GIGA-BYTEのEP45シリーズ最上位モデルです。
メモリは、DDR2採用のため、真のハイエンドとは呼べないのですが、
このマザーボードの一番の特徴は、何と言っても充実した冷却デバイスです。
マザーボード上に配置されたヒートパイプ・ヒートレーン、ヒートシンクの充実は言うまでもなく、
さらにノースブリッジ上に「Silent-Pipe Module Kit」を装着することで、
比較的発熱量の多い、P45やVRDの廃熱をファンレスで冷却することを可能にしています。
VRD(一般的にはVRMと呼ばれてますが正しくはVRD)を12フェーズ(回路)搭載し、
Coer2 Quadを楽々ドライブし、かつ安定した動作を可能にしている点もポイントが高いです。
個人的には、背面に用意されているI/Oパネルの充実が気に入ってます。
一度組んだあと、一番アクセスする場所であるI/Oパネルの構成は、
私がマザーボードを選ぶ上で、かなり高い重要度になっています。
EP45-EXTREMEでは、PS/2 Mouseとキーボードの両方が使用可能、
加えてUSBをハブなしで、8系統備えている点が、
廉価モデルや他のハイエンドモデルとの差別化ポイントだと思っています。
省電力機能、Dynamic Energy Saver Advancedを搭載もウリですが、
正直なところ、付属のソフトを導入すると全体のパフォーマンスが落ちる傾向になります。
もちろん、省電力化される点は高く評価できますが、
ビデオ編集など、負荷の高い作業をする際には無効にするか、
ステルスモードにするのがよいでしょう。
もう一つ気になったのは、このマザーボードの情報を集めると、
起動不能になる現象が多数のユーザーから報告されています。
ですが、うちの個体ではそのようなトラブルに遭遇したことがありません。
単にラッキーだったのか、手に入れた時期が遅かったので、
対策されたものかは分かりませんが、今のところノートラブルです。
これから暑くなる季節ですが、巨大なヒートシンクのおかげで、
今年の夏も無事に乗り切れそうです。
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購入金額
13,000円
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購入日
2008年11月30日
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購入場所
アキバのどこかの店
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