国産ヘルメットメーカーではSHOEIとAraiが有名ですが、シェアだけで言えばOGK KABUTOが一番らしいです。

まぁ、原付スクーターとか被る安いヘルメットも作っているからだとは思いますが。

昔からバイクに乗っている人達は、口を揃えて安全神話のArai、もしくはSHOEIにしたら？と言いますね。

私は初めて買うヘルメットに、OGK KABUTO製のAEROBLADE-III LINEAをチョイスしてみました。

価格的に安いという点もありますが、バイク用品店の店員さんのオススメでもあるからです。

※自転車用ヘルメットもOGKだったりします

OGK KABUTOのヘルメットにも、色々と種類がラインナップされていますが、私が購入したAEROBLADE-III（LINEA）とFF-5Vはガラス繊維製ですが、それ以下のヤツは強化プラスチックです。

流石に強化プラスチックは怖いので、ストリート向けのAEROBLADE-III LINEAにしました。

同じサイズのFF-5Vはレース向けという事もあり、タイトフィットで締め付けられる感があり、長時間のツーリングには厳しいかな？とも感じました。

このAEROBLADE-III は、かなり軽いです・・・心配なくらい（笑）

半日近く走っても、首が疲れたと感じた事はありません。

※勿論、途中で休憩もしています

また、高速道路で100Km/h巡航していても風圧で首が持っていかれそうになる事も無いです。

自動車でもそうなのですが、車線変更時等に必ず目視確認しますが、100km/h巡航中に斜め後ろを向いても風圧の影響も少なく、危険を感じた事もありません。

凄いです。

空洞実験から生み出された、このエアロ形状が高速走行時の安定性を実現してるようです。

しかも、AEROBLADE-III は一体成型で作られてる（FF-5Vは別パーツ）ので、軽量化にも貢献しているみたいですね。

SHOEIでも同様の形状をしたヘルメットがありますが、OGKにパテントを支払ってるらしい。

Araiは、転倒時に路面等に引っかかる不安がある為、出っ張りの少ない昔ながらの形状をしているそうです。

良い事ばかり書いてますが、AEROBLADE-III にもデメリットもあります。

風切り音が煩いです・・・

防音材が少なかったりするのだと思うけど。

カウルがあるバイクなら、カウルの影に隠れるとマシになります。

とあるブログで、隙間に吸音材等を詰めて多少改善した！という記事もありました。

皆さん、ピンロックって知っていますか？

ソロのロックミュージシャンとかじゃ無いです。

曇り止め効果のあるシールドに貼るシートです。

少し見辛い写真ですが、シールドの内側に何か貼っていますよね？

これが、ピンロックです。

シリコン製のシールが付いたシートで、密閉された空気の層を作る事で、曇り難くするのです。

自動車ならエアコンで窓の曇りは取れますが、ヘルメットにエアコンは付いていません。

ピンロックの効果は絶大で、雨の日や寒い夜の走行でも曇りませんでした。

まぁ、ピンロックのエリア以外は普通に曇りますけどね（汗）

これが標準で付属しています。

ピンロックは、シールド側に固定ピンが無いと取り付け出来ませんし、単体でも数千円するのでお買い得感がありますね。

ただし上記の写真の通り、ピンロックのエリアが小さいので、視界にピンロックの境界線が入って来ます。

特に上目使いの時に・・・

他にオススメな点と言えば、顎紐がDリングって事でしょうか。

簡単に付け外しが出来るように、ワンタッチロックというのがありますが、安全面ではDリングタイプの方が良い気がします。

そして、内装が取り外し出来るのと、クールマックス製で汗を吸ってもサラサラ感がある所でしょうか。

ただし、ツーリングの度に取り外して洗うのは手間なので、気休めですがプラズマクラスター搭載の空気清浄機で強制乾燥させていますよ。

この空気清浄機には、プラズマクラスターシャワーという機能があるので、そのモードを使います。

一緒に、ジャケットやグローブも消臭していますが、オススメですよ♪

※空気清浄機の上にヘルメットを置いて、ジャケットの裾を被せます。こうすると、ヘルメット内部やジャケット内部全体に空気が流れます。

デイトナというメーカーが、バイク用にプラズマクラスター消臭機を販売してるので、多少でも効果はあるのだと思います。 

最後に、このヘルメットの涼しさですが、比較するヘルメットが無いので、なんとも言えません。

走行時は良いですが、停車時はシールドを開けないと暑いですね。

私はLサイズを使っていますが、XLとLサイズは帽体が共通なのでデカイです！

その分、衝撃吸収の発泡スチロール？が厚めなハズなので、安全かもしれません。