以前は、社外での打ち合わせ時には、ハイパフォーマンスノートPC(3kg弱)を持ち歩いていましたが、最近では、Surface Pro 3を持ち歩いています。
しかし、PCが要らない打ち合わせや、個人的に秋葉原を散策する際には、Surface Pro 3でも重くて負担になります。
もっと身軽にしたいのですが、WEB閲覧やPC用メールチェックは、スマホを使うと老眼の身には一寸きつい!
zigsowで皆様方の8inchタブレットのレビューを拝見させて戴く度に、羨ましく思っていました。
そんな中、見つけてしまったのです。
Windows 8 ProのDSP版程度の価格で買える中古8inchタブレットを!
税込み17,800円で、64GB eMMC搭載 DELL VENUE 8 Pro (RED)が買えるのです。
中箱及びOffice 2013 Home and Businessが無いとのことですが、気にしません。
Officeは、使っていないライセンスが未だ余っているし、個装箱も不要です。
店頭で本体とクイックスタートガイド,ACアダプター,USBケーブルの入ったエアキャップ製の袋を受け取りました。
汚れた外装箱はお店の方に処分をお願いし、カバンに放り込みました。
最近では、Full HD以上の解像度を持つ8inchタブレットも増えてきましたが、価格には勝てません。
常時携帯用なので、キーボード購入は見送りました。
395gと、とても軽量な本体なのに、本体カバーやキーボードを持ち歩いて倍の重さ近くになる位なら、Surface Pro 3+Type Coverがあるのですから…
折角低価格で購入できたのですから、雑に扱ってみたいと思います。
暫く使ってみて、周辺機器をどうするか考えたいと思います。
今回購入したDELL VENUE 8 Proと現在利用中のスマホとの表示比較です。
DELL VENUE 8 Proが、1280x800pixel , SONY Xperia Z1が、1920x1080pixelなので、表示エリアは、Xperia Z1の方が広いので一覧性には優れていますが、なんせ小さい。ピンチを繰り返して見ると、結局狭いエリアしか見えません。
DELL VENUE 8 Proは、Surface Pro 3の約半分のパネルを持ち歩く感覚です。(重さも約半分)
先ずは、外観ですが、今回購入した DELL VENUE 8 Proは、レッドです。
液晶表示面からは、細い赤い淵が見える程度なので、派手な色でも視界を邪魔するものではありません。
背面は。背面パネルの中央に配置されたDELLのロゴを中心に同心円状に大きめの溝がデザインされていて、背面の金属パネルに赤のラバー系樹脂塗装が施されています。
ラバー系の樹脂なので、グリップの助けにもなるうえ、テーブルに置いても滑りにくく、冬でも冷たく感じません。
当初、背面パネルはFRP等の樹脂成型かと思いましたが、USB端子やmicro SDスロットを見ると、金属の様です。
どこにも放熱穴が無いので、放熱を考慮しているのかもしれません。
本体の背面やサイドのスイッチ周りには淡いグレーで、シルク印刷が施されているのですが、本体色が赤ということもあり、全く目立ちません。
最初は汚れかと思いましたが、よく見ると、Windowsボタンのロゴマークだったり、SDという文字とmicro SDカードデザインマーク、充電マーク(USB端子)、電源ボタンマーク,背面のIntel insideロゴだったりします。
もう少し、配色を考えて欲しかったですね。
装備されているキーは一般的なのですが、Windowsボタンが、液晶面ではなく、端面に付いています。
液晶面だけを見ると、これはAndroid OS?と思ってしまいます。
Surface Pro 3と異なり、Windowsボタンが、ハードウェアスイッチなので、スクリーンショットを撮る際には誤動作も無く快適でした。
スクリーンショットは、Windowsボタン+ボリュームキーのマイナスボタンの同時押しです。
重量は、実測で492gと仕様よりわずかに軽かったです。micro SDXC 128GBを挿した状態での計測です。
付属品は、充電用USBケーブルと、5V2AのACアダプターで71gでした。
基本的に電源は持ち歩きませんが、宿泊を伴う場合でも71gという軽量さは助かります。
試しに、スマホ用に持ち歩いているバッテリーでも充電できることを確認しましたが、一般的なPCのUSB端子や、1A出力程度のACアダプターでは充電できませんでした。注意が必要です。
純正のACアダプター&ケーブルで充電すると、1.7A程度で充電されているようで、VENUE 8 Proは、高速充電専用の仕様になっているようです。
上記仕様はWEBカタログ(PDF)からの抜粋なのですが、メモリーが、DDR3L-RS1600MHzと記載されていますが、実際には、1333MHzでの動作の用です。
どうも以前のオーナーが3年保障に入っていたみたいで、保証期間があと2年間残っています。
初めてのAtomプロセッサーです。4コアで1.33GHzというクロックですが、仕様では1.83GHzまではクロックアップしてくれそうです。
システムとしては最大4GBまでサポートするようですが、2GBしか実装されていません。メモリーはDDR3-1333のようです。
Wi-Fiカードは、クァルコム製のようで、11aで300Mbpsでつながりました。
eMMCは、Samsung製の64GBタイプです。規定状態で残りは37GB程しか残っていません。
micro SDカードにコンテンツを入れることにして、SanDiskの128GBのものを挿しました。
グラフィックは、インテルHDグラフィックスです。
今回の8インチタブレットは、WEB閲覧やメールチェック等比較的軽い作業と、電車での移動中などでの音楽再生で動画再生がメインとなります。
比較的重たい処理でも、MPEG-4 AVCコーデックで、8Mbps程度のビットレートでエンコードしたフルHD動画の再生なので、(スマホでもできている)大丈夫だと思いましたが、余裕で再生できました。
このスコアをみると、インテルHDグラフィックスのパフォーマンスは結構きつそうです。
それ以外は、Core Duo 2GHzを搭載したノートPCのパフォーマンスを凌駕しています。
やはり全体的に低調ですが、バランスは悪くないと思います。
今回、一応 Office Home amd Businessをインストールしたのですが、メールに添付されているドキュメントを見る位であれば、十分に実用的だと思います。
メイン機にするには辛いかもしれませんが、緊急時には強い味方になってくれると思います。
購入当初は、シーケンシャルリードも60MB/sを切る程度のパフォーマンスでしたが、BIOSをA04からA10にアップしたところ、100MB/s程度のパフォーマンスが出るようになりました。
これだけのパフォーマンスであれば、十分ではないでしょうか。あとはやはり容量ですね。
OneDriceとmicro SDカードを併用して使っていきたいと考えています。
SanDiskのExtream Proを挿して計測しましたが、大したパフォーマンスは得られませんでした。
やはりカードリーダーがUSB接続(USB 2.0?)なのが効いているようです。
この程度の速度なので、SanDisk Ultra 128GBを常用することにしました。
私が想定した使い方では、必要充分なパフォーマンスを持っています。
何といっても、手軽にWindows PCを常に持ち歩ける安心感は、とても良いものです。
Windows 8からは、スマホをBluetoothで登録しておくと、PCから簡単にテザリング接続(スマホが切り替わる)できるので、とっても便利です。
OfficeとAcrobatをインストールして残り29GBのeMMCに、保険の意味で多分使わないであろうAdobeアプリを入れるか、持ち歩くデータを増やすか、使いながら検討して行きたいと思います。
また、今回試した中では、USB端子に接続したポータブル(2.5inch)HDDが起動できませんでした。
多分補助電源付きのHDDでないとダメそうなので、少し容量のでかいUSBメモリーでも購入しようと考えています。
色々クセはありますが、ちっちゃいのに健気に頑張ってる4コアのタスクマネージャーを見ると愛着が湧いてきます。
目いっぱい使い倒したいと思います。
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購入金額
17,800円
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購入日
2015年02月20日
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購入場所
じゃんぱら新宿
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