アンドロイド端末といえば、タブレットやスマホなどタッチ入力が基本ですが、ゲームはゲームパッドやアーケードスティックなどでやりたいという気持ちもあります。
特に最近増えている据え置き機からの移植作品ではタッチでは操作感が非常に悪いものも数多くあります。
当然の帰結として、いくつかの会社からゲームパッドがでており、今回NYKO PlayPadという製品を購入したので紹介します。
■機能
iOS、Android機に対してBluetooth接続デバイスとして接続するものですが、以下の4モードから選択することになっています。
・iCadeモード:iPadのiCadeという機器と同じ通信方式で操作できる
・HIDゲームパッドモード:Android用Bluetoothゲームパッドとして認識される
・マウスモード:マウス操作が方向キーとボタンで可能になる
・Appモード:NykoPlayGroundというアプリでキーボード操作を割り当てられる
■付属品・外観
付属アイテムはタブレット、スマホスタンド、USB充電プラグ、全部入るケースの3点です。
充電プラグはケーブルがない珍しいタイプです。ケースは全部がパズルの様に収まるの非常に気持ちの良い作りになっています。
中心の家マークがホームボタン兼ペアリングボタンです。XBOX360の真ん中ボタンのパクリ的デザインだと感じました。
コントローラはボタン以外が艶消し仕上げになっていて、持った感じが非常に良いです。真ん中がへこんでいるので、ホールドもしやすくなっています。
モード切替は上部のスイッチで行います。
■キー操作感
キー操作感はアナログスティック以外は良いです。アナログスティックはPSPのようにパッドを水平移動させるのですが、固くて微調整は無理です。
方向キーはなめらかなレスポンスで、クリック感がないタイプです。特殊なのがL2、R2トリガーで、ただのばね付レバーになっていてクリック感がないボタンになっています。ほかのゲーム機で十字キー、アナログスティック以外にクリック感がないボタンは少ないと思いますが、これはこれで快適です。
■対応ゲーム
タッチ操作を模擬できるということで購入したのですが、公式サイトに書いてあるにもかかわらず、その機能は開発中ということでした。
となるとHIDゲームパッド接続かiCade接続になります。マウス接続は本当にマウスなのでゲーム向きではありません。また、やりたいゲームはキーボード操作に対応していないのでキーマッピングも論外です。
HIDのAndroid対応ソフトは公式サイトに書いてありましたが、やりたいものは一つもありませんでした。しかしながら、下記のゲームは全操作を実現できました。
斑鳩(HIDゲームパッドモード)
Blazing Star(HIDゲームパッドモード)
Raiden Legacy(iCadeゲームパッドモード)
全部シューティングなのは最近はまっていることに加えて、他のジャンルだとタッチでもなんとかなるためです。もともとRaidenLegacyをやりたくて買ったのでその点では満足しています。あわよくばタッチ操作のケイブシューティングもできればと思っていたのですが・・・。
■全体の感想
開発中の機能をあたかも実装しているように書くのは半ば詐欺行為なのですが、HID、iCadeモードである程度のゲーム対応ができるようなので、とりあえず使っていきたいと思います。
個人的に色使いなどの見た目が非常に気に入っているので、持っているだけでも所有感に浸れます。
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購入金額
5,250円
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購入日
2013年04月頃
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購入場所
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