数年前に何かの展示会(ジャパンショップかな?)をリサーチした際に配られていたものです。
このボールペンはアドバタイジングペンというだけあって宣伝・広告に特化しています。よくある販促用ボールペンは、軸部分に社名やブランド名などが印刷されているものが多いですが、このペンはちょっと違います。
どう違うかというと、ペン軸部分に巻き取り式の延びるバナー広告が仕込まれています。
ベロベロベローンと出てきて、
シュルシュルシュルーの収まる
といった感じですw
分かりにくいのでメーカーHPで公開されている動画を引用してみました。
だからどうなんだという気がしなくもないですが、私はこれを見た瞬間に昔観た「ザ・カンニング IQ=0」というフランス映画を思い出してしまいましたw
中身の紙を差し替えれば思いきりカンニングの道具になりますね。ただ、試験中にこれをベロベロっと広げるのはかなり勇気がいるのではないかと思いますw
ということで、実際にそういう用途で使う人はいないと思いますが、実際に使うと不正になるので絶対に止めましょう^_^;
■製品仕様
□W12 × H147 × D17mm
□画面サイズ:W180 × H68
□印刷素材:ペーパーラミ付き
□ボールペン:0.7mm 黒 ノック式
□その他:ラバーグリップ付き
□本体カラー:赤・青・橙・黄・紫
□最小ロット:1,000本
□納期:30〜40日
□取扱店:販促.JP
他の使い方として、メモ帳代わりに使ったらどうだろうとも考えましたが、ペンがもう一本必要になるので非実用的ですね^_^;
結局、あまり良い用途が思いつかなくて、全く使われないまま引出しの中で眠っています。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
KAOさん
2014/03/24
タコシーさん
2014/03/24
普通はボールペン外側に文字を入れるくらいですよね
お金掛かっているようですね
izappyさん
2014/03/24
面白いですよね。
子供の頃に似たようなアイデアを考えたことがありますが、まさか本当に作ってしまうとは、と初めて見た時に感動しました。
izappyさん
2014/03/24
確かに凝った作りなので、単に名入れするだけのものより高そうですね〜
これが一体いくらくらいするのかまでは調べていませんが、こういう販促グッズは意外と安いかも知れませんね。
Schrödingers Katzeさん
2014/03/25
真っ白な紙に交換しておいて、シャープペンシルとセットで持ち歩く。
メモはシャープペンシルを使う。
…とか、別の特性のものを併用して持ち歩けば多少は利便性が…。
大差は無いか。
広告としての効果はどうなのでしょうねぇ?
わざわざ面白がって何度も開いてくれるとも考えにくいですが。
むしろ広告に空白を作っておけば、メモ代わりとか、高価なものではないと思うので、意味は無いかもしれませんが、小学生なら記名する場所なんかを作っておけば、まだ「開かれる理由」があるわけですが。
広告媒体としては、「目に入るようなアクションをさせる」一押しが足りません。
キャットニップを使ったダイレクトメールなんかは、「もふっとした家族」が興味示しまくりなので、その飼い主(というか、下僕というかw)が、少なくとも手に取るという効果があるようですが。
izappyさん
2014/03/25
回転するのも面白そうですね〜
私も消えるフリクションペンなら消せるから良いかなと思いましたが、シャープペンシル(鉛筆)の方が長く使えそうですね^_^;
宣伝する方としては両面に渡って広告を出せる方が良いですけど、何かに利用しようとしたら片面は無地になっている方が嬉しいですね。
> 広告媒体としては、「目に入るようなアクションをさせる」一押しが足りません。
確かにパッと見は特徴のない普通のボールペンなので、うっかりすると見逃してしまいます。視覚的に訴えかけるような何かがあったらもっと良かったのでしょうね。そのような事もあってなかなか普及というか利用する企業も少ないのでしょうね。。。
まぁ、一度目はモノ珍しくて遊びますけど、その後は滅多に広げる事はありませんね。人に見せると大抵は苦笑されます^_^;
Schrödingers Katzeさん
2014/03/25
社名と商品名が交互に出ていたような。
件の商品はヴィジョンを伝えられていないので、広告媒体を売るにしては、ちょっとアプローチがポンコツだと思います。
たとえば、地域密着の企業なら、路線図とか、時刻表、特定の業種なら、何かの早見表。
そういうものの尻尾に広告を入れれば「開いてもらう理由」が提示できます。
頒布される時刻表とかは、商店街の広告が入ってたりするわけですし、一定のヴィジョンと一緒に、ご相談ください。ってなってれば、まだ相談する気になる可能性もあるのですが、チラシの代わりにしては、総面積が小さいので、ラインナップ一覧とか、詳細を載せるには小さく、受け取ってもらえるけど、情報を伝えるには小さすぎるのですよね。
そのまま使えなくても、「色々使えて、一緒に考えますからご相談ください」ってところがこういう商品は大事だと思うのですけれど。
実用品としてのアプローチってことで、白紙を使う方法を書いたわけですが、表面処理されてる広告らしいので、「利便性のある印刷物」が効果は高いでしょうね。
高くてもテレビショッピングが潰れないのは、使うヴィジョンをうまいこと伝えているので、いいかも?と思わせているところが大きく、広告媒体としても、それをもらう側になったときにほしいのか?も大事なことです。その価値が「ボールペンだから」なら、ロゴを入れるだけで、チラシと頒布したほうが効率も、情報量も大きくなります。
採用する人も「自分ももらったらうれしい、使いたいと思う」から、「広告で使える!」と思うわけで、商品の動画は、ものめずらしいでしょ?以外の何かを提案できていないんですよね。ですから、それで十分と思える人しか手に取らないですから、採用例も低いんだと思います。
…広告媒体を売ろうって人たちが、自社製品の広告が下手糞ってのもひどい話だと思いますけども…。
例であげた
http://www.youtube.com/watch?v=Wj4ZJ52xn7c
これなんかは、飼い主としては、少なくとも安全確認はしたいわけで、必ず「手には取る」ことになるんですよね。爪とぎとか、猫製品じゃなくて、その先の飼い主の挙動まで、視野に入れたって点で、うまいなって思います。
お客様になってもらえるかは、中身しだいでもありますが、気がついてまずは知ってもらう見てもらうのが第一歩ですからね。
izappyさん
2014/03/25
製作者側にとって何とも耳の痛い話ですが、
確かに仰る通りですね^_^;
このペンには「開いてもらう理由」という部分が
間違いなく欠落していますね。
「買う」にも「売れない」にもそこにはちゃんと
理由があるということなのですね。
核心を突いた深いご意見をいただき、
大変勉強になりました。
私も少なからずモノ作りや宣伝・広告に
携わる事があるので、もっと深く考えて
取り組んで行こうと思いました。
パッチコさん
2014/03/25
その昔の「ザ・カンニング」という映画を思い出しましたw
izappyさん
2014/03/25
製作された関係者の方々や、この手のモノを開発している人が、これを読んで奮起して新しく便利で素敵な販促グッズを作ってくれることを期待したいです^_^;
そして「ザ・カンニング」を思い出していると、何故か一緒に「エマニエル夫人」を思い出してしまう私がいますw
パッチコさん
2014/03/26
エマニュエル坊やじゃないよw
Schrödingers Katzeさん
2014/03/26
書いたように「印刷内容によっては」利便性を確保できるかもしれませんし。
品質も大事ですし、機能性も大事なんですが、「売る」場合は、それらの実装そのものが訴求力を持っていないばあいは、「組み合わせや、用途」を叩き台だけでも提供しないと売れるものも売れないですし、それをうまくやれば、たいしたことが無いものも評価される可能性を持ってるってことでもあります。
たとえば、ショートカットキー一覧とか、そういうのが印刷されてたら、なんだっけ?って思ったときにポケットから、出して、確認したりするようなきがします。単体だと持ち歩かなくても「筆記具だから」持ってる可能性があるんですよね。
もちろんそれを見てもらって、それを顧客に考えてもらって、ものだけ提供することもできますし、これはそうなのでしょうけど、それは、興味を持って、考えてくれるくらいの能動的な意思を持って商品を見てくれないと起きない事ですから、商品の特性の割りに、随分と適当な動画だなぁって思っちゃったんですよね。
だから、「ものがダメ」っていうより、売ろうとするにはヴィジョンが未完成で、売り込みたいなら、適当すぎるって話であって、売り物にするには、「色々足りてない」とおもうという話で、「一発ネタだからダメだ」という話でもなかったりはするんですよ。
…だって、書かれてる広告面白くないじゃないですかwこのサンプルも動画もw
izappyさん
2014/03/26
エマニュエル坊やももう結構な年ですよねw
自分もだけどwww
izappyさん
2014/03/26
私も製品の動きを簡単に紹介したいがために安易に動画を引用してしまいましたが、確かに商品を売る為のプロモーション用としては動画もサンプルもお粗末過ぎましたね。
そして、私のレビューもそういう視点が思いきり欠けていました(いつも欠けていますが…)。私なりに改善案などを提示できたらもっと良かったのかも知れませんね。。。
Schrödingers Katzeさん
2014/03/26
紹介した動画も本家っていうか、商品自身のそれですし。
写真も動画も、どんなものかを紹介するという観点では問題ないです。
どういうものをもらって、どんな仕組みかはちゃんと伝わるように書かれていますし、何の問題も無いです。感じたことがものめずらしいだったなら、それも間違ってませんし。
中の人だった…というなら、担当者にもうちょっとがんばってもらってくださいとしかw
これが、「採用して配られているもの」なら、たぶん話も違ったと思うのです。
最終的な販促としてそれでいいやって思ってるわけですし。
でも、「このボールペンを」売ってて、生業が、販促で自社製品のアピールがこれってどうなってんだと…正直に書いてしまったから、ちょっとずれてるのかもしれませんがw
広告グッズじゃなければ、そこは無視できるところなんですけど、もし、代理店とか販売を請け負ってるなら、これって、怒られちゃってもしょうがない気がするんですよ。
ほかの人のコメントのほうが「きっと普通」なんだと思いますが、人もものも、可能性があるなら、伸ばせたほうがいいと思いますし、活躍できるならそれに越したことは無いとおもうのです。レビュー自体には問題も無いと思ってますし、文句も不満も無いです。
izappyさん
2014/03/26
いえいえ、Schrödingers Katzeさんのご意見は非常に筋が通っていて、たとえ否定的な内容であっても「もっとこうしたら良くなるのではないか」といった前向きなヒントを具体的な例で分かりやすく挙げられているので、そういったものの見方が非常に参考になると思いました。そのような訳で、私もレビューの中で見習いたいなぁと思った次第です。
ちなみに私は中の人でも関係者でもないです。強いていえば採用する側になる可能性はあります^_^;