前回説明したレビュー用の画像加工。普通の説明写真はIrfanView 1本で上げているのだが、デコ題字の作成はIrfanViewだとできなくはないがちょっと弱い。
IrfanViewは文字入れやレタッチなどもできる高機能な画像系ソフトとはものはいうものの、元が画像ビューアなので、
・文字を入れるのがカーソル位置からになるので、細かい調整がしづらい
・文字の装飾形式が少ない
・(一度文字を入れると背景と同化するので)文字列の一部だけ変えた続き物を作りづらい
というように、「写真(や絵)をバックにした文字が入った小見出し」をつくるのにはあまり適していない。
そこで現在利用しているデコ題字用ソフトがこれ。
ちょうどオフィシャルに昇格して最初のプレミアムレビュー、「iriver P8」
のあたりで使い始めたが、最初は単に枠書いて背景色塗って(ベタ塗り以外にグラデなんかもできる)文字書いて...だけだったんだけれど、最近はほぼ以下に説明する商品画像をバックに用いた手法でデコ題字は作成。
●cybercat的デコ題字の作成
前述のIrfanView
で題字のバックにちょうどよさそうな画像を作る。ポイントは「横624ピクセルにして保存(LLサイズの場合)することと、その時の縦のサイズをメモっておくこと」。
①そうしてできた背景画像を読み込むためにキャンバスサイズを調整する
②画像ファイルを読み込む
③それらしく枠やボタン調加工をする(必須ではない)
④5段のテキストをうまく使いデコ題字を作る
・文字を縁取りや影付け、回転などで装飾したり
・レビュー対象品の名称を肩に入れたり
・文字の大きさなどを変えて章や節を表現する
といった感じ。
「画像として保存」(BMP、GIF、JPEG、PNGに対応)してしまうとそこから先は動かせないが、「簡単バナーファイル形式(kb2)」で保存しておくと後からの加工もできるため、シリーズものの題字をこれで書いて⇒kb2形式でも保存し、それをベースにずっと再利用して使い続けるということもできる(もちろんZIGSOWのレビューに使うものはGIF、JPEG、PNGのいずれかの形式で保存する必要がある)。
弱点としては文字の開始位置などを数値指定するのだけれど、それに慣れが必要であることと(しかもマイナス数値の直接入力は毎回エラーメッセージが出るし←指定そのものはできる)、1つの文字列の中では文字の大きさやフォント、色を変えることができないので、1行で一部だけ色を変えたい...などという場合、2行の「合成」になってしまうので位置合わせが難しいことくらいかな(ただフォントの「色」として2色のグラデーションは設定できる←下図中央の文字列「その独特の音色」参照)。
とても使い勝手が良いソフトで超絶オススメです。
プンプンソフト 簡単バナー
-----------------------
2015/03/22 誤字修正/画像差し替え
2017/03/29 以前ZIGSOWのLLサイズの画像が「642×642」であるとの表示があり、それに合わせていたが、624×624であることが判明(DbDなのに文字にじみするので指摘してみた)。それに合わせて文章は正しい「624」に訂正したが、画像に「642」が残っているのはご容赦。
-
購入金額
0円
-
購入日
2011年08月頃
-
購入場所
プンプンソフト
hachiさん
2015/03/06
cybercatさん
2015/03/06
ちょっとショートカットキーの割り付けがWindows標準と違うのでたまにおよっ!?と思いますが、それ以外のイマイチな点は文字位置の数値設定のところくらいですかねー