ドラゴンバスターは、アーケードゲーム版をプレイしている人をひたすら後ろから見て、クリアしている所を目に焼き付けていた記憶が有ります。
ファミコン版は、友人宅で遊び倒して、その後、自分でも買ったと記憶しています。
が、いくら発掘作業を繰り返しても、出てきません。
喪失したと考えるべきでしょうね…。
ロムを買い直すかどうか、悩んでいるのですが。
実は、PSのナムコミュージアムを所持していたような記憶がありますので、そちらの発掘調査を待っている所です。
子々孫々まで、伝えよ。滅竜の系譜
という感じのCMが印象的でした。
元となったドラゴンバスターでは、主人公のクロービスは、攫われたセリア姫を助ける為にドラゴンの棲む山へと向かいますが、本命のドラゴンが棲む山に辿り着く前に、他の山に眷属や部下のドラゴン達が姫を誘拐したかのように立ち塞がって阻まれ続けるというステージ構成となっていました。
アーケードゲームとしては、コイン投入を稼ぐためにも、エンディングまでの間、ステージが多い方が良い訳ですので、その構成でも、楽しく見ていられたように思います。
ファミコン版を購入してからは、ちょっと引っかかる展開かなあ、とは、薄々思っていました。
ゲームブックや、TRPGにはまりつつあった時期でもありますので、繰り返し同じボスを出す事への疑問があった訳ですねw
そして、本題のドラゴンヴァラー。
主人公の名前こそクロヴィスで、最初のヒロインはセリア姫ですが、設定はかなり違っていますね。
ドラゴンによって、混乱や恐怖が広がっているのは同じですが、ドラゴンを倒す事が出来るのは魔剣を携えた滅竜士だけ、というのが本作の展開。
幾つかの章に分かれていて、章ごとに、そこで起きている災厄の黒幕なドラゴンが居て、打倒する事でクリア。
章が終わるごとに、世代交代していくという事で、CMの子々孫々はこの滅竜士たる魔剣の継承的なものの事になりますね。
最初の主人公であるクロヴィスが滅竜士になる契機(OPと序章)を考えると、血縁は関係無いようです。
単純に滅竜の力を持つ魔剣を使いこなせるか、どうかが滅竜士の資格ですね。
実際に、ある分岐では、主人公が章の中でヒロインと出会わずにドラゴンを倒して結婚しないという展開がありました。
次の主人公は養子となっていますが、滅竜士として登場します。
なので、滅竜の血脈、じゃなくて、系譜なんでしょうね。
さてさて、ゲームの中身としては、リメイクされて、ルームガーダーさん達は居なくなりました。
ボスの棲家までのダンジョン的な分岐選択は健在ですが、アイテムも、RPGの方に寄って経験値的な能力強化系になりましたね。
ボス自体も、その章(時代)の災厄の中心で、打倒すれば、平和がキチンと訪れるので、ドラゴンバスターのように、「実は眷属のドラゴンで、姫の侍女が捕まっていただけ」という形では無いですね。
その分、ステージ数は少なくなっている(ボリュームで比べたらちゃんと増えていますが)全部で5章か6章程度だった気がします。
総じて、上手くアレンジしてきたかなあ、と思っています。
世界観的にはヨーロッパっぽい部分もあるのに、ラスボスがアズィ・ダハーカというのが、少しミスマッチかもしれないのですが、東欧が小アジアか、その先のメソポタミア辺りに棲むドラゴンに侵略されている感じだと思えば、有り、かなあ。
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購入金額
7,140円
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購入日
不明
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購入場所
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