのですが、

何故か撮れませんでした。言語も日本語が選択できず・・・？？？

BIOSが古いからかなぁと思いますので更新後再チャレンジしてみようと思います。

■ 総括　　　　　　　　　　　　。

自分とASUS様の相性がいいのか安定して組み上げることが出来ました。

仮止めの際の基板上の電源ボタンについては大変助かりました。

今までは電源オン時にはジャンパーをショートさせていましたが、

ボタンできちんとスイッチオン！

些細な機能ですがあると本当に便利だなぁと思いました。

KeyBotの機能については、私がプレイしているオンラインゲームとの相性から

残念ながら活躍の場を見出せませんでしたorz

今後のソフトウェアのバージョンアップで

活用できるシーンがあれば紹介したいと思います。

Intel Z97チップセットという事でWindows8.1との相性もばっちりです。

チューニングなしのWindows 8.1起動時間10秒には感動しました。

もう少しチューニングして速くしてみたいと思います。