レビューメディア「ジグソー」

初めてのレビュー!

この度はレビュアーに選出していただきありがとうございます!

 さっそく本題に入りたいと思いますが、開梱・取付については他の方とかぶりますし、説明書の手順に沿ってやれば簡単なので割愛させていただきます。


 私は旧製品であるGV-MVP/XSWを所有していますので、これとの比較を中心に進めていきたいと思います。
http://zigsow.jp/portal/own_item_detail/119426/

 まず パッケージ等で謳われている機能は基本的に似たようなものでありますが、新型から追加され多機能としてはBDやDVDへのダビング・ムーブ時にCMを自動検出してカットする機能とLAN配信による再生対象としてiPhone・iPadが追加され、レコーダー連携機能付き携帯やPSPへダビングして持ち歩くことができるようになっています。
 基板の外観比較は写真1をご覧ください。
 BCASカードが小さいタイプになり、カードスロットの搭載位置も取付けた時PCの背面になる位置に変わっており、その分短くなっています。


 次に、ハードウェアエンコードチップについてですが、HR15モードにしても実際に録画した場合に必ずしも15分の1にならないと聞いたことがあり、チップの型が違えば差が出るかと思って期待していたのですが、同じ富士通のMB86H58が使用されていました。
写真2(XSWの物)写真3(XS2Wのもの) 
 しかし、写真をご覧になっても分かる通り型番に続く部分が旧型では1026 Z45、新型では1035 Z37
となっており、ロットや製造場所の記号かとも思いましたが一応念のため実験してみました。

 映っている画の動きの激しさや色の種類の多い少ないで容量に変動が生じるため、同一番組で比較してやらなければなりませんが、別々の番組をチューナー数分同時録画することはできても、同じ番組を複数のチューナーで重複して録画することはできないため、別々のPCに取り付けました。

旧製品であるGV-MVP/XSWはこちら↓にすでに取付けていたのでそのままで。
http://zigsow.jp/portal/own_item_detail/128407/

今回のレビュー対象品であるGV-MVP/XS2Wを取り付けたPCは持ち物登録していないので簡単にスペックを記載しておきます。
CPU Core2Duo E8400
メモリ DDR2 800 2Gb×4(CFD製)
MB ASUS P5KC
HDD HGST 500GB キャッシュ16MB 7200rpm
GB AMD RADEON4650 DDR3 1Gb
OS WindowsVista Ultimate64bit

(両者ともHR15モードで録画、新型の携帯端末向け同時録画は停止)

結果      GV-MVP/XS2W   GV-MVP/XSW
1時間ドラマ       708MB        704GB
ニュース番組      1.24GB        1.24GB
(2時間番組)
 意外なことにドラマの方で旧製品の方が4MB少ないという結果が出ましたが、やはり基本的にエンコードチップに仕様変更はなかったのではないかと思われます。

 チューナーチップについては新旧両者とも同じSONY製SMT-LJ500-1が使用されており、感度はかなり良いと思います。

(追記)
 その後実験のため仮に取付けたPCから取り外し、現在メインとして使っている旧製品が取り付けられていたPCの方へ付け替えました。
 旧製品の時はmagicTV Digitalという名称であったソフトが新製品ではmagicTV GTという名称に変わっていたためインストールしようとしたところ、起動していない状態でもmagicTV Digitalを閉じてからというメッセージが出るため、先にアンインストールしてから新しいソフトをインストールしてやる必要がありました。
 パッと見あまり変わらないインターフェイスに見えますが、旧バージョンと違うのは起動してもWindowsAeroが無効にならないということで、今まではmagicTV起動/終了の度にAeroがON/OFFし、煩わしかったのですが改善されました。
 それから、旧バージョンのときはTV視聴していったんソフトを終了した後再び視聴しようとするとチャンネル取得に失敗してエラーとなって強制的に終了し、PCを再起動しなければなおらないことが時々ありましたが、いまのところ新バージョンでは発生しておりません。

(追記2)
 説明書にはシングルディスプレイで使用するように書いてあるのですが、GV-MVP/XSW+mAgicTV Digitalのときは問題なく視聴できていたデュアルディスプレイ環境を試してみたところ、前記のようにmAgicTV GTになってからWindowsAeroが視聴中もOffにならないことが影響するためかコマ落ちが生じるようになりました。デュアルディスプレイ環境でTV視聴しながら何か別の作業をしたい場合はmAgicTV Digitalの方がいいかもしれません。

(追記3)
 先にmAgicTV GTになってからWindowsAeroがoffにならなくなったと書きましたが、スタートボタンのところからmAgicTV GTのところを見るとWindowsAero切り替えツールというものがありました。
 これは、mAgicTV GTを起動したときにWindowsAeroを切るか否かを決めておくことができるもので、切る設定にするとAero分グラフィック系への負荷が減るようです。
 また、グラフィックボードについてハードウェア的には全くと言っていいほど同一なRadeon HD6750搭載のグラフィックボードを試用させていただく機会に恵まれたので差し替えて、Radeon6000番台用のドライバを入れたところ、AeroをOffにしない設定でも画面のちらつきが減りました。(ただし、プライマリモニターから別モニタへ移動させるとハングするようになりました。)

 つたない表現しかできませんでしたが、お読みいただきありがとうございました。

13人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (1)

  • aoidiskさん

    2011/09/02

    なるほどね、製品自体はいいんだ。

    気になっていたので参考になりました。

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