デジタルミュージックプレイヤー 再生ファイル形式:FLAC/WAVE
サンプリング周波数:44.1k-192kHz ビット数:16-24bit
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zigsowからお借りしたSSD NASを返却して一月も経たないうちに、HDD NASのファンノイズに耐えられなくなってしまった。KLIMAX DSを導入して以来、いつかはNASやルーターをオーディオルームから追い出そうと思っていた。これを機会に、屋内配線のLANケーブルを使用してネットワーク系機器を別の部屋へ移動させることにした。幸いにもオーディオシステムのすぐ近くに屋内LANの差し込み口があるので容易に環境を変更することができた。これでNASのファンノイズに悩まされることなく音楽に没頭できるはず…と思っていたのだが、困ったことにKLIMAX DSの再生音が今までに比べて明らかに鈍くなってしまった。一体なぜ音質が低下してしまったのだろう?屋内に配線されたLANケーブルの品質のためか、それともケーブルが長いためなのか。そもそもLANケーブルで音が変わることなどあるのだろうか?これは確かめる必要がありそうだ。
それからもう一つ、やらなければと思いながらも実行していなかったことがある。KLIMAX DSのソフトウェアとファームウェアのアップデートだ。KLIMAX DSを購入して以来、実はLinnGuiとLinnConfigのアップデートをそれぞれ一回行ったきりだった。KLIMAX DSのソフトウェアはPCのソフトなどと同じようにオンラインでアップデートが行える。このアップデートにより、当初WAVEとFLACしか再生できなかったKLIMAX DSが今やAIFFとMP3、それからALAC(アップルロスレス)にも対応したのだ。今回は、これらのKLIMAX DSの周辺環境を整備していくことにしよう。
それから、先頃発売された新型フラッグシッププリアンプKLIMAX KONTROL SEを幸運にもLINNジャパンからお借りできることになった。これはKLIMAX DSに組み合わせても遜色ないクオリティのプリアンプというから楽しみだ。こちらも後ほど繋いでみよう。
- 第一話 KLIMAX DSがやってきた
- 第二話 リッピングを徹底検証
- 第三話 セッティングでどう変わるのか
- 第四話 レコードを鳴らせてみる
- 第五話 最高のNASを求めて
- 第六話 プロの現場へ持込む
- 第七話 周辺環境を見直そう
- 第八話 アップサンプリングを検証する
- 第九話 Coming Soon...
- 第十話 Coming Soon...