マイクロソフト社のBluetoothキーボードWedge Mobile Keyboardのレビューです。

タブレット向けにデザインされモバイル用途に最適なコンパクトキーボードです。　折りたたみなどのギミックではなく剛性がしっかりした打ちやすいサイズの高級感あふれるキーボード。

Windows8専用のショートカットキーが用意されていますが、AndroidやiOSでも一般的な入力は可能でタブレットPCのスタンドにもなるキーボードカバーがついてきます！

同じマイクロソフト社のWedge Touch Mouseと同様の箱で非常に質感の高い梱包がされていますが、マウスより大きなキーボードなので迫力があります！

ドライバーの入ったCDなどはなく、箱の中身は本体、カバー、電池、説明書（ペアリング方法など）と保証書の5点セットでかなりシンプル。　

金型の作り込みから表面処理などWedge Touch Mouseでも感じましたがかなり気合を入れて作りこみがされた非常に高級感のある製品です。　キーボード裏側のアルミ部分まで含めて非常に精度よくコンパクトにまとめられていて所有欲をかきたてる！

単四電池2本で駆動する製品ですが電池は裏側の樹脂部分に綺麗に収まります。　電池収納部分がちょうどキーボードを打ちやすい絶妙の角度にしてくれます。　変に調整可能な爪があって壊れたるするよりこの様が好感がもてる。。

本体重量は電池込みで466g。　でもこれはラバー製のカバー込の重さなので本体だけであれば300g以下と非常に軽量！

電池挿入箇所の反対側はペアリングのためのスイッチになっており無駄のない作り。

101×257×21 mmと小型のキーボードとしてはキーピッチ（18mm)も十分に確保されており、大昔に使用していたソニーバイオC1のキーボードより大きくて慣れればブラインドタッチ問題無さそうです。　

今流行のアイソレーションキーボードではなくぎっしりと端から端までキーボードがありますが、その分全体がコンパクトになっておりタブレットPC向けとしてよくできています。　アイソレーションキーボードでキー間に指をおいて休ませる癖があるのでちょっとアジャス必要ですが。。

さすがにポータブルキーボードなのでストロークは浅いですが、しっかりとした打ちごたえがあり反応は悪くないです。

バッテリーインジケーター及びBluetoothペアリングの歳のインジケーターLEDの（緑と赤）はF7の下にあります。　

キボードの厚みですが、マウス、ソニータブレットSと並べた感じでは十分薄い！

十分に剛性のあるアルミでバッキングされているので非常にソリッドな打感がありカバンの中に押し込んでも壊れたりしない安心感があります。　折りたたみのギミックは好きですが、プロ用のツールみたいな完成度がありWedge Mobile Keyboardおすすめです。。

キーは日本語配列の84キーでよく見かけるラップトップコンピューターの配列と類似しています。

ファンクションキーは12個でFnキーと併用で使用します。（Android4.0.3などタブレットではでは意味がないので使用頻度は低いと思います）

タブレット用として非常にありがたいカーソルキーはちゃんと4個揃ってます！　でも↑↓のキーが極小！

FnキーとEscの同時押しで電源ON/Off（1秒長押しでOn)Offに関してはカバーをかぶせるかFnキーとEscの同時押し3～5秒。　

キーボードサイドのペアリングは電池収納部分の反対側にあるペアリングスイッチを3～5秒長押し、F7下にあるLEDが緑と赤に交互点滅している6分間の間検出可能になります。

写真がうまく取れなかった...

ソニータブレットSサイドはマウスと同じ要領ですが、認証のためにキーボードから数字の入力を求められます。（これはiPad2でも同じ）

キーボードカバーをスタンドとしてiPad2と組み合わせるとこんな感じで角度の調整などもかなり広範囲にできるので使いやすいです。

カバーがスレートPCをしっかりホールドするので電車の中とか揺れても大丈夫そうです。

でもソニータブレットSとか本体の形状次第では横置きOKでも縦置きは...

出張道具3点セットにしてみましたが、これならカバンに突っ込んでもそれほど負荷がかからないで効率良く仕事で気そうな気かする。。

Android4.0.3で使用した感じですが、通常本体の方で英語入力にしているので日本語入力に切り替える際いちいち本体の方でキーボード呼びださなければいけないのが面倒。　本体は日本語にしておきWedge Mobile Keyboardで半角/全角切り替えることで対応しますが、一瞬日本語入力できなくてパニくりました。　

Windows8用のショートカットキー及びファンクションキーですが、メディア・コントロール以外はAndroidでは対応していないです。　メニューキーはちゃんと機能するので操作性に全く問題はなし。

全体にOSサイドの問題もあると思われますが、英語入力はかなり完成度が高く使用できますが、日本語入力に関してはキーボードの操作も含めてもう少し完成度が高くなるのを待ったほうがよさそうです。しかし、スクリーンキーボードが表示されないだけでもかなり効率が上がるので十分かな。

このスクリーンキーボードに取られているエリアが表示に使えるようになるだけでかなり＋。。。

このレビューの一部は実際にWedge Mobile KeyboardをPCに接続して試してみましたが、長文の入力、スピードなどタッチパネル入力とは比べ物にならないです！　かなり頻繁にメールのやりとり、顧客訪問前のプレゼン手直しなどソニータブレットSで作業することが多いのでWedge Mobile Keyboardがあれば入力スピード3倍くらいになりそう。。

明日からの出張恥ずかしいけど新幹線の中で写真撮って来ます！

9月24日　追記

出張は明日に延期になりましたが、都内で移動があったので途中マクドナルドで小一時間メールチェックなど。　

小さな机でしたが、キーボード、マウス共にサイズ的には全く問題なし。

さすがにキーボードを使用して入力すると今までの簡単な返信と違ってちゃんとコミュニケート出来る！

Wedge Mobile Keyboardのカバーはスタンドになるので非常に便利ですが、約200gはちょっとおもすぎる印象です（でもないと辛い。。。）　マウスに関しては都度ペアリングをしなおさないとつながらない現象が発生していてちょっと気にかかります・・・会社の北欧風木目の机ではジャンピーであまり反応が良くなかったですが、マックでは完璧でした！