米国モデルでは、トリチウム量が多すぎるため、日本の規制に適合するようにトリチウム使用料を減らしたものです。
基本的には米軍で使用されているCAMMENGA 3Hと変わりません。
コンパスを開いて手前の照準器を起こすと針のロックが外れて自由に回転するようになります。従って、使用しないときは針が軸受から浮いた状態で固定されるため、縦方向の強い振動から軸受を保護することができます。
極寒の環境下でも使用できるように、オイルは使用せずに、周囲を銅で囲み、レンツの法則により針の振れを抑えるという独自の機構を採用しています。
実際針の振れは殆ど無く、対象物の方位角を容易に読み取れます。
本体はアルミ製でOD色に塗装されています。
初めて手にしたときは思っていたよりも小さく感じましたが、作りがしっかりしていてさすが軍用という感じです。
回転できるリングがついていて、1クリックで3度進むようになっています。
内側に度数目盛、外側にmil目盛が振ってあり、mil目盛を使った距離の計算に便利です。
早速、今年の初日の出の撮影の際に持ちだして使ってみましたが、夜明け前の真っ暗なときにトリチウムの明かりは役に立ちます。
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購入金額
10,000円
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購入日
2011年10月頃
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購入場所
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