レビューメディア「ジグソー」

I2Cの温度センサー DIP変換付

秋月電子で販売されている ADT7410 を使った I2Cインターフェイスの温度センサーです。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06675/

 

I2C接続、3.3V駆動なので Arduino/Galileo他マイコン向きですが、温度分解能が16bit、誤差0.5度で補正済みのセンサなので室温観測に使えそうです。

 

ピンは2.54mmピッチで付属している 細ピンでDIP化できます。

 

J1,J2は SCL/SDAピンのプルアップ抵抗を使うときにショートします。

J3,J4は I2Cバスアドレス選択に使います。

 

主な仕様 (秋月電子通商 ページから引用)

・温度精度:±0.5℃@-40℃~+105℃(2.7V~3.6V)
±0.4℃@-40℃~+105℃(3.0V)
・温度分解能:0.0078℃(16ビット設定時)/0.0625℃(13ビット設定時)
・温度校正および温度補正、直線性補正等は不要
・動作/測定温度範囲: -55℃~+150℃
・電圧範囲:DC+2.7V~+5.5V
・I2C互換インターフェース
・消費電流(@VDD=3.3V、TA=+25℃)
ノーマル・モード:210μA(typ)
パワーセービング・モード(1サンプル/1秒):46μA(typ)
シャットダウン・モード:2μA(typ)
・基板サイズ:15×11ミリ
・基板上の入出力端子:4個(VDD,GND,SCL,SDA)

 

使い方ですが、

wsnakのブログ I2C温度センサADT7410を使う(3) (9/30更新)

http://www.wsnak.com/wsnakblog/?p=298

に書かれている13bitの連続モードを使ったコードをそのままGalileoで実行すればちゃんと動きます。

連続で読み出せますが、測定周期より長い間隔で読み取りましょう。

 

24.19
24.25
24.25

と約24℃を指示していますね。

 

精度については16bitモード、読み取りモードとしてはワンショット、1 SPS モードがあります。

消費電力を抑えて実用にするには読取モードをワンショットにするか、1 SPSモードにするのがよさそうです。

 

  • 購入金額

    500円

  • 購入日

    2014年02月26日

  • 購入場所

    秋月電子通商

25人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • いぐなっちさん

    2014/02/28

    Galileoはかなり発熱するということで、設置位置に気を使いそうですね。
  • はにゃさん

    2014/02/28

    いぐなっちさん

    Galileo というか、Quark X1000 SoC の発熱はそこそこ大きいです。
    密閉箱でセンサーをいれたら、ただのマザーボード温度センサーになってしまいますね。

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