アスペクト版 幻魔大戦 (小説決定版)です。
出版元のごたごたで、アスペクト版は10巻(半分)で打ち切られました。
表紙・挿絵が寺田克也でかっこいいので、ぜひ最後まで見たかった。
元々、石森章太郎とのコミックの原作小説をリメイクするだけの予定が、執筆中にコミック版とは異なる展開となっていったそうです。
同名の映画のようなものを期待すると、4巻以降で絶望します(汗)
当初は超能力による幻魔との戦いが描かれていますが、途中から幻魔への対抗を目的とする『幻魔研究会(通称「GENKEN」)』の話メインとなっていきます。
まさにカルト宗教物。
(幻魔大戦はオウムのバイブルとしても有名です。)
私は読み始めた本は、基本的に完結するまで読み続けるのですが、どんどん悲惨になっていくのに耐えられず16巻で止まってます。
どうせ未完ですがw
パラレルは腐るほどあります…。
184個目。
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購入金額
609円
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購入日
1997年10月頃
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購入場所
退会したユーザーさん
2011/11/06
ウルフガイシリーズとゾンビシリーズは持ってますが
幻魔大戦 は途中から宗教色が濃すぎてドロップアウトしました(・・;
平井和正に限らずSF作家やSF漫画を書く作家は
どうしても宗教(神)に触れたがりますが成功した例をあまり知りません。
唯一手塚氏の「火の鳥」くらいでしょうか・・
あのギャグ漫画の神様と言われた赤塚不二夫も
何を思ったのか「B.C.アダム」なんぞという漫画を描き始めたものの
途中で投げ出してしまってました(・・b
SFが最後に行き着くところは「未知なる存在」に
なるのかもしれませんが
彼にはちと重荷すぎるかと(・・b
UDさん
2011/11/06
そのくらい新興宗教団体に傾倒してたみたいですね。
GENKEN(幻魔大戦)=GLA(高橋佳子)
まあ、おもしろいのに読むのがつらい小説です。