現在使っているPCに組み込んで使ってみたいと思います。メインSSDで「Samsung 840EVO 120GB」を使用しています。サブSSDの「インテル330 120GB」にもOSをいれてみて、「インテル730 240GB」を含めて3種類のSSDを比較したいと思います。私の自作PCは３年前に作った一世代前のPCですが、730をメインSSDにすることでどれくらいスペックアップするのかを検証できたらと思います。よろしくお願いします。

 比較SSD

「Intel SSD 730」は、2014年3月に、インテルのコンシューマー向けSSDのラインアップに新たに加わったシリーズになります。2013年7月に発売された「Intel SSD 530」シリーズから半年ぶりとなる2.5インチSATA SSDです。自社製のコントローラーを730に使用搭載しているのも特色です。SSDの性能は、最近はどの製品もぐんとよくなり、スコアも頭打ちになってきましたが、スコアだけではない、エンタープライズ向けで使われている耐久性、信頼性のある製品を一般向けに展開した製品となります。

 付属品は、本体、ケーブル、CD、取付け用ねじ、ステッカーになってます。3.5インチマウンタは今回ついていないので、ケースとの確認したほうがいいと思います。

インテルのハイエンドマザーボードにも使われている、ドクロマークがプリントされています。裏の感じは艶消しっぽくなってます。できれば表と同じ感じがいいなと思いました。
デスクトップの中に入ってしまうと見えないのですけどね(;^ω^)
USBメモリのように使う時には気になるかな～～質感は好きなので、次回よろしくお願いします。ロゴはシールではなくて直にプリントされているともっとかっこいいかなと思いますｗ

インテル330がちょっと厚いですね。730はだいたいEVOと同じ薄さです。薄くなってすっきりしています。

Samsung840EVOが一番軽いです。730は330よりちょっと軽くなってます。デスクトップの場合、重さはあまり重要ではないですが(;^ω^)

 質感がわかるかなと動画にしてみました。ブレピントずれですが(;^ω^)

 330,EVO,730の比較をしながらチェックしたいと思います。

730は、91TBで一日50GBの耐久性能(TBW)になってます。

330、EVOはどちらも20TBで一日20GB

730の耐久性能は330の３倍以上伸びています。

 普通に使うのには20GBでも多いくらいかなあと感じますが、

730は一般からヘビーユーザーまで幅広く、安心して使えると思います。

平均故障間隔(MTBF)は、インテル330の120万時間、EVO840の150万時間から200万時間に上がっています。

比較して気になったのは、消費電力です。２つのSSDよりも多いです。エンタープライズ向けのコントローラーで大きいのかな？勉強不足ですみません。ノートなどに組み込む際には確認しておいたほうがいいかもしれません。次のモデルでは消費電力が下がるともっといい製品になると思いました。 消費電力が大きいので本体も比較的あたたかくなりやすいです。

　私のPCは３年前に組み立てた一世代以上前のものになります。

• CPU　Intel Core i5 2500K @ 3.30GHz
• メモリ　PC3-10600-4GBx2　PC3-10600-2GBx
• マザーボード　ASUS P8Z68-V
• グラフィック　ASUS GTX650-E-1GD5
• OS　Windows8.1 64bit

こんな感じで接続

 ベンチマークソフトでの比較をします。データは1回ずつの計測になっています。

ここでCrystalDiskMarkベンチマークの項目のおさらいをしてみます。

「デフォルト」は、圧縮効率の悪いテストデータでのベンチマーク。
「0Fill」は、圧縮効率の高いテストデータでのベンチマーク。読み書きのすべてを０で行い、SSDのコントローラーのデータ圧縮機能を最高にだせる条件でのベンチマークになります。

CrystalDiskMark 3.0.3bベンチマーク

デフォルト ベンチマーク

４KQD32が強いです。小さなファイルを同時に読み込むゲームなどに有効だと思います。
330と比べると上がっているところが多いですが、EVOと比べると、あまり差がみられません。

Seqは頭打ちなのかな？という感じです。ちなみに730の480GBだとSepのWriteはReadと同じくらいの値になってるようです。240GBもReadあげて欲しかったです。480GB購入なら問題ないですね。

 0Fill ベンチマーク 

4KQD32の値は更に伸びてます。330の4kQD32の値が大きいです。

CrystalDiskMark 5.0.2

新しいバージョンがでたので計測。Windows10で計測。

  AS SSD ベンチマーク

総合ベンチマーク

AS SSDでは「4K-64Thrd」が伸びていて、総合では730が最高スコアになりました。
330と比べると倍以上のスコアです。

コピーテスト 

いろんな大きさのファイルが混じっている場合のコピーを想定した「Game」項目が抜き出てます。ゲームに最適なSSDというのがわかります。

TxBENCHベンチマーク

CrystalDiskMark 3.0.3bの値よりもWriteの値が大きくなってますが、
「4kB QD32」の項目は優秀です。

OSインストール後の容量

730はOSインストール直後も199GBも空き容量があります。容量が少なくなってしまうとストレスがたまりやすいので、今までは大きいプログラムファイルはHDDにインストールしていたけれど、これからは容量をあまり気にせずSSDに安心してインストールできます。これは私には大きいスペックアップです。

WIN SOCRE SHARE

スコアが0.1あがって8.2に伸びてます。

起動比較　BootRacer

330と比べると速くなってます。EVOとはほとんど同じです。

330と730をASUSのロゴから起動まで動画で比較しました。４秒近く縮んでます。

CrystalDiskInfo

330は2013年10月に購入して、総書込量が3.26TB、840EVOは2013年12月に購入して、5.73TBになってます。OSの再インストールなど何回かしたので、予想より使っているなと思いました。公称値では20TBになっているので840EVOはもう4分の1使用したことになりますね。
そう考えると730の91TBの耐久性能には安心感があるなと思いました。 

PCに接続する以外毎日お仕事行く時にジーンズの後ろポケットに入れて持って行ってみました。アルミ材質なのでそのまま座っても私の体重で曲がっちゃうこともなく(;^ω^)　ポケットから出す時に落としたりしてしまいましたが、何でもないです。ケースなし運用でもいけるかな。大事データを持ち歩くのに安心だなと思いました。USBメモリより大きいのでなくしちゃうこともないですねｗ（私はよく探す人なので(;^ω^)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 こんな感じです。アナログな耐久レビューですみません。(;´･ω･)

SSDの性能がどんぐりの背比べ的に頭打ちになっているなか、高い読み書き性能を維持しながら、4kQD32のスコアも高く、バランスのとれているSSDだと感じました。

総書込量は今回のレビューまであまり気にしてませんでしたが、840EVOでは4分の１の5.73TBも使用していたでこれは結構驚きました(;´･ω･)あっという間に耐久性能容量になってしまいそうです。

91TBの高い耐久性能を持たせたインテル730は、

今までのSSD以上に毎日安心して使っていけるSSDだと思います。

これで私のＰＣも安心スペックアップ！！です。

レビュー読んでいただきありがとうございました。

追記で長期の耐久性チェックしていきたいと思います。

【自作PCパーツ】