Cherry社純正のメカニカルキーボードです。
販売元はCPUクーラーでお馴染みのScytheで、3年保証が付いています。
Cherry社のメカニカルスイッチは通称茶軸・黒軸・青軸などと言われ、キーボードに詳しい方はご存じだと思いますが、このキーボードには赤軸を採用しています。
この赤軸はキーピッチ19mm、キーストローク4± 0.5mmとなっており、同社の黒軸をベースに黒軸よりも押し下げ圧の変化をより緩やかにしたもので、押し下げ時の荷重が低減されているのが特徴です。
キートップにはシルキータッチと呼ばれる指先に絹のような質感をもたらす特殊表面処理を施した専用キートップを全面採用しています。
触れてみるとなるほど!サラサラと滑るわけでもなく、適度にしっとりとしていて赤軸と同じように質感もなめらかなものになっています。
スタンドにはゴムが付いており、打鍵中に滑らないように工夫されています。
たいていのキーボードのスタンドにはゴムなどの滑り止めは付いていないので嬉しい配慮です。
今まで愛用していたACK-230もすばらしい打鍵感で名器だとは思うものの、メンブレンから移行するとこれほどまでに無駄な力を入れて打鍵していたのかと思うほど軽く入力することができます。(黒軸は例外)
スイッチの接点の動作位置が約2mmですので、メンブレンでの打鍵中キーをきちんと押し込めたか不確かで「入力できたかな?」と思うことがあってもしっかりと入力されています。
逆にいえば少しの押鍵でもキーが反応するのでより正確なタイピングが求められます。
いまのところ軽い打鍵感のおかげで長時間の入力でも疲れず、打鍵速度も上がり作業効率が上がり嬉しい限りです。
いいモノを生み出すなら、まずはいい環境から
万年筆やボールペンなどと同じように、キーボードやマウスなどの入力デバイスも非常に重要なものだと思います。
キーボードの購入を考えてる方の参考になれば幸いです。
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購入金額
13,000円
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購入日
2009年07月01日
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購入場所
Amazon
aoidiskさん
2011/04/13
いいですね。集中してくると、この指先に伝わる感じが、ナンともいえない心地よさになりそうですね。
赤軸ですか、よいみたいですね。気になっています。
今、チョコチョコ赤軸でてきていますね。
レビューを読ませていただいて、一段と気になります。
参考になりました。
おみさん
2011/04/16
Cherry軸採用のモデルは数々ありますが、私は赤軸が1番好みです。
リニア式でありながらストレス無く打てるのは赤軸モデルのみだと思います。
ホームポジションのFとJキーに突起はなく、他のキーよりもすこし窪みが強いので気になる方は1度実機に触れてみることをお勧めします。