奇跡の少女ジャンヌ・ダルクが火焙りに処せられてから10年。ジャンヌに憧れる少女エミリーは、ジャンヌの幻に導かれ彼女の跡を辿るかのように、人と歴史の過酷な宿命に巻き込まれ…。
昨日に続き、ジャンヌ・ダルクもの、2作品とも1995年の作品です。
何かブームでもあったんでしょうか(汗)
この作品は安彦良和さんが、全編オールカラーで描き下ろした最初の作品です。
珍しく原著表記があるタイトルで、「虹色のトロツキー」を読み感銘を受けた大谷暢順から、自らの著作「聖ジャンヌ・ダルク」のコミック化を依頼されたのが始まりだそうです。
最終的に原作から大きく外れ、ジャンヌが出てこないオリジナルストーリーで描かれました。
なのでこの作品の主人公はジャンヌ・ダルクではなく、エミール・ド・ボードリクールという少女です。
最近流行の他人の手によるデジタル彩色とは雲泥のクオリティです。
比べるのも失礼ですが…。
ペラペラめくっているだけで幸せなになれる本です。
669個目。
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購入金額
1,300円
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購入日
1995年10月15日
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購入場所
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