LINN KLIMAX DS
デジタルミュージックプレイヤー 再生ファイル形式:FLAC/WAVE
サンプリング周波数:44.1k-192kHz ビット数:16-24bit
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KLIMAX DSを購入してから早半年。この半年の間にリッピングソフトの変更に始まり、物理的なセッティングの追い込みやケーブルの変更などの様々な試みを行ってきた。しかし唯一NASにだけは手を加えていなかった。KLIMAX DSは今までのオーディオ装置と違いNASをシステムに組み込むことが不可欠だ。何を変えても音の変化を表現してくれるKLIMAX DSのことだから、NASを高品質なものに変更すればきっと更に音質を向上させられるのではないだろうか。それでは音の良いNASとは一体どのようなものなのだろう?まずは高い剛性をもった頑強な筐体で、しかも外来ノイズに強いこと。それからNAS自身が他の機器に影響を及ぼすノイズを発生しないこと。NASはPCに比べて構造的には単純なのだが、ネットワーク制御用のCPUや冷却用ファンなどのノイズ発生源を積んでいるので、オーディオ信号への悪影響を考慮しないわけにはいかないだろう。また記憶媒体も、通常のHDDではなくSSDなどのシリコンストレージ(※1)を使ったものが好ましいだろう。HDDが磁気ディスクをモーターで高速回転させて読み書きを行うのに対して、SSDは可動部分を必要としない半導体メモリだ。1~2Wの電力で駆動できて、しかも発熱が少ない。アクセススピードを始めとする基本性能はあらゆる部分でHDDより優れている。これだけの利点があるのだから試さないわけにはいかないだろう。
- ※1 SDカード、CFカード、USBメモリ、SSD(Solid State Drive)などの半導体記憶媒体の総称。
KLIMAX DS 徹底攻略 目次
- 第一話 KLIMAX DSがやってきた
- 第二話 リッピングを徹底検証
- 第三話 セッティングでどう変わるのか
- 第四話 レコードを鳴らせてみる
- 第五話 最高のNASを求めて
- 第六話 プロの現場へ持込む
- 第七話 周辺環境を見直そう
- 第八話 アップサンプリングを検証する
- 第九話 Coming Soon...
- 第十話 Coming Soon...