だが、その願いはついえた。
しかしシャドウ戦争の年、それはより意義のある人類最後の勝利への願いとなって
よみがえった。
地球歴2260年、その基地の名は…バビロン5
セントーリ、ナーン戦争勃発。
シェリダンたちの努力も空しく、バビロン・プロジェクトは開始から僅か三年も経たぬうちに瓦解した。
そして、ついに昨年より銀河系に暗躍していた謎の種族、シャドウが全面攻勢へと転じ、諸惑星連合国は次々とその圧倒的戦力の前に壊滅していく。
そんな中、地球同盟では極右派のクラーク大統領が国内反対勢力を一掃、独裁政権を樹立し、バビロン5もその勢力下に収めようと強硬手段に出る。
コッシュは言う。「いよいよ、始まってしまった」と。
内紛と戦争、混沌と絶望、そしてレンジャーという名の微かなる希望。
銀河系を二分する戦いが、いま始まろうとしていた。
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このシーズンより、今までに振りまかれた大量の複線回収が始まります。
必見なのが、シーズン1「出現、バビロン4」の複線回収となる「時空の亀裂Part1&2」です。
まさか二年も経過してから複線回収が行われ、しかも「エピソードの続編」にして「裏側から見た内容」となっており、パイロット版からシーズン2全体に渡る謎が、一気に繋がっていくとは・・・・・
Super Drama TV(放送当時はSuperChannel)にて初見のとき、この脚本を考えたやつは天才だと本気で感心したのを覚えています。
また、このシーズンでも『3-10話「潰えた願い」』にて、ヒューゴー賞を受賞。
初の二年連続、同一シリーズでの二回授賞となり、この点も話題となりました。
(2003年、2004年にロードオブザリングとドクター・フーが二年連続受賞、ドクター・フーが2005年度に三年連続受賞したことで、記録は破られましたが)
このように、米国では非常に人気があった作品なのですが、日本での放送はお世辞にも成功したとは言えず、特にこのコレクターズBOXの売り上げは不振を極めたと聞いています。
そして、ファンにとっては最悪なことに「残るシーズン4と5、特別長編(パイロット版も収録)五本収録の日本版DVDボックス」は、余りの売れ行きの悪さから発売中止となりました。
バビロン5のオチは、一応シーズン4で一旦ついているのですが、その「オチ」すらも発売されなかったのです。コレクターズBOXを買った人は全員涙目状態で、抗議の電話をした人も結構いたようです。
というか、私もそのクチなんですけどね(涙目)
ワーナーさん、頼むから残るDVD出してくださいよ・・・・・パイロット版、もう一回見たいんです。
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購入金額
15,750円
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購入日
2005年頃
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購入場所
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