レビューメディア「ジグソー」

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今回は「On-Lap 1301 プレミアムレビュー」のレビュアーとして選出していただき、ありがとうございました。zigsow様、GeChic Corporation様に心から御礼申し上げます。

それでは、早速今回レビューに使用させていただきますGeChic Corporation様のOn-Lap 1301についてのレビューをさせていただきます。
今回のテーマは下記の5つとなります。

1.Ultrabook™と併せて使用した時の使用方法(設定も含む)や、その操作感について
2.レビュー製品を使ったことで自宅や職場、学校での生活の変化
3.Ultrabook™と併せて使用したシーン
4.実際にUltrabook™と併せて使用しよかったところ、改善してほしいところなど
5.レビュー製品をご使用された環境(ハードウェア、ソフトウェアなど)

先日レビューさせていただきましたacer Aspire S3シリーズ S3-951-F74Uでも記載させていただきましたが、私の利用シーンとしては、開発を依頼されている機器制御用ソフトウェア関連となります。

ソフトウェア開発を行う場合には、コーディングを行っているソフトウェアやエディタ、デバッグ用のアプリケーション画面、各種資料ファイルなどを複数同時に使用することが多々あり、ノートパソコンではどうしても画面の情報量に不満が残ってしまいます。

そのため、過去にもオンキョー(ソーテック)DX1007A5というノートパソコンでありながら2画面を搭載しているという特徴のあるPCを購入した事もあるほどです。これはこれでかなり使い勝手はよかったのですが、CPUの速度や画面のサイズ(10.1型ワイド)が若干物足りなく感じておりました。

今回レビューさせていただくOn-Lap 1301、およびlink:acer Aspire S3シリーズ S3-951-F74Uは解像度としては同じであるものの、画面サイズが13型となっており一回り大きくなっており、より使い勝手が良くなると思われます。

まずは到着したGechic On-Lap 1301の内容を確認していきます。
Gechic On-Lap 1301の外箱
Gechic On-Lap 1301の外箱
箱を開けると付属品の入った箱が現れます
箱を開けると付属品の入った箱が現れます
箱を取り出すと本体が姿を現しました
箱を取り出すと本体が姿を現しました
付属品のケースにはこれらのものが入っていました
付属品のケースにはこれらのものが入っていました
本体の正面はこのようになっています
本体の正面はこのようになっています
背面はこのようになっています。吸盤を取り付ける4つのねじ穴が見えます。
背面はこのようになっています。吸盤を取り付ける4つのねじ穴が見えます。
このように開くことができます
このように開くことができます



本体に接続するために、まずは吸盤を取り付けます。
4箇所に吸盤を時計回りに回して取り付け穴に装着しました。
4箇所に吸盤を時計回りに回して取り付け穴に装着しました。
本体に吸盤補助プレートを貼り付けてOn-Lapの上にPCを乗せて貼り付けます。
本体に吸盤補助プレートを貼り付けてOn-Lapの上にPCを乗せて貼り付けます。
電源用のUSBケーブルとHDMIケーブルを接続します
電源用のUSBケーブルとHDMIケーブルを接続します
私の使用しているS3-951-F74Uは、HDMIコネクタの横に電源コネクタがあり、付属のHDMIケーブルを接続すると電源コネクタが塞がれてしまい、接続できなくなってしまいました。
これだけで本体への接続は完了です。
さっそく、PCの電源を入れてみるとすでに外付けモニターにもメインモニターと同じ画面が表示されました。
接続して電源を入れただけで表示されました!
接続して電源を入れただけで表示されました!
客先でデモを行う場合は、裏面にモニターを設置し同じ画面を表示することがメインになりますので、これは良い設定かと思います。
USBケーブルはあくまでも給電のためになりますので、本体のHDMI出力から映像信号が出力されていれさえいれば表示されるため、プロジェクターや外部モニターに画面を表示したことがある人であれば誰でも使い方に迷うことは無いでしょう。

次にデュアルモニターとして表示するための設定を行います。
設定と言っても、PCごとにあるモニター表示設定ボタンを押すだけです。S3-951-F74Uでは、Fnキーを押しながらF5キーを押すと下記のウィンドウが表示されます。
クローン表示設定
クローン表示設定

キーを押すたびに選択されている設定が変更になりますので、一番右にあるデュアルモニター表示を選択します。
デュアルモニター設定
デュアルモニター設定

これだけで増設したGechic On-Lap 1301が別画面として認識されます。
初期デュアルモニター表示
初期デュアルモニター表示

ただ、何故かデュアルモニターを設定した時には画面解像度が間違って設定されており、本体側もサブモニターもモニターが 1024×768 のスクエアモニターの表示となっています。
1024×768に設定されていました。
1024×768に設定されていました。

これをメインモニター、サブモニターとも適切な解像度に設定をします。
適切な解像度に設定
適切な解像度に設定
適切な解像度を設定した後
適切な解像度を設定した後


実際に使用してみると、解像度はオンキョー(ソーテック)DX1007A5と同じですが、画面サイズが10.1型から13型と大きくなったためかなり作業もしやすく感じられますし、何より目への負担がかなり軽減されていると思います。
画面の表示は初期状態では若干明るすぎる気がしましたが、データや文字を扱うにはとてもクリアに表示されており、かなり読みやすい印象を受けました。

それでは、実際にノートPCの2画面でコーディングを行ってみました。
2画面でのコーディング
2画面でのコーディング

この写真では、左の画面でシステム作成のためのソフトウェアを立ち上げ、右画面には設計資料と制御対象機器のコマンドリファレンスを開いています。10.1型液晶で見ていると、文字がかなり小さくなってしまい見辛い印象があったのですが、さすが13型では何の苦も無く作業を進めることができました。
システム作成のソフトウェアにおいても、表示の倍率を2段階ほど小さくすることができたため1画面内に含まれる情報量が増え、これも作業効率のアップに貢献しています。

今度は、On-Lapを背面から取り外して横に縦向きにおいて同じ作業を行ってみました。
縦向きに配置して作業開始
縦向きに配置して作業開始

作業開始直後は横向きの時と同様に資料をサブモニターに表示して作業しておりましたが、作業をしている途中で( ゚д゚)ハッ!と気が付き、開発用ソフトウェアのソース部分のみを縦置きにしたサブモニターに表示して、モジュール一覧のウィンドウと資料をメインモニターに配置を変更してみました。
なんということでしょう!!!(マテ
いつもメインで使っているデスクトップよりも表示情報がかなり多い!!
たしかに、メインのデスクトップはフルハイビジョンとは言っても縦は1080しかありません。それと比べてOn-Lapは1366もあるのですから縦に長いソースを見るには最適じゃないですか!!
メインのデスクトップでも、モニターを縦向きにすればそれ以上の情報を表示する事はできるのですが、アームでデスクに固定しており、サイズも大きいためなかなか簡単に回転させて使うという気にはなりません。それと比べて、このOn-Lapはいとも簡単に縦向きでの使用が可能になります。
これはかなり予想外のことでした。いやぁ・・・・縦向きモニターっていいですねヾ(゚Д゚ )ォィォィ
メインの開発環境をデスクトップからUltraBookに変えようかと思えるほどのメリットです(^^;

実際に使用してみると、何点か改善して欲しいところもありました。

1.HDMIケーブルコネクタ

 HDMIケーブルを接続すると、私の場合はAC電源を接続することが出来なくなってしまいました。UltraBookでは薄くするためにコネクター類が1箇所にまとめて配置されている事も多く、現在の形状では隣接するコネクターをふさいで使用できなくなってしまう可能性が高いことから、もう少し小さいコネクターにして欲しいと思います。

2.付属ケーブルの処理

 ケーブルについては、USBケーブルはモニター下部にあるフレームボックスカバーをスライドさせて蓋を開けると中に格納されています。また、ケーブルの取り出し口については、中央と画面右下部の2箇所しかなく、縦置きにしてPCの横に置いた場合にはケーブル取り出し口からケーブルを出した場合には、背面中央にあるHDMIとUSBのコネクタ位置まで配線が届かず、蓋を開けたままにする必要がありました。
 背面につけて使用する場合には長すぎると邪魔になるのはわかりますので、可能であればメジャーのように中に巻き取り式で収納できるようになっていると良かったかなと思います。

3.ケーブル収納部の蓋開閉について

 フレームボックスカバーの開閉ですが、軽く横にスライドさせて取り外すようになっております。これが、悪く言えばちゃちな印象がありました。何度も着脱を繰り返していると、そのうち甘くなってしまう恐れがあるように思います。先ほど言いました、ケーブルの収納と含めて出来ればカバーを取り外ししなくても着脱が出来るようにして欲しいと思います。

4.重量について

 本体の重量については、持ち運ぶとしてもそこまで負担にはならない程度でよいかと思いました。ただ、UltraBookの背面につけた場合、モニターを少し後ろに傾けると重みで後ろに倒れてしまいました(^^;
これは、UltraBookが軽く作られているという事でもあるのですが、もう少し重量なりバランスなりが調整できると良いと思いました。


素直に( ・∀・)イイ!!ですね!
ちょっと重量バランス的に本体が軽すぎる所はありましたが、それを埋め合わせて余りあるほどのメリットがあると思います。
サブや現地調整のみと考えていたノートPCがメインの開発環境としてつかえるかもしれません。
しかも、それが自宅での据え置きの環境だけでなく、現地調整や出張などでも電源なしで使用出来るというところがなお良し!
今まで現地で調整のため出張をすると、小さなノートPCの画面だけで処理しなければいけませんでしたが、それが2画面に出来る。しかも、電源いらずでどこでも可能とくれば言う事ありません。
実用的という意味では、かなり上位に入るアイテムだと思います。

以上、駆け足でのレビューとなりましたが、まずはこれにてレビュー完了とさせていただきます。
最後までごらんいただき、ありがとうございました。

コメント (17)

  • ガトーさん

    2012/04/15

    >>Hiro様

    コメントありです!
    これは予想以上に使えるアイテムですね!
    いつでもどこでも仕事が・・・・でき・・・る?(;´Д`)
  • きっちょむさん

    2012/04/15

    早速のレビューですね!
    おつかれさまです^^

    簡単かつコンパクトに出来る仕事環境!
    愛社精神あふれる素晴らしいビジネスマンですねw
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