ワンチップラジオICを使用したキットで、基板は完成品ですが、ピンヘッダを基板と電池基板にハンダづけすれば、ブレッドボードに部品をさしていくことでラジオが完成します。
このキットに使用されている AKC6952 という中国製のICで、周辺回路はすべてアナログでローコストのパーツだけで構成できるようになってて、
・同調周波数はポリバリコンではなく可変抵抗で変える (基準電圧の分圧をTune端子に入力)
・音声もアナログ出力(音量調整は基準電圧の分圧をVol端子に入力)
となっているため、少ない部品点数かつローコストパーツでラジオを作れます。
旧新潟精密によるNS9542のようにI2Cバスでデジタル制御するものではなく、チューニング、ボリュームとも、直接VRをつなぐスタンドアローンのラジオになります。
なお、I2Cなどマイコンから制御するのなら、AKC6955を使った aitendoのM6955を使いましょう。
諸元
受信範囲 4バンド仕様:
(FM1)70-93MHz
(FM2)56.25-91.75MHz
(TV)174.75-222.25MHz
(MW)522-1620KHz
日本国内で放送されているものは、FM1,MWだけです。
AFOUT (3.5mmステレオジャック)
MW→モノラル
FM→ステレオ/モノラル
もともとはストレートラジオ用のバーアンテナを使うようになってますが、
このキットでは ラジアルリードのインダクタに変わってます。
感度が不足する場合には、バーアンテナにしたほうがいいと思います。
あとで組み立ててみますね。
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購入金額
1,134円
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購入日
2014年05月02日
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購入場所
若松通商
mr_osaminさん
2014/05/07
商品点数が多いので、丹念に見ていかないとわからないw
はにゃさん
2014/05/07
aitendo は液晶ディスプレイとか変換基板から、ラジオ工作関連に舵を切ったようです。
http://www.aitendo.com/news#126
ラジオはオーディオと違い自分でソースを用意しなくてもいいので工作の入口にはもってこいだと思います。
mr_osaminさん
2014/05/07
ラジオデパート地下にある、ノグチトランスの店主が亡くなったと知って時代の流れを感じました。
秋月、千石、マルツなど量販店が主流をなす中、aitendoも貴重な存在になってゆくと思いました。