大阪府八尾市にある旭食品の創業は1948年ですが、「旭ポンズ」が世に出たのは昭和42年(1967年)だそうです。
もっともっと前から大阪の食卓に並んでいたと思い込んでいました。
あのやしきたかじんが、この旭ポンズをたいそう気に入り、社長に掛けあって特別に小瓶を作ってもらい持ち歩いたという伝説も残ります。
当初、キャップは瓶から離れてしまうものでしたが、たかじんの進言で「カルピスのようなキャップ」が採用されたというのはウィキペディアに書かれているので、多分真実でしょう。
数年前まで京都市内では入手が難しく、大阪の親戚に送ってもらわなければなりませんでしたが、今は販路が広がったようで、地元イオンでも入手可能になりました。
普段はミツカン味ぽんが買い物カゴに入りますが、たまにこれを買ってきてくれます。
ありがとね~。
複雑な旨味が後を引く 他のポン酢とは一線を画する風味
おそらく日本で最も売れているポン酢は、ミツカン味ぽんでしょう。
HPによると成分として
本醸造しょうゆ、果糖ぶどう糖液糖、かんきつ果汁、醸造酢、食塩、
調味料(アミノ酸等)、酸味料、香 料 が記載されています。
対する旭ポンズは
しょうゆ(本醸造)(大豆、小麦を含む)・柑橘果汁(スダチ、ユコウ、ユズ)・醸造酢・風味原料(混合節(さばを含む)・利尻昆布・乾しいたけ)・食塩・砂糖・みりん・醗酵調味料・たんぱく加水分解物・調味料(アミノ酸等)・酸味料・カラメル色素 と記載されていました。
もちろん各柑橘類の詳細や、産地、分量が詳らかに書かれているものではありませんが、
旭ポンズの方に、削り節等の添加を見て取れます。
見た目も、ミツカン味ぽんが透明なのに対して、旭ポンズは不透明ですし、使用前によく振ることが指定されております。
スペックから想像する通りに、普通のポン酢より複雑な旨味が楽しめるとお考え下さい。
大根おろしと合わせてお鍋の伴に供するのが一般的でしょうが、
唐揚げのお供に
サラダドレッシングの代わりにと活躍の場はとても広いです。
正田醤油さんの文右衛門蔵との対決が楽しみです
正田醤油さんの「ぐでたまに捧げるだししょうゆ」のプレミアムレビューのご褒美として
頂戴した「文右衛門蔵」の調味料セットがあります。
その中に「だいだいポン酢」がありましたので、近々 比較してみます。
良い豚が入手出来た時に、豚ちりを楽しみ その模様を書きますね。 あぁ楽しみや。
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購入金額
600円
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購入日
2015年12月頃
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購入場所
イオン
やくりさん
2016/01/10
うちもご多分に漏れずミツカン味ぽんですが以前、下関にある大津屋のふくしょうゆ
をふぐ鍋に使ったことがあります。
味ぽんよりマイルドに仕上がっているのでこれと比べてみたいです。
フェレンギさん
2016/01/10
味の表現は難しいですが、誇張して例えますね。
ミツカン味ぽんを「ウスターソースと、とんかつソースと、トマトケチャップと、タバスコを混ぜて作ったハンバーグ用ソースだとすると、旭ポンズは、ドミグラスソース。」
って云うのはホントにオーバーですが、なにせ複雑な旨味が感じられます。
1000円ワインに対して、2000円も出さなくても「たまに出会う複雑な風味のワイン」とも云えます。
通販でも買えますが、お近くで見かけられたらぜひお試し下さい。
ご感想も聞きたいです。
KAOさん
2016/01/10
ポン酢好きなので試してみたいな~と悩んでたところフェレンギさんのレビューが!
お店にまた行ったら今度は迷わず買ってきたいと思います。(*´ω`*)
フェレンギさん
2016/01/10
きっと日本には大手メーカー以外でも、たくさんの美味しいポン酢があると思います。
それぞれの土地の美味しいものに合う美味しいポン酢があるんだと思います。
この旭ポンズも、そのひとつ。 私は今のところイチバン美味しいと思ってます。
ぜひ試してくださいね。
jakeさん
2016/01/10
以前、何度かもらったことがありますが、湯豆腐とかによく合います。
ミツカンのしか知らなかったですが、結構ちがいますよね。
フェレンギさん
2016/01/10
私も最初は親戚からいただきました。 当時はイオンなどでは買えませんでしたが、今は販路が大きくなったようです。
年齢が上がるに連れて、マヨネーズやドレッシングを使わなくなり、サラダにポン酢という構図です。
ポン酢のレビューに、たくさんのコメントが戴けるとは、全く予想してませんでした。
ありがとうございます。