レビューメディア「ジグソー」

11年現役

コメント (1)

  • ななこっち★さん

    2012/05/25

    非RAID環境で、SCSIカードを生かした、少し古めの、かつ、安心した
    システムを構築するのであれば、
    このHDDは、非常に最適です。

    スペック:
    容量18.4G UltraSCSI3-320 SCA
    回転数:15000回転
    平均シークタイム 3.5ns
    キャッシュ 8Mbytes

    わずか、74Gバイトしかない容量ではありますが、最新のSSDでも、
    現在、この商品が入手可能な価格(+SCSIカード)の価格よりも、
    これの容量に近い60GのSSDを入手するほうが、高く感じられます。

    (かつ、60GのSSDは、いわゆる書き込み寿命という時限爆弾を持っています)

    既に、私の所で、2台、本稼働を始めてから、もうそろそろ3年経過しますが、
    何もトラブルはおきていません。

    なお、節電性についてを言及すると、大きく節電できる商品ではないことは
    揚げておきます。
    実際に、サーバー本体(サーバーと見えないが・・)に、同時にHDDを5台搭載時に、
    かなりの熱がこもってしまい、部屋自体の温度が、エアコンを鬼のように稼働しても
    かなりきついという現象が続いていました。
    その頃から、PC用のエアコンの吹き出し口から、直接サーバー2台にエアコンの
    風がいくようにしても、HDD専用の空冷器(ファン)を取り付けても、冷却が
    しずらい所です。

    また、電力を節約する制御がほとんどありません。

    →その対策は、別の所で見つけ、合計台数7台あったHDDを2台にまとめました。
     これらの7台のHDDも、かなり発熱するので、少し発熱が少なさそうな商品を
     選択しました。

    で、このHDDのどこが良いのでしょうか?

    *NIX系で、バッチ等を実行したり、ソースファイルをコンパイルした時に
    シークを大量にするのですが、その時に、とても性能を発揮してくれます。

    今は、SSDという選択肢もあるにはあるのですが、当時からすれば、
    今のSSDに見える商品であったことは確かでしょう。

    参考までに、これは、IBMブランドの同等商品に対する、そのレビューです。
    「IBM-ESXS ST373454LW FN????」

    実際の購入価格は、アテになりませんので、こちらのレビューで書かせて
    頂きますと、ヤフーオークションにて、1台3500円で、予備機含めて
    3台購入しています。

    ・参考ファイル転送速度
     全てダイレクトの転送結果ではありません。
     また、Ultra160での転送結果であり、320での結果ではありません。
     Read: 約65~75Mbytes (FreeBSD 9 amd64/ddコマンド)
     Write: 約65~70Mbytes (FreeBSD 9 amd64/ddコマンド)
     Read: 約65~75Mbytes (samba経由、Windows 7 64bit crystaldiskmark)
     Write: 約65~70Mbytes (samba経由、Windows 7 64bit crystaldiskmark)
     Randam Read 512k 約45~60Mbytes (samba経由、Windows 7 64bit crystaldiskmark)
     Randam Write 512k 約40~50Mbytes (samba経由、Windows 7 64bit crystaldiskmark)
     Randam Read 4k 約25~40Mbytes (samba経由、Windows 7 64bit crystaldiskmark)
     Randam Write 4k 約30~45Mbytes (samba経由、Windows 7 64bit crystaldiskmark)

     なお、Read/Write(ddコマンド)の結果のみ、同じサーバーに搭載してある
     WD20EARXよりも、転送速度が大幅に下回りました。

    ・静音性
     もともと、気にはしていませんでしたが、あえて書きますと・・・
     Windows 95 が出た頃に出回っていた、普通の、IDE HDDと、ほぼ同じぐらいの音量で、かつ、
     高速にシーク音がします。
     また、回転音は、うるさくはないんですが、かなり、キーンとした音がなっています。

     と、書いた時点で、ダメ元だと思ってください。追求する方には、縁のない商品かもしれません。

     しかし、同一メーカーの前商品の10000回転 8.1GバイトのHDDよりは、かなり静音に
     なっています。
     (逆に、これがどれだけうるさかったか?ということも示します)

    ・参考
    「SEAGATE ST318451LW」というHDDが、2000年という、相当前に発売されており、
     私も注目しつつ、衝動買いで購入しましたが、
     このHDDの販売価格が税別で69800円(容量18G/15000回転)であるにも関わらず
     メインのシステムディスクから、退役したとしても、2012年5月23日まで
     現役でばりばり動いていました。
     スペック:
     容量18.3G UltraSCSI3-160 80pin
     回転数:15000回転
     平均シークタイム 3.9ns
     キャッシュ 4Mbytes

     http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000710/cheet...

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