LGA775パッケージに収められ、採用コアはPrescott-2Mで動作周波数は3.6GHz(FSB800MHz)、L2キャッシュ容量はコア名の通り2MBとなっています。
生憎というか何というか、この時期の自分のPCはAMDプラットフォームが中心となっていたため、私の手元にはLGA775をサポートするPentium4対応マザーボードは全くなく、一時期Webサーバーとして活用していたDELL PowerEdge SC420が唯一LGA775のPrescott対応機となっています。
PowerEdge SC420に搭載されているPentium4 521は2.8GHzかつL2キャッシュ1MBのCPUですから、差し替えればある程度の性能向上は見込めるものと思うのですが、その分発熱や消費電力も大きく増大することは間違いないでしょう。
Pentium4 521ですらシングルコアのCPUとしては許容範囲を超えるほどの消費電力や発熱となってしまうわけで、仮にもサーバーとして24時間稼働させる本体に、それ以上の電力食いCPUを搭載する気にもなれず、結局動作確認を取った後は全く使っていません。そもそもPowerEdge SC420自体も省エネ化を進めるため、Atomサーバーに切り替えてしまいましたし。
Socket 478ではいくつか常用したPentium4でしたが、LGA775世代は動作周波数以外に見るべき点を見出せず、K8コアの出来が良かったAMDの方に流れてしまいました。Conroe以降でようやくIntel優位に戻ったという印象です。
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購入金額
0円
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購入日
2010年07月31日
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購入場所
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