レビューメディア「ジグソー」

困ったらブーストしとけ

シリーズ37話に、放送終了後ビデオ用に制作されたサイバーフォーミュラグラフィティをプラスした全38話を収録したDVD-BOX。

監督:福田 己津央(初監督作品)
キャラクター原案:いのまたむつみ
キャラクターデザイン:吉松孝博(通称サムシング吉松)
マシンデザイン:河森正治

サイバーシステムというしゃべるナビゲーションシステムを搭載したマシンによるレースアニメなんですが、レースはオンロードはもちろんオフロードあり・賞金レースあり、マシンはGTカータイプありフォーミュラタイプありとなんでもありの荒唐無稽なところが好きでした。
特にマシンは鳥型サポートマシンが付いていたり(アルバトランダー602、画像2)、シザーのようなものが付いていたり(ミッショネル VR-4、画像2)、主人公マシンのアスラーダも第1話ではミサイルが付いていたり(画像1)、後半のマシン スーパーアスラーダに至ってはコースの状況に応じて変形したりとかなり個性豊かです。
私は今現在でもF1等はチームやマシンがまるでわからないので見ていませんが、この作品では個性豊かなマシンが登場しチームやドライバーの特徴が非常にわかりやすく表現されていて、放送当時からハマってました。

さてDVDを見て改めて、主人公・風見ハヤトは最初から天才だなと思いました。
TVシリーズ時は14歳ですが、素人で初のプロレースに参戦したのにバイク操縦の経験を生かしてコースアウトを防ぐのに4輪でアクセルターンをしたり、エアブレーキを使用したり、あげくにぶっつけ本番の決勝レース中にライバルの新条直輝(新条はF3チャンプとして鳴り物入りでデビュー、ハヤトは全くの素人)のレコードラインをトレースしたりと、真の天才はやっぱりランドルではなくハヤトです。

そのハヤトの必勝戦法が困ったらブースト。
ゴール直前にブースとするのは当たり前、
マシンを強奪しようとしている兵器会社のヘリに捕まった→ブーストで脱出
油圧低下のトラブルで変形できない→ブーストで油圧上昇させて変形
と、とにかくブースト。(最終戦もブースト合戦だったし・・・。)

後のOVAシリーズはリアル路線へと突き進んでいきますが、TVシリーズはハチャメチャで、これはこれで楽しめます。
  • 購入金額

    33,600円

  • 購入日

    2003年01月22日

  • 購入場所

    アニメイト

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