シアトル州立タコマ工科大学に通うアキオは友人の口車に乗せられ格闘賭博に出場し、放校処分を受けてしまう。自暴自棄になったアキオは自ら望んで処分のきっかけになった「格闘賭博」に身を投じていく。順調に勝ち進んでゆくアキオ。しかし仲間の裏切りにあい雇い主から解雇されてしまう。
アキオの二人目の雇い主は三流ギャングのヘンドリック。雇われたものの試合に出してもらえず練習ばかりさせられる日々。そんなある日、突然インディアン保留地に連れて行かれるアキオ。そこで命じられたのは保留地紛争に参加しインディアンを捕まえることだった。ヘンドリックの狙いは雇った闘士を戦争屋の兵士として使うことだったのだ。
彼がそこで見たものは人権を無視した行い、そして残酷な現実。闇社会に踏み込んでしまったアキオは非常な戦いに巻き込まれていく――。
1980年10月31日に発行された安彦良和さんの『シアトル喧嘩エレジー』です。
表紙、カラー口絵も安彦良和さん。
イラストも描く小説家の先駆けでしょうか(適当)
唯一のハードカバー小説です。
安彦さんがガンダム終盤で、身体壊して入院してる間に書いた小説。
最後にガンダムを作監したのが 1979年11月3日の第31話「ザンジバル、追撃!」
アリオンの1巻が1980年11月10日の発売なので、初めて出版された本となります。
651個目。
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不明
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