レビューメディア「ジグソー」

子ども用番組をRECBOXに集約したい!!

複数の部屋にあるレグザのTV。時間帯が丁度重なって「3台とも録画」という場合があり、
一番見やすい2Fの居間で、見たい子どもの番組が撮れない=2Fで見られない、
というパターンが往々にしてありました。

子ども用番組の録画データを、すべてRECBOXに集約できれば、上記の問題は解決できます!
そして、どうしても手が離せない時にも、2Fで番組をちょっと見せ、1Fでさらに続きを見せる、
ということもできそうです。

家事が楽に…というようになれば、嬉しいですね。

「RECBOX」シリーズは、録画した地デジ番組を家じゅうどこでも見られる「DTCP-IP規格」に対応したハイビジョンレコーディングハードディスクです。
今回のIHVL-AVS2.0は、iVDRスロットも搭載していて、カセットHDD「iVDR-S」を挿し替えることで、TV番組をさらにたくさん録画できたり、ビデオテープ感覚で簡単にライブラリ化したり、iVDR-Sに対応した機器があれば、外に持ち出してみることも可能なのだそうです。

詳しくはDTCP-IP対応 iVDRスロット搭載ハイビジョンレコーディングハードディスクHVL-AVSシリーズをご覧になってください。

まずは中を開けてみます。

アイオーさんの化粧箱は、いつもわかりやすくていいですね!
やりたいことができそうな気になってきます。
付属品もシンプル。
本体とACアダプタ、ACケーブル、LANケーブルと取扱説明書のみです。

本体の右側にiVDR-Sスロットがあり、ここからカセットHDD「iVDR-S」を挿し替えます。
本体ランプで現在のRECBOXの状態がわかるようですね。

背面には、USBポート。さらにHDDを増設することもできます。
機能スイッチでは、
・録画先を本体HDD←→iVDR-Sに変更する
・USB機器を取り外す
などができます。

今回は、別売りのカセットHDD「iVDR-S」も一緒に頂きました。
こちらもすっきりとした印象です。

今回はで外付けHDDに録画したものを、
・他の部屋/別の階にある「東芝LEDレグザ(いずれもRE1)」で視聴できるようにする
・家庭内LANにつなげたPCで閲覧できるようにする

のが目標です。

東芝LEDレグザRE1は、LAN接続でのTV録画はできないので、
あくまで他の外付けHDDに事前に録画したものを「RECBOXにダビング」して
閲覧ということになります。

まずは、家庭内LANのどこかに「RECBOX」を接続しなくてはいけません。
ワークグループにさえ入っていれば良さそうなので、
LANのポートが余っている寝室に設置してみることにしました。

あとは、TVから初期設定をしてしまいましょう。

「設定の画面」は、ブラウザで見られるようになっています。
ですので、まずはレグザ内蔵のブラウザから、IPアドレスを叩きましょう。
マニュアルにやり方はしっかり書かれているので、順番にさえやれば難しくありません。

あとは「かんたん設定」を選んで、名前だけは変えましたが、
他は変えたいものも特にはないので、次へ次へと進めていったら終わり。

しかし、ついでに詳細設定を見ていたら思い出しました!
今の今まで忘れていたiVDR-Sカセットを入れておきまス…。

カチッウィーンの音が気持ちいいです。ちゃんと認識~。
カチッウィーンの音が気持ちいいです。ちゃんと認識~。

ここまでできたら、録画番組を見られるように、
RECBOX内にデータを入れるだけ!

「レグザリンク」から入れしたい番組を選んで、黄色の「ダビング実行」を押せばオッケー!
「レグザリンク」から入れしたい番組を選んで、黄色の「ダビング実行」を押せばオッケー!

レグザの仕様上、同時ダビングは16番組まででした。

「レグザリンク」から「RECBOX」を選んで視聴すれば、
どこのTVからでも見られるようになりました!

やっぱりカンタンかも~。

このRECBOXシリーズは、PCからでも共有することが可能で、
購入者に提供されている「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」というソフトを使うと、
RECBOXに録画した番組を、ホームネットワークを介して、パソコンで再生することもできます。

まずは、PCからアクセスしてみます。

Windowsのマークから検索窓を開いて、
さっき手に入れたIPアドレスを叩きます。

じゃあ、このcontentsフォルダの中に娘のビデオを入れておけば、
理論上はTVからアクセスして見られるはず!

ネットワーク転送可能なフォーマットは、
動画:mpg moe mpeg m2p vob tts mts m2ts wmv
画像:jpg jpeg
音楽:mp3 wma lpcm pcm
だそうです。

コンテンツサーバーソフトが入っていないRECBOXの動画は、
レグザではリアルタイム変換できません。
ですのでカメラで撮った娘のビデオは、後で何かツールでmpeg2あたりに変換しておいて、
RECBOXに入れ、視聴する必要があります。

今まではネットワーク上のPCのMOVファイルは、
「レグザリンク機能」を使ってリアルタイム変換で見れていたので、これはちょっと残念ですね…。

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7/3追記

手持ちので撮影した動画を、で変換し、RECBOX内のcontentsフォルダに入れ、視聴しました。
結果は、NTSC形式のmpgのみ、再生可能でした。
「転送可能」となっていても、レグザで再生できるとは限らないようです。

変換データの詳細は、日記の方に貼り付けていますので、
よろしければそちらをご参照ください。



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しかしながら、PCから操作できるメリットは、名前の変更やフォルダ操作がしやすいことです。
TVリモコンで名前を付け替えようとすると、指がとてもツリそうになります…。

レグザ上は、「レグザリンク」ボタンから視聴すれば何も問題ありませんでした。
PC上で視聴する場合は、サポートライブラリから
「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」をダウンロードしてきます。

同時に1台のPCで使用可能、だそうなので、
持ち運びやすいノートPCに入れておこうと思います。

「iVDR-S」という技術を私はほとんど知らなかったのですが、
Information Versatile Device for Removable usage (様々な用途に使え、持ち運びできる情報デバイス)の略であり、大容量ハードディスクを内蔵した、
デジタルハイビジョン時代のリムーバブルメディアなのだそうです。
高速アクセスが可能で、ブルーレイの約2倍の速さでダビングができたり、
「iVDR規格」対応した製品であれば、PC機器からAV機器までハードウェアで
相互使用が可能なのだとか。

(参考:iVDRコンソーシアム公式

今回の「RECBOX」HVL-AVSシリーズには、「iVDR-S」スロットがついています。
iVDR-Sメディアを挿しておくだけで、RECBOX内蔵HDDと変わらずアクセスができ、
直接ダビングすることも、RECBOX内データから移動させることも可能です。

準備らしい準備もほとんどいりません。
そのままスロットに差し込んで、設定画面から操作するだけ。楽チンですよね~。

ただ、設定画面からしかアクセスできませんので、
PCで直接RECBOX内のiVDR-Sメディアへ何かを入れるということは無理のようです。
PCのデータなどを入れたければ、などを使って、外部ストレージとして認識させる必要があります。

上記アダプターがあれば、持ち出しするPCで
iVDR-Sメディアに録画した番組を閲覧することができるので、
導入をする際はアダプター購入も考慮に入れていい気がします。

さて、長々と書いてきましたが、そろそろまとめです。

【改善してほしいところ】
■取扱説明書の内容が探しにくい

書いてる内容はそれほど難しくはないのですが、とっ散らかっているというか、
こうしたい、という内容が探しにくかったです。

結局全ページを読んだような…。

■ソフトウェアダウンロード
サポートライブラリから、上記「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」以外にも
「MagicalFinder」「EasySetupUSB」というソフトウェアをダウンロードして
使用できるのですが、
ダウンロードできるものが一覧として書かれていないので、わかりにくいです。
Webページに行けばわかるんですが…。

【良かったところ】
■導入がとても楽だった
■簡単に録画番組が共有できるようになった

ホームネットワーク導入済みの我が家では、
「余っているLANポートにつなぐだけ」という楽チンさでした。
DTCP-IP対応の録画TVを持っている人は、ぜひ一家に一台導入して欲しいですね。
BDへのの書き出しをしなくても、いろいろなところのTVで録画番組が楽しめるのは
ホントにイイですよ~。

■「iVDR-S」スロットがある安心さ
もしHDD内が録画番組でいっぱいになったとしても、
「iVDR-Sカセットをまた買ってくればいいや~」という安心さがある気がしました。

カセットをジャンルごとに入れ替えて楽しめたりもできそうです。

別途iVDRアダプターを購入したので、外出先のPCでも視聴できるようにもなりました!

ミッフィーちゃんを喜んでみる娘
ミッフィーちゃんを喜んでみる娘

この機器は、さらに自由に「録画番組を楽しむ」ことができるようになる
可能性を秘めているものだと思いました。


これで、娘が「見たいみたい!今見てるこれが見たいから下に降りない!」
ということが減りそうです。だって、続きが見れますからね(笑)

さて、最後になりましたが、この度は、
DTCP-IP対応 iVDRスロット搭載ハイビジョンレコーディングハードディスク
「HVL-AVSシリーズ」のレビュアーに選出いただき、
zigsow様及び株式会社アイ・オー・データ機器様、関係各社様、
並びにプレミアムレビューにかかわる皆々様に、心より厚く御礼申し上げます。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

コメント (14)

  • daiyanさん

    2012/06/25

    カセットも付いてきたのですか!
    レビュー条件にあったので別途用意だと思って
    応募をスルーしてました… orz
  • ふじしろ♪さん

    2012/06/25

    daiyanさん>
    なんと、募集要項には
    「本来「HVL-AVSシリーズ」にはカセットHDDは添付しておりませんが、今回のプレミアムレビュー限定で、対応カセットHDD「RMS-500」をご用意させていただきます。」
    あったのです!書いてあったのは、募集要項だけだと思います!
    一文を逃さず、応募突入させていただきました!w
  • リンさん

    2012/06/25

    レビューお疲れさまでした!

    このカセットの方にパソコンデータとかは入れられたりするのでしょうか?

    何にしてもレグザには素敵なアイテムですよねo(^o^)o

    私は前のバージョンを利用していますが愛用しています。

    お互い大切にしましょう☆
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