■パッケージ
どうなるだろうとレンジを見ていたが、
思ったより膨らんで最初は少しびっくりした。
袋がパンクしないか心配したものの、取り出してみて納得したのが　「蒸気逃げ口」　の存在。
中に蒸気がたまり袋が膨れる事で、通常は接着されている袋内側が剥離し穴を開ける仕組み。
だから箱ごと、さらに斜めにした状態で温めろと指示が書いてあるのですね。
おそらく袋だけを水平に置いたら中身が漏れた事でしょう。
また、レトルト袋素材も厚めのしっかりしたもので、膨張にも十分に耐えられる仕組みになっていました。

■味

「甘口」　というのが　「辛くない」　という意味だと思っていたのだけど、
いやもちろん辛くは無いが・・・本当に　味付けが甘い　とは驚いた。
チャツネに使用されるようなフルーツのこってりした味である。
ほんの少しペッパーの風味があるが、食後に残るような辛さはまったく無い。

やはり全体的に香辛料も控えめの味設計のため、むしろシチューに近いかもしれない。
辛いのが苦手だけどカレーが食いたいという方にはいいのだろうな。
甘くてもちゃんとカレー風味を感じられる一品だ。

■総評

ううむ、自分的にはもう二度と買わないであろう商品だな。

既に「辛いのが苦手な人に、子供用に」といった表現をしたが、

そもそも辛いものが食したいからカレーを選ぶのだろう？　っと突っ込みながら書いた。

インド料理の観点であれば辛くないスパイスで味付けする料理も当然ある訳で、

そういう「甘いインド風煮込み」とすれば美味しい品なのかもしれない。