ただ、OCしていて、Vcoreを上げていくと、途中でデフォルトの電圧が下がり、設定した電圧(電圧を直接設定するのではなく、デフォルト電圧に+していく設定)より低い電圧に変わってしまい、BIOSでエラーを吐きます。
電圧設定を見直せと、メッセージが出るので、下がった電圧を上げてやれば、OSも起動できるようになります。
初期のデフォルト電圧が1.425V(だったかな?)が、エラー吐いた時には、1.285V(だったかな?)に下がっていました。
その分、上乗せしてやればいい訳ですが、0.14Vの差がありますので、仮に1.5Vに設定するとして、1.425Vからな
ら、0.075V上げればいいですが、1.285Vからだと、0.225V上げることになります。
最初から、誤差を見越した場合、1.425V+0.225Vで1.65Vで起動することになります。
1.65Vも掛けると、少し危険な気がします。
この辺りは、BIOSのアップデートで対応してくると思いますが、現状では、少し扱いにくく思います。
若干、扱いにくい部分もありますが、電圧設定がグチャグチャになる、Foxconn A9DAよりは、遥かに扱いやすく思います。
とりあえず、PhenomⅡX6 1090Tで、軽くOCしてみたところ、Foxconn A9DAでは、限界に近い4.3GHzでも、問題なく動きました。
OS起動、Superπ1M程度なら、4.5GHzまでは、動作確認しました。(これ以上は、設定詰めてないので、追々試していきます。)
もう1点、不便?な点としましては、Gigabyteの廉価マザー全てに当てはまると思いますが、BIOSでベースクロックをマニュアル設定すると、電圧設定を見直せって、赤文字でメッセージが出るのが鬱陶しいですね。(一旦、設定してしまって、BIOS設定画面を見なければ、それで済むんですけどね。)
数年前のGigabyteのmicroATXマザーから比べると、確実にOC耐性も向上して、ATXマザーと、ほとんど変わらない感覚でOCできるので、ATX対応でも、小さめのケースで、拡張スロットが少なくてもいい方には、お勧めできるマザーだと思います。
欲を言えば、もう少しBIOSの更新を待ったほうがいいかもしれません。
定格で使う分には、全く問題ないんですけどね。
もう少し詰めてから、追記していこうと思います。
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購入金額
0円
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購入日
2010年06月18日
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購入場所
ドスパラ
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