今回は同じくレビューをさせていただきました「LesanceNB S3431/L」を使いましてUltrabookでの使用感を中心としたレビューをさせていただこうと思います。
＜「BRP-U6C」ってどんな製品？＞
まずは軽く製品の紹介から。USB2.0接続に対応したBlu-rayドライブです。3層や4層となるBDXLもサポートしているため1枚で100GBを超える大容量のライティングにも対応します。ただ、メディアの価格が非常に高いため、なかなか気軽に使えるというのは程遠いですね。
実際には多くのユーザーにとっては、公称値300gという軽量なボディやUSBバスパワー駆動といった点のほうが大きなメリットになるでしょう。ちなみに、実際にはかりで計測した重量は298gと公称値よりわずかですが軽くなっていました。
ちなみに公称スペックは以下のとおりです。
接続インタフェース：USB2.0
電源：定格電圧 DC5V USBポートより給電
質量：約300g
外形寸法：約140（W）×147（D）×19（H）mm（突起部分を除く）
コネクタ形状：USB（miniBタイプ）
ディスクローディング方式：トレイタイプ
なおデバイスドライバからドライブを確認してみたところ「ソニーオプティアーク BD-5750H」を使用していることがわかりました。
デバイスドライバ
＜付属ソフトをチェックする＞
今回は「LesanceNB S3431/L」を使ってチェックしていますが、こちらの場合ドライバは特に使用しなくても認識してくれますｌ。そのため、ソフトウェアのインストールに本ドライブを使用することができます。
光学ドライブでは別途ドライバが必要なことは減ってきていますが、それでもドライバレスで動作するという安心感は大きいですね。
添付ソフトは
・BD/DMVDプレーヤーソフト Corel社製「WinDVD BD3D」
・データライティングソフト Nero社製「Nero Express Essentials」
・BD/DVDオーサリングソフト ロイロ社製「LoiLoScope 2」（30日間体験版）
で、LioLoScope2 が30日体験版なのがちょっと残念ですが、プレーヤーとライティングソフトはしっかりと付属しており、基本的には困ることはないでしょう。
ソフト
＜画像でチェックしてみましょうか＞
持った感じも明らかに軽量です
パールホワイトの美しい外観
接続はMini-USB
白抜きのI-O DATAロゴが右上に
ドライブはトレイ式を採用。ブラックカラーなのがちょっと残念
＜UltrabookでBlu-rayは見れるのか？＞
せっかくのBlu-rayドライブということで、実際にBlu-rayの映画を視聴できるのかチェックしてみました。性能的には、最近のノートPCとしてはハイスペックとは言えませんが、ACアダプタに接続しない省電力モードでもコマ落ちもなく映画を見ることができました。
さらにUSBバスパワー駆動も問題なく、ACアダプタも不要なので気軽に持ち運べますし、なかなか良さそうです。
動画再生
＜書き込み速度は？＞
次に溜まっていた子供たちの写真や動画データのバックアップのため焼いてみることにしました。6倍速出の書込を試してみましたが、約22GBのデータの書込にかかった時間が20分前後。最新の高速ライターに比べると遅いものの、データ量を考えると妥当な線ですね。
今回はMITSUBISHIのメディアを使用していますが特にエラーなどの問題もありません。25GBメディアであれば国産メーカー品でも1枚100円以下で購入できるためかなりコストパフォーマンスは高いですね。
書込
＜まとめ＞
「LesanceNB S3431/L」がUSB3.0ポート非対応のため、特に問題になりませんでしたがUSB3.0でもう一段スピードアップできるとデスクトップPCでの活用の場も広がるかなと思います。あとはせっかくパールホワイトならすべてを統一してもらえるとうれしいですね。
というか、正直このくらいしか欠点はありません。300gを切る軽量なボディやバスパワー駆動のためACアダプタも不要なポータビリティなどとても満足しています。
しかもWindows 7ではドライブの認識にドライバが不要なため、ソフトのインストールなどもこれ一台で完璧にこなすことができるため、Ultrabookだけでなく1スピンドル系ノートPCすべてのお勧めです。
再生時の動作音もそれほど大きくなく、なかなか素晴らしいですね。
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