KLIMAX DS徹底攻略 第七話

各部を見直してより良い環境を構築しよう
LINN KLIMAX DS
デジタルミュージックプレイヤー 再生ファイル形式:FLAC/WAVE
サンプリング周波数:44.1k-192kHz ビット数:16-24bit
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KLIMAX DSとApple G5 KLIMAX DSとKLIMAX KONTROL SE

Updates for KLIMAX DS

zigsowからお借りしたSSD NASを返却して一月も経たないうちに、HDD NASのファンノイズに耐えられなくなってしまった。KLIMAX DSを導入して以来、いつかはNASやルーターをオーディオルームから追い出そうと思っていた。これを機会に、屋内配線のLANケーブルを使用してネットワーク系機器を別の部屋へ移動させることにした。幸いにもオーディオシステムのすぐ近くに屋内LANの差し込み口があるので容易に環境を変更することができた。これでNASのファンノイズに悩まされることなく音楽に没頭できるはず…と思っていたのだが、困ったことにKLIMAX DSの再生音が今までに比べて明らかに鈍くなってしまった。一体なぜ音質が低下してしまったのだろう?屋内に配線されたLANケーブルの品質のためか、それともケーブルが長いためなのか。そもそもLANケーブルで音が変わることなどあるのだろうか?これは確かめる必要がありそうだ。

それからもう一つ、やらなければと思いながらも実行していなかったことがある。KLIMAX DSのソフトウェアとファームウェアのアップデートだ。KLIMAX DSを購入して以来、実はLinnGuiとLinnConfigのアップデートをそれぞれ一回行ったきりだった。KLIMAX DSのソフトウェアはPCのソフトなどと同じようにオンラインでアップデートが行える。このアップデートにより、当初WAVEとFLACしか再生できなかったKLIMAX DSが今やAIFFとMP3、それからALAC(アップルロスレス)にも対応したのだ。今回は、これらのKLIMAX DSの周辺環境を整備していくことにしよう。

それから、先頃発売された新型フラッグシッププリアンプKLIMAX KONTROL SEを幸運にもLINNジャパンからお借りできることになった。これはKLIMAX DSに組み合わせても遜色ないクオリティのプリアンプというから楽しみだ。こちらも後ほど繋いでみよう。