仏壇用のライターのスイッチが固くて押せないと祖母から言われ先日来探していたのですが、CR（チャイルドレジスタンス）機構が付いていない使い捨て（ディスポーザブル）式のライターを見つける事は出来ませんでした。

　調べてみると平成22年12月から規制が入り使い捨てライターにはCR機構を付けなくてはならなくなったそうです。

　※一般社団法人　日本喫煙具協会
　　「たばこライター及び 多目的ライター（点火棒）の 販売規制に関するQ＆A」
　　　（リンク先は PDFファイルになっています）

　この CR機構自体は今回問題としている着火スイッチを重くして子供の力で簡単に押せないようにするだけでなく、操作を複雑（2段階の操作をさせるなど）にする方法もあるのですが、ロングノズル式のモノを見つける事はやっぱり出来ませんでした。

　しかしながら同じようなことを考える人はいるもので、規制対象になっていない注入式のライターでノズルが伸びるモノが紹介されていたので購入してみました。

　本体の他にネックストラップが付いてきましたが、うちでは仏壇に置きっぱなしにする予定なので何か引っかけても危ないので取り付けません。

　それとなぜか本体に液晶温度計が付いており、緑色に発色している箇所の数字が気温を示しています。

　肝心のノズルの伸縮機能ですが 65mmほど伸びるようになってます。

　火口の横のつまみに指をかけ簡単に伸ばすことが出来ますが、祖母の為うちでは伸ばしたままになると思います。

　セーフティロック機構は着火スイッチをスライドする事でロックがかかるようになっています。

　着火スイッチを押すのに必要な力も昔ながらの弱い力で十分なので、ロックの操作と併せ祖母でも問題なく使えそうです。

　ライターの底にはガス注入口とガス調節つまみが付いています。

　使用する燃料は一般的なカセットボンベなので、タバコを吸わないうちでもわざわざライター用ガスを購入する必要が無く助かりました。
　（ライター用ガスでも使用可能です）

　調節つまみで炎の大きさを確認してみると最小にした場合でこの位です。

　逆に最大にしてみるとガスの勢いが強いのかなかなか点かず、少しずつ小さくしてみてやっとこの炎の大きさで点くようになりました。

　まぁ、仏壇で使うので最小で十分ですね。

　これからの季節子供の花火などでも使うと思いますが、風が強いとすぐに消えてしまうので外用にはまた違うものが必要ですね。