レビューメディア「ジグソー」

その薄さ&軽さ、Ultrabook™級!性能やいかに。

この度は「Ultrabooker.jp:BDXL・3D再生対応ポータブル
ブルーレイドライブ 『BRP-U6C』体験レビュー」の
レビューアーに選出して頂き、誠にありがとうございます。

このような機会を与えて下さった、
zigsow運営様、I-O DATA様、
ならびに関係者の皆様方に厚くお礼を申し上げます。

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今回のレビューテーマは
①Ultrabook™との相性や使用感
②Ultrabook™での利用シーン
の2つ。

①についてはオーソドックスに本体の使用感などをまとめます。
②については前回の「PCオーディオ環境を構築する」の続き(笑)
ポータブルUSB-DACについてもうちょっと補足を加えます。
そして夢の…「外出しながらブルーレイ視聴」を…(∩´∀`)∩ウヘヘ

今回はコチラの製品を使用します。





それではレビュー開始!

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仕事から帰宅すると、届いていましたブルーレイドライブ!
がさがさ開けて…。




おぉ、コレは小さい。
中に入っていたのは写真のものだけ。




コレといって他にさすところも無し。
ACアダプタも付属していないため、
どうやらUSBバスパワー駆動の模様。

実際にUltrabook™との大きさの比較。
コレをせねばUltrabook™に見合うかどうか分からんよ!





おぉッ、これはほぼピッタリか。
厚さはUltrabook™と同等で、持ち運びには困りそうにない。

しかし、色は…ガンメタリックを追加してほしいかな(笑)
本家本元のAirもガンメタですし、Ultrabook™との色的相性は
ガンメタの方が良さそうです。

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AcerのS3-951-F74U(以下S3)のレビューにも追記しましたが、
もう少し詳しくレビューしてみます。

購入の際に迷ってしまいそうなところを重点的に補足します。

ヘッドホンアンプを買えば音質が向上する…これに間違いはありません。
が、購入時に間違えやすい部分がどうしてもあります。
それは①ヘッドホンアンプなのか、②ヘッドホンアンプ内蔵の
USB-DACなのか、ということです。

この両者の違いとはS3のレビューにも記述しましたが、
要は①が増幅器で、②が増幅器&アナログ→デジタル変換器であるということ。

「( ´_ゝ`)フーン…で、見た目の違いは?」
という声が聞こえてきそうです(;´∀`)

おおざっぱではありますが、分類するなら…オーディオ好きの方には「ヘッドホンアンプ」、
オーディオPCユーザーには「USB-DAC」と言ってしまった方が良いのかもしれませんね。

オーディオ好きな方々はCDプレーヤーやレコードプレーヤーから
アナログ出力→ヘッドホンアンプで増幅→ヘッドホンと接続します。
再生の時点でデジタル→アナログ変換されているので、
ヘッドホンアンプにはDAC機能は必要ありません。

一方、オーディオPCユーザーはサウンドカードかUSB-DACを介して
デジタルからアナログへ変換&内蔵されたアンプリファーで増幅し、
アナログ出力→ヘッドホンと接続します。
つまり、再生の時点でオーディオ用のDACが必要となる。
結果、ヘッドホンアンプ内蔵のDACが必要となる。

間違ってアナログ→アナログのヘッドホンアンプを買ってしまうと
PC環境では良い音では聞けないことになります。

と、いうことで。

店頭で見分けるもっとも単純な方法は一つ。
・入力方式はどうなっているか確認すること
コレは思っていたより簡単です。

基本的に
①はアナログ(RCA端子、ライン端子)入力→アナログ(RCA端子、ライン端子)出力
②はデジタル(USB端子、光デジタル端子、同軸端子)入力→アナログ(RCA端子、ライン端子)出力
になっていますので、デジタル入力のあるものを探せばOKです。

「ヘッドホンアンプ」と「USB-DAC」
の実機がこちら。


右がヘッドホンアンプ、左がUSB-DACです。

それでは一つ一つ詳しく見ていきます。

前者は裏にアナログ入力としてRCA端子が、
表にアナログ出力としてヘッドホン端子があります。
裏

表

アナログ(RCA)入力→アナログ(ヘッドホン)出力になっています。

念を押しておきますが…このヘッドホンアンプには
DAC機能はありません!(赤字で大きく書きたい(笑))
デジタル入力がありませんからね。

一方、後者は裏にデジタル入力としてUSB端子、
また、アナログ出力として同軸とライン端子が、
表にアナログ出力としてイヤホン端子があります。
裏

デジタル(USB)入力→アナログ(イヤホン、同軸、ライン)出力となっています。

これにはヘッドホンアンプとしての増幅機能、DAC機能の
両方がありますので、これ一つ買えばオーディオPC完成です。

S3のレビューでも述べた通り、PC→ヘッドホンの直付けは
PC内のDACがオーディオ向けでないため、音質の低下を招きます。

ということは…PC→PC内のDAC→ヘッドホンアンプ→ヘッドホンと
接続しても、ノイズは減らないので音質は改善しません!
もちろん、ヘッドホンアンプ自体は「ノイズの乗った音を綺麗にしようとしている」のですが(笑)

結局、オーディオPCを作りたい!=サウンドカード or USB-DACが必要というわけです。


それでは、USB-DACの使い方についてです。

S3のレビューにも記述したとおり、基本はUSB接続するだけでOK。
あとは出力設定をPC側からしてあげる必要があります。

まずは右下のスピーカー設定から右クリックで再生デバイスを選択。



この時点では既存のスピーカーからの再生になっていますね。



ここでUSB-DACを接続するとこのようになります。



後はUSB接続で出てきた出力設定を規定値に設定すればOKです。



コレでUSB-DACを用いた視聴環境が整いました。
後は視聴するだけですね(∩´∀`)∩

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近くのパン屋兼カフェにお邪魔しました。



パンと紅茶を頼んで食します。

さて、実際に接続します。



DACも接続するとこんなカンジ。



おっといけない…ちょっとうつりこんでるぞ(笑)



うーん、やはり付属のコードが短いか…。
サイドにUSB端子がある機種なら良いのですが、
S3はバック側に装備されているため付属のコードではこれが限界。
もう少し長めのものを用意してもらえるとありがたい方もいらっしゃるはず。





開くとこんなカンジ。
中にはディスク読み取リ用の人工宝石が光ります。



PC側の設定に入りますが、コレはいたってカンタン。
USB接続すればブルーレイドライブとして認識されます。

後は同梱されているディスクのソフトをインストールするだけです。



中には以下のようなソフトが入っています。







DVDプレイヤーでもそうですが、注意しなければならないのが、
「ブルーレイドライブでブルーレイディスクを視聴するには
専用のブルーレイ再生ソフトを使わなければならない」ことです。

したがって、中にあるWinDVDは必ずインストールしましょう。



しなかった場合、Windows Media Playerからこのように苦言を呈されます。

実際に使うには上から3つまでをインストールすれば
視聴に影響はありません。

インストールの流れは他の方が説明されていますし、
指示に従ってインストールすれば特に難しくないので割愛させていただきます。

あとは視聴するだけですね。

今回はUSB-DACを用いて、より一層視聴環境が整っております(笑)
USB接続でブルーレイドライブ、USB-DACが接続されています。

ブルーレイドライブにディスクを入れて再生。

今回はドラえもん(実写版)に登場してもらいました。
とってもシブいです(∩´∀`)∩

「ノビタクン、ヒサシブリ」

…が、問題発生。
フリーズが激しいのだ。

特に起動時はひどく、正直ストレスがたまる。
カクカクした動きで動画が進み…
チャプター選択が出来るトップページでようやく安定。

視聴中は概ね安定しているが、
残念ながら所々で微フリーズが生じる。

視聴するにはストレスがたまってしまう…(´・ω・`)

ディスクの問題ではないようだし、どうやらドライブ関係で起きている模様。
しかし、先ほど使用した同梱のソフトウェアインストールでは
エラーが出ないあたり、ドライブが壊れているようにも思えない。

他のパソコンで試してみました。
研究している際に使っていたPCを当面使っているので、
それにドライブを接続してみました。

スペックは以下の通り。

マザーボード:ASUS ASUS M4A88TD-V EVO/USB3 AMD 880G + SB850
CPU:AMD Phenom X2 555BE (4コア化済) 3.2GHz
CPUクーラー:サイズ SAMURAI ZZ SCSMZ-2000
メモリ:Team DDR3 1333 4GB×2
VGA: XFX RADEON HD 4770
HDD1:Seagate HDD 1TB
HDD2:WesternDigital HDD 500GB
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
ケース:SuperFlower SF-1000
電源:Abee Athlete 600W

このPCで視聴してみたところ、
極々稀にフリーズするものの、USB2.0、3.0どちらでも
比較的快適に視聴が可能でした(`・ω・´)
電源不足、転送速度の問題ではないようですね。

ということは、残念ながらUltrabook™である
S3(…の、おそらくCPU)の性能不足が原因だと思われます(´・ω・`)

CPU自体のクロック不足かグラフィックアクセラレーターの性能不足か…
どちらにせよCPUの力不足、という結果になりました。
USBバスパワーによる電源供給力不足も否めませんが…。

そしてここで気づいたもう一つの問題が。
バッテリーの駆動時間。

S3のバッテリー駆動時間は実働約4時間といったところ。
それが…ドライブ&DACの二刀流では…



こうなります…。
ブルーレイを見ると結構電力食ってるようです。
映画一つ消費できるかどうかギリギリのラインです。
「プライベート○イアン」とかは見れませんね(笑)

外に出てブルーレイを視聴するというのは結構無理が
あるかもしれません。バッテリーの持ち歩きをオススメします。

また、再生時のCPUとメモリの使用率はこの通り。



コレは大体平均値ですね。
CPUの最大使用率は40%近くまで上昇していました。
メモリは概ねこれ位で推移します。

S3のビデオメモリはメモリと共用のはずなので、
このように使用率が高いのでしょうね。

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ブルーレイドライブ自体の完成度としては非常に高く、
USBバスパワーでもとりあえず駆動するところは評価できると思われます。

しかしながら、安定駆動させるには少々非力かな?と思うところがありました。
出来ることならもう少し供給力UPして欲しいところです。

また、付属のコードが短く、パソコンによっては長さが足りず
精神衛生上(?)すごく気になる配置になってしまうのも…ちょっと×。

しかし、この薄さ&軽さで持ち運びができ、ブルーレイの書き込みまで
対応しているという意味では非常に便利ではあります。

まとめると…

GooD!
①おっしゃるとおり、カクうす!
②そして軽い!
③それでいてUSBバスパワー駆動のブルーレイドライブ!

BaD…
①電源供給力不足?
②付属のコード短い…。
③カラーバリエーションを増やしてほしい(特にガンメタ)。

電源供給力UPしていればかなり安定駆動しそうですので、
商品自体の大きな不満はそれだけ。なかなかいい商品だとは思います。
なお一層の改良に期待が高まるところです。

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最後に。
この度はレビューアーに選出して頂き、誠にありがとうございました。

このような機会を与えて下さった、zigsow運営様、I-O DATA様、
ならびに関係者の皆様方におかれましては重ね重ね御礼申し上げます。

そして、このレビューを見て下さった皆様。
長文・駄文多々あったかと思いますが、
お付き合い下さいまして、ありがとうございました。
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コメント (7)

  • お富さん

    2012/05/05

    BRコンテンツ再生にはやはりそれ相応のパワーが必要だと言うことですね。非常に参考になりました!
  • ねおさん

    2012/05/05

    R631でも、付属ソフトのインストールやDVDビデオの視聴には問題なかったものの、BDでは付属USBケーブルでは動作しませんでした。

    以前購入したHDDケースに付属していた2又ケーブルを使ったところ、安定駆動できました。
    2又ケーブルで安定動作しました!
    2又ケーブルで安定動作しました!

    BD駆動は思った以上に電力消費があるようです。
  • R-O-G-Eさん

    2012/05/05

    >お富さん

    そのようですね(´・ω・`)
    うーん、一応起動しているので問題はない、
    ということでしょうけど。

    USB3.0での接続を前提としているのかもしれませんね。


    >ねおさん

    ねおさんもレビューお疲れ様です( ・`ω・´)b

    おぉ、そちらもですか。
    CPUの性能不足うんぬんではなく、
    電源の供給力不足の方だったんですね。

    二股ケーブルというものがあったんですね(笑)
    なるほど、それなら倍プッシュ・・・!

    でもそれだったら、最初から付属させておいてほしい気もします…。
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