レビューメディア「ジグソー」

蔵を建てたどぉぉぉぉヽ(`Д´)ノ

                               最終更新日2014/1/31

まずは、このような機会をくださったZigsowならびにマイクロソフト関係者様ならびに協賛の皆様に感謝。
微力ながらWHS2011の身近さや手軽さを自動バックアップを中心にお伝えできればと思います。

---------------まえがたり----------

Windows Home Server 2011になり
より家庭的に
より簡単に
誰でもPCデーター専用の蔵を持つことができるようになりましたw

いまや一家に1台から1人に1台となってきたパソコン。

誰もが使えるデーターの倉庫として
それぞれのパソコンの万が一のバックアップ先として

この蔵は静かにしっかりとまとめて面倒をみてくれます。

-------------使い方として--------------------

私の使い方で例えさせていただきます。
構成として
 常時接続してるデスクトップ2台
 母と奥様の実家に出向しているパソコンが2台
これら4台のパソコンの管理をWHSで行っています。

:地デジチューナー搭載による24時間起動の録画サーバーとして

:iTunes Mediaフォルダとして利用
  これによりどのPCからも音楽やミュージックビデオをiTunesで使えるようになります。

:iPhone4のバックアップ先として利用
  これでクライアントPCを変更後も同じ保存データーを利用していくことができます。

:デジカメ等の自動読み取りの保存先として利用
  これによりどのクライアントPCからも設定しておくだけで
  同一のフォルダーに写真を保存させることができます。

:動画の一括保存に活用

などWindows7の搭載されたパソコンにデバイスを接続したときの自動再生・保存先として
インターネットからダウンロードした画像やファイルの保存先として
ごく当たり前のようにサーバーの共有フォルダに保存しております。

:それぞれのパソコン専用個人設定データの倉庫として。

:色々なソフトのインストール.exeの保存先など

これらのことを1つのサーバー機にまとめることにより
端末となる各自のPCが入れ替わろうともデーターの共有により
無駄な引越しや、どこのPCにファイルを置いたっけ???といったことから


されますw
また、普段は意識していない バックアップ ですが
これも、個別に設定管理することなく自動で静かに軽やかに一括保存しておいてくれます。

バックアップ中にクライアント(端末側)PCが重くなったりすることも
煩わしい個別のバックアップメンテンスも必要ありません。

万が一、メインPCやサブPCをOCしたり・・・・OCしたり・・・・して
OSがふっとんだーーー  なんて時にも安心!



でわでわ早速導入してみましょう。

--------------導入編----------------

まずはWHS2011機用にご自分の使っているものでかまわないので
モニターを接続してください。
通常のOSを入れる作業となんら変わりなく作業を進め
一連の作業がおわるとこんな感じになると思います。
※パスワードは大文字小文字と数字の組み合わせを指定してくると思いますので
  安全のためにもしっかりしたパスワードを決めておきましょう。


自動アップデート後の再起動も毎回ここで止まってては
メンテンスフリーにならないとお考えの方は下段「おまけ1」をご参照ください。
ログオンするとこういった画面になります。
はい^-^Windows7と似てて違和感がございませんw

ディスクトップ
ディスクトップ



はい!これで基本となる設定はおしまいです!!

---------つないでみよう!!(クライアントPC自動バックアップ)編--------

ここでいったんクライアント側PC(いつも使っているほう)へ画面を移します。
ケーブルを差し替えて・・・・・(;´Д`)

  (インターネットエクスプローラー等にアドレスを入れて立ち上げる方法もありますが
   面倒なので簡単な方法で(;´Д`)

スタート→コンピューターと開いたらネットワークを開いてみましょう。

※ここではZIGSOWがサーバー名になってます。
※ここではZIGSOWがサーバー名になってます。



と、インターネットエクスプローラー等が起動します。

対応しているOSのものをクリックしましょう。
対応しているOSのものをクリックしましょう。


     と・・・・Macにもつなげられるらしい・・・・
あとは指示通りにPCをサーバーにつなぐためのソフト:ダッシュボードをダウンロードしましょう。

DL完了
DL完了


あとはダウンロードしたインストーラーを起動させて
指示に従ってインストールしていきます。

※ここで、普段パスワードを設定していない方やオートログオンの設定をしている方は
  パスワードの設定とオートログオンの解除が行われます。

 

 


これでこの端末のバックアップ登録が完了しました。

バックアップ自体は
旧WHSと違い下記で説明しているスタートパッドやダッシュボードを
クライアントPCで起動している必要はありません。
※このWHS2011管理できる最大数は10台となります。

 (デフォルトでも自動でバックアップしてくれますが
  できれば管理するPC達が起動している時間に合わせてあげるのがよいでしょう。)


 


Windows 8 のバックアップについて

 

WHS2011自体はGPTというフォーマット形式に対応しているのですが

それはデーター領域として使う際に指定してあげての事となりメイン動作はMBRに

なります。

 ※HDDなどのフォーマット形式の種類で2TBより大きいサイズの容量の場合

  MBRでは自動で 2TB+残り といったパーテーションに区切られます。

  GPTでは2TBより大きい容量でも丸ごと1つの領域として使うことができます。

 

  また使用上WHS2011でバックアップできる領域の大きさは1つ2TBまでと

  なっているようです。

 

このことから現段階において Windows 8 の場合GPT形式をつかっているので

通常はWHS2011ではバックアップが出来ない仕様となっております。

 

2013/3/13現在マイクロソフトのサイトに

WHS2011でGPT形式のクライアントのバックアップを可能にするHotfix

http://support.microsoft.com/kb/2781272

が記載されています。

 

この手順に従いHotfixをあてるとWHS2011上からGPT形式のクライアントPCの

バックアップが可能になります。

 

諸注意等は下記レビューに記載しているので導入前にご確認ください。

 

 

 



 


次にあげる部分の確認をしてみてください。
・クライアント・サーバーそれぞれでWindows Updateを行い
 最新の状態にしてからコネクタソフトのダウンロードを行う。
・各クライアントとサーバーそれぞれの【時間と日時の調整】を開き
 インターネット時刻サーバーとの同期が同じサーバーと行っているか?
 また、日時のずれがないか確認をしてみてください。
 


 確認ついでに更新すればOK
・PC名に全角英数字やひらがな漢字等が使われていないか?
 使われているとしたら半角英数字や半角記号を使ったものに変更
・同一ワークグループに属しているか?

これでもダメなときは、セキュリティソフトとファイアーウォールを一旦停止して導入してみる。

稀に .NET Framework 4 の不具合もあるようで修復インストールや
削除後に新規インストールをしてみる。

コネクタに関してはコネクタのバージョンが変わることで結構こういったトラブルが
出ることがあります。
まずはここら辺を試してみて改善されないようでしたら次の手を
マイクロソフトやTecNetなどのフォーラムで探してみたり質問してみるのがよいかと思います。


※※※コネクタのインストールに失敗した場合。※※※

「別のインストールが進行中か、再起動が保留されているためコンピューターをサーバーに
接続出来ません。インストールを完了するか、コンピューターを再起動して再度お試しください。」
と表示された場合の対処法方

スタートボタン⇒プログラムとファイルの検索へregeditと入力

ここからレジストリをいじりますので万が一も踏まえバックアップを取っておくなど
したほうがいいと思います。

レジストリエディタを起動したら
左欄にあるツリーをたどって目的の場所へいきます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager
が目的地
Session Managerを選択すると右欄に
「PendingFileRenameOperations」という項目があると思います。
これを削除してコネクタインストーラーを起動させれば導入できると思います。

私の場合、これを削除後に再起動させたら再度 PendingFileRenameOperations が
書き込まれてしまいインストールすることができなかったので
とりあえずは削除後に再起動することもなくコネクタのインストールを行いました。


------------バックアップの詳細を設定したいときは--------------

バックアップのスケジュール設定などはダッシュボード上でおこなえます。
では“ダッシュボード”を立ち上げてみます。


[追加のクライアントコンピューターのバックアップタスク]をクリック


で、自動バックアップを開始したい時刻を設定します。

これによりサーバーが順次設定した時刻になるとそれぞれのバックアップを開始します。

更に、個別に各PC毎にバックアップをとる領域を指定したい場合は


変更したいPCのところで右クリックし
カスタマイズから構成変更していけば設定できます。
:例えば、Cドライブのみバックアップ対象でDドライブ以降はバックアップしないなど。


------------各ユーザーをダッシュボードから登録してみましょう---------------

※ダッシュボードって???
  ダッシュボートとは、サーバーでおこなえる機能のうち
  最低限必要な情報と操作がおこなえるソフトです。

  例えば、・バックアップのスケジュール管理
・追加したHDDをDドライブ(データー領域)にマウント
・共有ファイルのアクセス管理
       ・リモートWebアクセスでのアクセスを含めたユーザーの登録管理
       などなど。


ユーザー欄をクリックすると


ここで、[ユーザーアカウントの追加]をクリックし
指示に従って登録していきます。
今回は虎鉄君PCを登録していきます。

 

 


と、完了すると登録した端末からもダッシュボードの操作ができます。


画面は2PC分のユーザー登録が終わったところになります。

これは、今後どの端末からもダッシュボードを起動させることによって操作できるので
これでサーバー機の映像出力は必要ありません。

リモートWebアクセス予定のユーザーも追加し
どのフォルダを公開するか設定をしておきましょう。

-------------PC端末からアクセスしてみよ~--------------

端末側のPCでスタートパッドの接続を促されるので
まずは、ここで先ほど登録したユーザー名とパスワードを入力しつなぎます。
このときに、パスワードの下のところオプションから
それぞれの項目を保存するにチェックマークをいれておくと楽です。



これが立ち上がっているときには、サーバーの健康状態が
タスクバー上ですぐわかるようになっています。

このスタートパッド、クライアント(端末側)PCが起動するたびに
POPアップしてくるので、お好みで解除することもできます。
上の図のスタートパッド画面右上の▼をクリックすると


スタートパッド設定が出てくるので、一番上の開始オプションのところのチェックをはずしてしまえばOKです。

※スタートパッドが常時起動しておらずとも自動バックアップは行われます。

---------つないでみよう!!(サーバーPC自動バックアップ)編-------

まずバックアップ用に別途ドライブをセットします。
(※このドライブはバックアップ用としてでありDドライブの領域を広げるためには使いません。)
1:HDDを取り付けできたら起動します。

※ここからは全て登録したクライアント(端末側)PCからの操作になります。

2:ダッシュボードを開きます。
(判りやすいように追加前のハードドライブの状態を載せておきます。)

追加前
追加前


追加後はこんな感じに認識されていると思います。

追加後
追加後


   でわ、サーバー本体の自動バックアップ設定をしていきましょう。

3:サーバーバックアップ用ハードドライブを選択し
  [+ハードドライブをサーバーのバックアップに追加]をクリックします。


バックアップしたい項目を選択していきます。
今回は丸ごとバックアップの対象にしてみました。

 


これでサーバーのバックアップ設定も完了しました。

この機能を使うことでせっかくまとめた大切なデーターも定期的にバックアップされ
サーバー機自体の保護も自動で管理してくれるようになりました。


--------------------あとがたり-----------------------

サーバー機って敷居が高く感じたり、専門の知識が必要な感じがしますが
このWHS2011は、だれでも簡単に導入できる優れたOSだと思います。
ダッシュボード導入時にMac用の選択肢欄もあったのでWindowsだけにとどまらず
広く家庭内にあるPCを一括で管理してくれるもの○。

また、NASではできない機能の1つとしてTVチューナーなどを追加して
録画サーバーとしての機能を持たせることも可能だと思います。
これによりHDDレコーダーなどの機能も1つのPCでまかなえることになり
家庭内にあるデーター全てをここに集約し管理し運用することが可能だとおもいます。

大切なデーターを集約し共有化できるだけでなく
そのデーターすらバックアップすることができ
家庭内の全てのパソコンを自動でバックアップしてくれる
まさに日本古来よりある堅牢なあの白壁の“蔵”。

それぞれの端末にバックアップ対策を個別にする煩わしさと
それにかかる費用
これらを考えれば、導入のしやすさ・メンテンスフリーなところを比べれば
私なら、NASや外部HDDを使わずにこちらを選択するでしょう。

また旧WHSと比べても十分に乗り換えるに値する価値があると思います。


-------------------番外編--------------------------
今回私の担当は自動バックアップでしたので番外編ということで紹介します。

私のところでは遠方にいる弟・妹夫婦からの孫写メを楽しみにしている1人暮らしの母がいます。
リモートアクセスを使うことにより、弟・妹夫婦は写真と動画の管理が楽になり
母はいつでも好きなときにスマートフォンやPCからアクセスし
可愛い孫の成長を見ることができる。

と、いった具合に1台WHS2011パソコンを導入することで
ただ子供の成長を記録し自分達で楽しむだけでなく
それを保存するだけでジジババ達も楽しく幸せに見ることができる。

そうそこには同じ時間をすごしている家族の交換日記が存在するかのように
この蔵は歴史をコツコツと整理しながら貯めて
いつかはそれもまた引き継がれていく宝物に。

そんな思いも実現してくれるのがこのWindows Home Server2011だと思います。

-------------------バックアップからの復元に挑戦!-------------------


まずは512MB以上のUSBメモリを用意し回復ツールを作成します。
サーバー機へUSBメモリを差し込んだらダッシュボードを開いてみましょう。

※リモートディスクトップからサーバー側のダッシュボードを起動し

 復元用USBメモリを作成するとUSBメモリが認識しなくなり正常に作成できなくなので

 クライアント側のダッシュボードを使用してください。


コンピューターとバックアップ欄へ移動し


ここから[追加のクライアント コンピューターのバックアップタスク]をクリック
表示された画面上にあるツールを選択します。


下段[コンピューターの回復]のところにある[キー作成(C)]をクリックします。

 


ここでキーとするUSBドライブを選択します。
注意事項をよく読みチェックボックスにチェックを入れて次へ進みます。

 

 


これで復元に必要な回復キーが作成されました。


マザーボードにのっているLAN用チップによっては別途ドライバーが必要になります。
ので、復旧対象マザーボード用のLANドライバーを
その都度用意して加えることが必要になります。

今回はこれを復元対象マザーボードのサイト上からダウンロードして加えます。
※圧縮ファイル等の場合は解凍後のフォルダを使ってください。

面倒臭いので合体!
面倒臭いので合体!


回復キーにしたUSBメモリの中に一緒にいれても大丈夫です。

でわ、実際に復旧させてみましょう。

※Z77チップセットのマザーボードにおいて、USBコネクタとの相性が出ることがあります。

 この場合、I/OポートのUSB2.0コネクタ等ネイティブに対応しているコネクタを

 利用することでエラーが無く下記の手順に進むことができるようです。

Boot先をUSB復旧キーへ変更
Boot先をUSB復旧キーへ変更

 

OSの種類を選択(今回は64bitなので下段を選択)
OSの種類を選択(今回は64bitなので下段を選択)

 

 

ここでドライバーの読み込みを選択します
ここでドライバーの読み込みを選択します

 

ドライバーノインストール(D)をクリックして用意しておいたLANドライバーを読み込ませます。
ドライバーノインストール(D)をクリックして用意しておいたLANドライバーを読み込ませます。

 

 

無事にドライバーが読み込まれたところであと少し
無事にドライバーが読み込まれたところであと少し

 

 

いよいよ復元作業が開始されます。
いよいよ復元作業が開始されます。

 

 

保存されているバックアップから復元したいバックアップを選択します。
保存されているバックアップから復元したいバックアップを選択します。

 

 


待つこと10分弱(C:Crucial RealSSD C300 64GBのみ)

無事に復元完了です。
無事に復元完了です。


あとは、USB復旧キーを抜き完了を押して再起動させればOKです。

システムの完全復元に失敗する 時は

システムの完全復元に失敗したので、強制的にバックアップから復元させてみました。

※要OSインストールCD

の後に失敗する場合に試してみた方法

・戻るを選択し1つ手前のところまで表示させる。

・復元をするボリュームを選択するを選び「次へ」

・写真のようにCボリュームのみ復元する。

これで復元実行に進んだらそのまま完了するまで待ち再起動で立ち上がるかどうかを確認。

もし立ち上がらないようであれば、OSのインストールCDより立ち上げて

スタートアップの修復を選択し修正。

※私の場合は2度インストールCDよりスタートアップの修正をしたところで

 無事にバックアップからの復元とWindows7の起動を確認できました。

 

 

-------------番外編------------
今回の場合LANドライバー無しでやっていくと

さがして・・・・・
さがして・・・・・

 

失敗します。
失敗します。

 


WHS2011にバックアップされたクライアントPCの場合
丸ごと復元するだけでなくフォルダ・ファイル単位で復元が可能です。

これにより間違って削除してしまったデーターも簡単に復元することができます。

手順は


復元させたいクライアントPCを選択し
赤枠でかこった【コンピューターのファイルまたはフォルダの復元】をクリック
その後は手順に従い


復元させたいデーターが残っているであろうバックアップの選択をする。

 


あとは復元させたい場所を指定して進めるだけ。

この時にデフォルトだと現在の対象フォルダやファイルの上書きで復元してしまうので
念のために別フォルダ等に復元させた方が間違いもなく安心だと思います。



---------------------おまけ その1---------------------------

サーバー・クライアント共に、再起動のたびに
パスワードを入れるなんて面倒臭い!という方へ
多くは語りませんww絵をみて察してください(笑)

 

 

 



---------------------おまけ その2---------------------------

Windows Home Server 2011自体もバックアップできるようになっていますが
こちらの復元には今までどおりインストールCD等を使っての復元となります。
詳しくは薩摩藩中仙道蕨宿別邸様がサイトで解説していただいておりますのでご参考ください。

----------おまけ その3 add-in(アドイン)を入れてみよう!!---------

アドインってなんだ???
ソフトウェアに追加される拡張機能のこと。
今回の場合はWHS2011に追加できる付加機能(ソフト)といったところでしょうか

WHS2011ではfacebookで色々と紹介してくれてます。
もちろんfacebookのアカウントが無くても閲覧可能ですのでいってみましょう。
まずはWindows Home Server JP Forumさんをクリック

色々とありますし日本語解説などもありますのでじっくりと見てみましょう。

試しに1つインストールしてみます。
Advanced Admin Consoleを入れてみます。
※今回もダッシュボード上から行っておりリモートディスクトップはつかっておりません。

ダウンロードからサイトに飛ぶと


ダウンロード先にはWHS2011の共有フォルダを選択します。
ここで初めて共有フォルダにアクセスしようとしてると
認証画面が出てきますが慌てずに


では、ドキュメントフォルダにダウンロードします。

 


ダウンロードできたらダッシュボードからフォルダを開いていきます。

 


今回のアドインの場合は圧縮ファイルでしたので解凍します。


解凍後サーバーアドインパッケージをダブルクリックすると
インストールが開始されます。
場合によってはこんな感じに警告が出ますが今回はそのままインストールしていきます。


あとは指示に従って入力していくだけ

 

承諾!!
承諾!!
インストール開始
インストール開始

 


インストールが完了してもすぐには反映されません。


ダッシュボードをいったん閉じて再起動させてあげます。


アドインの隣に新しく Advanced Admin Console という項目が出てきたと思います。
使うのには選択すればOK


これを使ってできる操作も右側に一覧が出ているので判りやすいと思います。

とこんな感じにアドインを使うことで基本的なホームサーバーとしての機能に
色々なものを加えて使いやすくできたりします。

が必要が無ければいらないかな(;´Д`)
(※アドインの削除はダッシュボード上のアドインから削除できます。)



AWIECO RemoteLauncherというアドインです。

これを導入することでダッシュボード上からWHS2011内にあるアプリケーションを
起動させることが出来ます。
※使用するPC構成はサーバー側のものになります。

My Applicationsのところで右クリック。
Addと出るの追加したいアプリケーションプログラムファイルなどから探し
登録したいアプリケーションという種類のアイコンを選びます。
アドイン登録後再起動すると、このようにアイコンが追加され
登録されるとこのようになりダッシュボード上から実行させることが出来ます。



iTunesはプログラムこそ立ち上がるものの再生不可
警告も出ていたのでもしかしたら再生させるための何かが足りないのかもしれません。
(スピーカーをそもそも接続していない為?)

2011/8/9
DVDFlickというソフトをこのアドインでリモート操作してみました。





---------------おまけ その4 PT2について-------------------
WHSの仕様をそのまま受け継ぐことは可能で
比較的簡単に導入できるでしょう。
ただし64bit対応の著名付ドライバーの制限がありますので
WHSへの導入手順+64bitOSへの導入の手順は必要かと。

ここら辺はPT2のレビューで書いてありますので
ご参考に。



----------------おまけ その5 セキュリティソフトのお話し----------------------


現段階で正式対応を発表しているのはESET Smart Security V4.2だけかな?

が、今回は旧WHSで使用していたフリーのセキュリティソフトClamAVを導入してみました。

さすがにこれの導入にはリモートディスクトップからの操作になりますので
間違ってもダッシュボードやスタートパッドからはインストールしないように気をつけてください。

インストール完了
インストール完了

 

最初のUPDATEを実行中
最初のUPDATEを実行中



と、一応は導入できたみたいですがセキュリティアップデートに失敗するなど
手放しに安心できるレベルではないのでやはり正式対応版を使うのがベストだと思います。

個人的にはせめてwindows7同様にセキュリティソフトがWHS2011に導入されていないときは
自動でMicrosoft Security Essentialsとかがインストールされるようにしてもらえると
ビギナーには嬉しいのでは?と感じます。


(私の場合セキュリティソフトと共存できるものなのでSpybotをクライアントPC同様導入しております。)

----------------おまけ その6 クライアントの削除方法---------------------

自動バックアップ管理がいらなくなったクライアントの削除方法
 ※ダッシュボード上から行います。
まずはコンピューターとバックアップからバックアップが要らなくなったクライアントPCを選択


あとは順に進めるだけ。


比較としてクライアントバックアップ フォルダーの削除前と削除後を載せておきます。

削除前
削除前

 

削除後
削除後


とデーターも綺麗に削除してくれるので、古くなり使わなくなっているバックアップデーターを
整理することで余分なデーターの整理にはなるかと思います。

もし誤って削除してしまったら?
クライアントPCから一旦WHS 2011 Connectorをアンインストールし
その後もう一度クライアントPCにWHS 2011 Connectorを導入することで
バックアップ対象になります。
が、以前のバックアップデーターの復活はできないので
お気をつけください。

------------おまけ その7ドメイン名開放(消去)------------------
リモートWebアクセス設定でサーバードメインの設定をしますが
そこで使っているドメイン名を変更するときなどに
前回まで使っていたドメイン名を開放(消去)する方法を紹介します。

ドメイン名のセットアップを選びます。
ドメイン名のセットアップを選びます。

 

 

ドメイン名開放を選択
ドメイン名開放を選択

 

 


これで開放が済みましたので、新たにドメイン名を設定すれば
公開設定が出来ます。

もし以前のドメイン名登録が複数ある場合で
これらも開放(消去)する場合は、面倒ですが
一度そのドメインで登録し、その後開放手続きをする必要があります。



--------おまけ その8 リモートWebアクセスを設定してみよ~----------

便利になって写真やテキストなどを蔵1つにまとめられるようになったので
スマホや他のPCを使って外部からもアクセスできるようにしてみましょう。

※外部アクセスを許可するということはそれなりのリスクを伴うことでもあり
 セキュリティ対策はよりレベルを上げることが望ましいです。
 また、大事なファイルなどは万が一の為退避させた方がよいでしょう。

まずはダッシュボードからリモートアクセス設定をクリックし
自動で設定できるか確認しましょう。

もしルーターの設定が完了し おまけ7のようにドメイン名まで
設定が完了したのであれば、あとは外部からアクセスするアカウントを
選んだり公開設定をすれば完了です。

私の場合NECのAtermWR8300Nを使っているのですが
このルーターに搭載されているUPnP機能ではルーターの設定ができず
手動で設定しなくてはいけませんでした。
ので、NEC製ルーターを使った場合の設定方法のご紹介となります。
もし、違うメーカーだったりした場合は項目名から推測し
変更場所を探してみてください。
またセキュリティ上文章のみの表現になってしまい読み辛いところもあると思いますが
ご了承ください。

それでは設定を始めます。

1:まずはサーバー機のIPを確認します。
  サーバーへリモートディスクトップで接続しコマンドプロンプトを立ち上げます。


  少々判り辛いですが左下の○枠で囲ったところです。


  コマンドプロンプトが立ち上がったら「ipconfig␣/all」と入れてみてください


  これでこのサーバーのIPがMACアドレスがなになのか判ると思います。


 

WindowsでのIP固定方法

ローカルエリア接続のプロパティを開きIPv4での設定をします。

コマンドプロンプト>>ipconfigで確認したものとの対比は下記のようになります。

WHS2011で設定している場合、まれに1度では設定が完了できていない場合もあるので

何度か確認し消えてしまっている項目を再記入する必要があります。

 


 

2:ルーターの設定を開きサーバーのアドレスを固定します。

  まずは詳細設定をクリックし固定割当設定をします。
  (これがルーター側のサーバーIPアドレス固定になります。)
  追加より先ほど調べたサーバーのIPとMACアドレスを入力して
  登録後に保存します。

DHCP固定割当設定
DHCP固定割当設定



3:次にリモートWebアクセスで使用するポートを解放します。
  


  WHS2011の場合は80番443番の2つを解放することで使えます。

  (私の場合は癖でついつい4125番も解放してしまってますが
   4125番を解放せずともリモートWebアクセスができることは確認済です。)
念のため他の設定も載せておきます。

その他ルーター設定
その他ルーター設定


最後に念のためもう一度左上にある保存ボタンを押しルーター設定を閉じます。

これでもう一度ダッシュボードからリモートWebアクセスの設定を開き
設定をしていきましょう。
ルーターのセットアップでこのような画面になったら


「ルーターのセットアップをスキップする。ルーターを手動でセットアップします。」にチェックをつけて
次へを押します。

その後は順次設定し(詳しくは、おまけ その7参考に)
設定が完了すると


となりルーターIP・モデル名ともに不明なままですが
ルーターも正しく認識し機能してくれています。

 

-リモートWebアクセスで正しいパスワードが承認されない時-

 

マイクロソフトアカウントで2段階認証にしている場合に、リモートWebアクセスが

利用不可のまま承認されない場合があります。

この場合、マイクロソフトアカウントへアクセスし

セキュリティ情報のところにあるアプリパスワードの[新しいパスワードの作成]をクリック


表示されたパスワードをマイクロソフトアカウント(○○@live.jp)のパスワードとして

リモートWebアクセス設定をしていけばOKです。


--------おまけ その9 各ソフト動作報告----------
AWIECO RemoteLauncherにて
ダッシュボード上からも使用できるものは◎で表記

◎Microsoft Office Professional 2010
◎iTunes
◎PT2関係の各ソフト(spinel・EDCBなど)
◎Pogoplug
◎USTroku(Ustreamを録画に使用 ※予約録画設定時失敗する場合有で検証中)
◎DVDFlick 
◎Inkscape




--------------------評価マシンご紹介--------------------------
※今回Windows Home Server 2011のレビューにつき
  zigsowさんからお借りしたPCになります。

私のところに届いたのはドスパラさんBTOパソコンのこれでした。
詳細はPrime Magnate IM - プライム マグネイト IM

思いのほか小さく静かでコストも安く
これで十分かも?と思えるほどのPCです。

付属品も丁寧でわかりやすく
これをベースにカスタマイズしていくような
自作への一歩にも十分。
OS無しモデルとはいえこのパーツの選別は
なかなかによいものを使っていると思います。

構成

CPU  :intel i5-2400
マザー:ASRock H67M-GE
メモリ :Samsung DDR3-1333 2G×2枚(M378B5773CH0-CH9)
HDD  :Seagate ST3500418AS Barracuda12(SATA2 500GB)
光学ドライブ:LG GH24NS70BL3 Bulk

CPU-z
CPU-z



2011/5/21 追記

WHS2011レビューの為にHDDを追加してみました。
が、このマザーボードだとSATAコネクタが3つなので
現状ではサーバーのバックアップにHDD追加するとコネクタが埋まります。
Dドライブ容量上げるのにはメインHDDの容量上げるしかないのが残念ですが
まぁWHS2011を使う場合のことなので問題なし。

と、最近の暑さでCPUファンの音がとっても気になるくらい唸り上げてます。

自作やカスタマイズの最初の一歩としてCPUクーラーの交換や
ケースファンの追加・上記のHDD追加あたりがお勧めです。


zigsowさんからお借りしたモニターになります。



BenQ G2220HDを普段使っていますが
違和感なく色合いの変化もなくごく普通に綺麗に使えました。

正面下段のタッチパネルスイッチもわかりやすく
すこし高級感を感じたモニターでした。

若干画面角度の調整に硬さがあるのか
さすがに粗雑に扱うわけにはいかず
今回は角度変更することができず使用しておりました。



-----------以下マイクロソフト様より抜粋:システム要件------------------



-------------要望として--------------------

いろいろな面で敷居の高さを感じます。
ホームユースだからこそ、windows7やVista/XP同様に
設定までビギナーユーザーを導いてくれるなにかが欲しかった。

:アドイン含め英語が多く私のような人間には、それだけえ敷居が高く感じてしまうので
どうか早くに日本語のヘルプやガイドをお願いします。
アドインにいたっては、サーバービギナーには、何がどうなるのかすら判らず
とってもチンプンカンプンでビギナーには優しくなかった。

:セキュリティソフトも一般家庭での使用が前提なのでセキュリティソフトがない場合には
せめてMicrosoft Security Essentialsが自動で入る状態にして欲しい。

:スマホなどで撮った写真(今回はiPhone4でしたが)をそのままダイレクトに
サーバーのフォルダにUPロードできるようにしてほしい。

----------本稼動後の構成----------
CPU     :Intel Core i3-2100T
CPUクーラー :Intel i7 2600K用リテール+LIQUID Pro
マザー    :ASRock H61M/U3S3
メモリ    :サンマックス SMD-8G68HP-13H-D 2GB×2枚 4GB
VGA     :オンボード
SSD :C:D:TOSHIBA THNSNC064GBSJ
HDD :E:Western Digital WD15EARS
HDD :H:Seagate ST2000DL003
HDD :G:WESTERN DIGITAL WD10EADS
追加カード :EarthSoft PT2
追加カード :EarthSoft PT2
追加カード :EarthSoft PT3

電源     :HEC Win+700W J
ケース    :Antec P180Mini
OS :Windows Home Server 2011
セキュリティソフト:ESET NOD32 Antivirus 4 V4.2 Windows Home Server 2011用

消費電力:ワットチェッカー読みで30W以下
CPU温度:室温24℃のエアコン設定時30℃前後(ほぼ室温+α)




-----------------------経過報告-------------------------------
2011/7/3 PT2への追加Fanによる送風を追加以降は
       不安定になることもなく24時間起動のサーバーとして稼働してます。

       不安定になった原因として思い当たるうちの1つはこれで解決したと思われますが
       もう1つWindows Update後に発生していた節もあり
       今度のUpdate後にフリーズしていなければPT2の熱問題が原因のものとして
       経過を見ようと思います。

2011/12/03
       システムの入っているCおよびDドライブをSSDへ移行させました。
       移行方法はC:Dドライブの容量縮小後にクローンソフトを使う方法です。
       システムがSSDになり起動などは早くなりましたが
       リモート操作においてはその軽快感は体感できないようです。

       それでも最大の目的である省電力化とシステムドライブと基本フォルダの
       切り離しができたことは長期運用においてメリットになる事かと思います。

       今後の目標は写真や音楽データなど比較的アクセスが多いファイル用に
       専用SSDの追加ができればと考えています。


--------------------------------------------------------------



2011/5/15 サーバー機本体のバックアップ設定を追記
2011/5/16 バックアップからの復元に挑戦!を追記
2011/5/17 システム要件をマイクロソフト様より抜粋し追記
2011/5/19 一部校正と復元にかかった時間を追記
2011/5/20 一部校正
2011/5/24 オマケ3・4を追記
2011/5/28 オマケ5・6と要望を追記
2011/5/31 評価機の返却にともない機体の説明を追記
2011/6/8  本稼動サーバー構成追記
2011/6/9 アドインの紹介とドメイン名の開放を追記
2011/6/11 アドイン追記を修正PT2の動作報告を追記
2011/6/13 おまけ その8 リモートWebアクセスを設定してみよ~ を追記
2011/8/3 おまけ その9 各ソフト動作報告を追記
2011/8/9 DVDFlickの動作報告を追記
2011/8/14 Inkscapeの動作報告を追記
2011/10/8 構成変更にともない追記
2011/12/3 構成変更にともない追記と変更後の感想を追記
2012/3/6 構成変更にともない修正と消費電力と温度を追記
2012/4/30 コネクタのインストールに失敗を追記
2012/6/22 ファイルとフォルダの復元を追記
2011/6/28 コネクタインストールに失敗したら を追記

2012/7/7 構成にPT3を追加

2012/7/13 Windows側固定IP設定方法を追記

2012/11/8 USBメモリを使った復元方法にZ77チップセットでの注意点を追記

2012/12/10 完全な復元に失敗する時の対処方法を追記

2013/2/3 Windows 8 が入ったクライアントPCのバックアップについて追記

2014/1/31 マイクロソフトアカウントが2段階認証になっている場合について追記