レビューメディア「ジグソー」

ソノラマ版も角川版も、1巻の表紙はシャア…。



富野喜幸(由悠季)による、ガンダムのノベライズ本です。

表紙、イラストは代打屋「美樹本晴彦」。

テレビシリーズ放送中の1979年11月ソノラマ版の1巻が発売されました。

原作でもいわゆるノベライズでもなく、独自の展開を見せます。

続編のΖには、アニメにも小説版にも、ついでに映画版にも繋がりません。


<1巻でのテレビとの大まかな差異>

フェニックス(ホワイトベース)は地球には降りないし、サイド6にも立ち寄らない。

アムロは両親と再会しない。

フラウ・ボゥとカツ・レツ・キッカはルナツーで降ろされる。

ガルマやマ・クベとの戦闘はすべて宇宙。

セイラの性格、ランバ・ラルの存在感…。

1巻でフェニックス(ホワイトベース)はテキサスコロニーにて撃沈される(2巻からは別の船)。

撃沈されたホワイトベースからニュータイプ能力でクルーたちを導くのはセイラ(オリジンぽい?)。

ララァはサイド5出身の戦災孤児、娼婦設定?はこの小説版。

アムロはシャア&ララァとの戦闘でガンダムを失い、コアファイターで漂流。
















781個目。
  • 購入金額

    580円

  • 購入日

    1987年10月頃

  • 購入場所

19人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • yookano794さん

    2013/06/09

    セイラさんの「この男が、私の男を殺した」発言があるのが、コレでしたっけ?
    他にも、ララァはすぐ死んで別のニュータイプの女性キャラが出て来たり、全体にミリタリー調が強かった様な気が…

    安彦さんが倒れた頃で、挿絵が非常に残念だった記憶があります。
  • UDさん

    2013/06/10

    yookano794さん>

    正確には「”あの男は、私の男を殺した男……”」です。

    女性ニュータイプは「クスコ・アル」ですね。

    でもよく覚えてますねーw

    挿絵は絵コンテ職人の「青鉢芳信」です。

    アニメも最後のほうの7話くらい作監いませんしね(汗)

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