レビューメディア「ジグソー」

インテル製コントローラーの進化

                             最終更新日2014/10/23

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しばらくIntel製コントローラーなSSDでの
手ごろなSSDがなくいつまでもIntel SSD510を使っておりました。

510に特に不満があるわけでもなく
非常に快適に動作してくれているという事もありますが。

今回待望の新型インテル製コントローラーなSSDが出たので
どれほど進化したのか比較してみようかと思います。

比較PCはもう数世代古い i7-2600+Z77 なPC
まずはIntel SSD510の3年前(2011年8月)の新品時のデーター
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そして現役バリバリな SSD510 の最新ベンチ。
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ToolBoxでの健康状態は
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このSSDを使い始めたのが2011/8/19頃からなのですが
まだまだ十分すぎるくらい元気に快適に動いてくれてます。
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では、SSD730を同様にベンチにかけてみます。
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4KQD32(NCQ機能を使ったランダムアクセスの速度)の違いにびっくり。
 ※NCQとは、色々なデータを効率の良い順番に並び替えてから処理を行う機能っぽい。
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こうに並べると判りやすいかなぁ?

他の数値もしっかりと上がりSSDとしての進化が実感できます。


では、比較的新しいメインマシンである i7-4770K+Z87 なPCに繋いでみると
どうなるのか?チップセットの違いで変わるのかを観てみました。
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微妙に早い???
チップセットやCPUの世代が新しくなると
SATAの相性も良くなりより転送速度が上がるのかも?と妄想してみます。

ついでにGPT形式で Windows8.1 が入っているプレクの PX-256M5P と比較
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一見すると PX-256M5P のほうが早そうですが
あくまでSeq(シーケンシャル)(連続したデータを読み書きしたときの速度)だけで
他の数値では十分に早いのが判ると思います。

こうに比較してみると Intel SSD730 は
より実使用での快適性を重視した味付けがされていると思います。

当時名機として話題を呼んだ PX-256M5P(BGA)と入れ替えるのにも
十分な結果だと思いました。

では、MBR と GTP で違いはあるのか?という疑問が沸いたので
計測してみることに。
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微妙に早い気もしなくはないですが断言できるほどではないかなと。


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さて・・・・・・
我が家には毎晩ニャールドカップをし
よくキャットタワーや窓枠から落ち
足を滑らせて湯船に落ちる暴れん坊でヤンチャで可愛い猫がおります。
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このジジ君に少しばかりお手伝いをしてもらいました。
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こんな感じにハーネスにSSDを固定し
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背負わせて約1週間放置してみますw

幸い、非常に大らかな性格のジジ君
ハーネスがあろうとSSDを背負っていようと
まったく気にせずに遊びまわってくれました。
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ランドセルのように綺麗に背中に収まるのが難しく
ときおり横腹のほうにずり落ちて来てたりします。

そしていよいよ1週間が過ぎ、私が寝ている間に何かやらかして
壊れていないか不安になりつつも
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取り外してメインPCのメインドライブとして取り付けます。
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SSDは振動にも強いとは思ってましたが
猫が大暴れしたくらいではびくともしませんでしたww

無事にOSの移行も済み、起動してベンチを測ってみます。
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OSが入っていても速度は落ちることはありませんでした。





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新インテル製コントローラーになり
どれほどの進化があったのかを今回比較してみて
やはりIntel製コントローラーなSSDはいいなぁ~と
改めて実感しました。
実際に PX-256M5P(BGA)から入れ替えて
使ってみると体感で違いが判るほど Intel SSD730のほうが
軽く・早く反応してくれてます。




わずかな差ですが立ち上がりが軽いのが見比べると判るかと思います。

もちろん、SSD510の安定性と長期運用での信頼性からも
Intel製SSDの安心感はさすがとしか言いようがありません。

といった体感ならびにベンチデーターや
Intel SSD510の長期運用の実体験から

Intel SSD730での長期運用がもっとも安心快適であると判断しました。

ので、メインPCのプレクの PX-256M5P を取り外し
Intel SSD730を投入。

新世代マザーがM.2などSATA3以外の接続方法に移行するのをみても
現状SATA3なSSDでの構成をお考えであれば
長い目で見ても、実際につかっての体感でも
ここで Intel SSD730 に変更するのがベストな選択肢だと思います。

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まず、初めてSSDをつないだ場合にパソコンでSSDをドライブとして
認識させないといけません。

その手順は
Windows7などでは、メニュー⇒コンピューターで右クリックしコンピューターの管理
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Windows8ではディスクの管理から新しく追加されだディスク(SSD)を登録します。
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手順に従い初期化します。
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これを行わないとドライブとして認識してくれないので
忘れずに行うようにしてください。
ただし、OSをクリーンインストールする場合は
そのままインストールできるのでこの手順を踏まえる必要はないと思います。




今回データー移行にはIntel製SSDを使う場合に使える移行ソフト
intel Data Magration software をインテルのサイトからダウンロード
GTPだとだめかなぁ?と不安もありましたが
Windows8対応と有ったのでとりあえずやってみました。
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あとは再起動して移行完了をまつのみ。

私の場合、なぜか完了のアナウンスもなく
ただブラックアウトした画面を表示したままになってしまったので
HDDアクセスランプが消灯しているのを確認し
強制終了させ 前Cドライブを外して移行を完了させました。

また、このソフトも進化しており
今回も256GB⇒240GBでの移行でしたが
自動でサイズ調整もしてくれるので手間もかからずに
簡単に移行できました。



つたないレビューでしたが、もし誰かの参考になるようでしたら幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。





※最後に、今回このような貴重な比較と検証の機会をくださった
 Intel様ならびにzigsow関係者様へ深く感謝いたします。
 ありがとうございました。



Intel SSD510 との比較検証用PC構成
CPU     :インテル® Core™ i7-2600K
CPUクーラー:Antec 簡易水冷CPUクーラーKUHLER-H2O-920
マザーボード:MSI Z77A-GD55
メモリ     :SanMax SMD-8G68HP-16K-D @16GB
VGA     :MSI N760GTX Twin Frozr 4S OC
SSD     :インテル® SSD 510 250GB
電源     :Antec HCP-850
ケース    :IN WIN Dragon Rider


Plextor PX-256M5Pとの比較検証用PC構成
CPU     :Intel Core i7-4770K
CPUクーラー:Silver Arrow
CPUグリス :LIQUID Pro
マザーボード:ASUS MAXIMUS VI HERO
メモリ     :SanMax SMD-16G28NP-16K-D-BK 「BLACK PCB EDITION」
VGA     :Palit GeForce GTX 680 JetStream 2GB
SSD     :Plextor PX-256M5P
電源     :Corsair CRS-CMPSU-850HXJP
ケース    :SilverStone SST-RV03B-W
ゲームコントローラー:LOGICOOL ワイヤレスゲームパッド F710r
キーボード  :LOGICOOL ワイヤレス ソーラーキーボード K750r
マウス    :LOGICOOL ゾーンタッチマウス T400BK

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2014/10/22 比較動画を入れ忘れてたので追加
2014/10/23 比較動画が判りにくかったので差し替え
2014/10/25 検証時のPC構成を追記

コメント (18)

  • CLWさん

    2014/10/22

    レビュー疲れ様でした。m(__)m
    ジジ君に手伝ってもらっていたとは…流石に猫の手を借りたわけですね。(笑)
  • bibirikotetuさん

    2014/10/22

    そうです!猫の手?背?を借りたレビューにしてみましたw
  • 愛生さん

    2014/10/22

    ジジ君の背中に乗せるなんて、面白い。
    私はバイクの振動でテストしましたが、ジジ君の背中は思いつきませんでした。
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