内容(「BOOK」データベースより)
平隠な一生を送る筈だった13歳のルウに、新しい運命が訪れた。蒼い人が残していった“アンマ・ギリの白金”で作った刀に記された〈アンマの記号〉。そこには、「オゴの箱舟を捜せ。そして雨の斧を使ってそれを開けるように」と印されていた。少年の長い長い、冒険とロマンの旅が始まった。美少女キイ・セルの奇妙な予告。神話と現実が混沌とした世界で、少年は少女に恋し、少年の白金の剣が舞う。アニメ界の鬼才が放つ、書下し青春ファンタジーロマン。
安彦さんの2冊目の小説です。
この作品のネタ元は、ドゴン神話。
ドゴン族
ドゴン族(Dogon)はマリ共和国のニジェール川流域に面したバンディアガラの断崖(バンディアガラ山)に居住する民族。人口は約25万人。
ドゴン神話
天文学に関する知識を多く持つドゴン族は、それに由来する神話を数多く持ち、フランスのジェルマン・ディータレンやマルセル・グリオールといった研究者によりその詳細が紹介された。この学術論文は1950年にアフリカ学協会誌に『スーダン原住民の伝承によるシリウス星系』という名で発表がなされている。ただし、この神話に関して、本当に古来からあったものかどうかについて(未開部族として彼らが作り上げた神話なのか、何らかの形で文明人と接触した上で創造された神話なのか)の結論は出ていない。
「クルドの星」などにもみられる、原始種族と地球外生物の接触っていう安彦さんの好きなテーマですね。
この作品はアニメ化(OVA)が発表され、広告も打たれてました。
いつの間にか流れましたが、どのくらい完成していたんでしょうね。
今となっては検索しても何も出てこない。
「ルウは風の中で」って曲を堀江美都子が歌ってるんですよね。
833個目。
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購入金額
680円
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購入日
1988年02月25日
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購入場所
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