○Windows XP MCE2005でもチェックを追加
○ダッシュボードへのアクセス関連訂正
この度はWindows Home Server 2011のレビューアーに選んで頂きありがとうございます。レビューするのは「Windows Home Server 2011でのファイル共有」です。
Windows Home Server 2011を調べてみるとストレージおよびフォルダの共有で10台までのPCやXbox 360などWindows Media Connect 対応デバイス間でフォルダを共有できるとこのこと。一般家庭ならもちろん、10台ぐらいPCがある会社のサーバーとしても使えそうですね。
●Windows Home Server2011 最速導入ハンドブック
これからの人にもおすすめの冊子がPCショップで無料配布されてました。
●Windows Home Server 最新情報でzigsowが紹介されましたね。
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily...
●Windows Home Server JP Forum(facebook)
https://www.facebook.com/whsjp
アドインリストとか色々ありますね。
■□■レビュー用評価機のモデル詳細■□■
●Prime PC
型番:Prime Magnate IM B13(H67/B3)
CPU:Intel Core i5 2400
メモリ:Samsung M378B5773CHO-CH9(DDR3 PC3-10600 2GB)×2
HDD:SEAGATE ST3500418AS Barracuda12 (SATA2 500GB)
マザーボード:ASRock H67M-GE/THW (H67 1155 DDR3 mATX V2)
CD/DVD:LG GH24NS70BL3 Bulk (SATA/ブラック)
電源ユニット: SK2 350W (LW-6350H-2L RoHS 24pin)
CPUファン:NPH 1156-104AL(LGA1156 cooler 4PIN)
http://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=2&...
PC本体はコンパクトなマイクロATXケースで動作音は静かな方かと。今回のは前面にUSB3.0のポートがありますが何故かUSBメモリを挿しても認識しません・・と思ったらドライバが入ってないだけでした。
搭載されていたメモリは片面のみのSamsung M378B5773CHO-CH9(DDR3 PC3-10600 2GB)×2
電源ユニットはSK2 350W (LW-6350H-2L RoHS 24pin)
内蔵ドライブのベンチマーク。
評価機は500GBのHDDですがサーバーにするなら少なくとも、もう1個1~2TBなどのHDDを搭載したほうが良いでしょう。PC10台までのバックアップなどしてくれる機能などを考えると。
あとこのサーバーのバックアップ用のHDDも用意するのがベストなので、できれば同じ容量ぐらいの外付けか内蔵HDDを追加がベストかな。PCの台数やデータ量で違うけどすこし少ない容量のでも良いかと。
バックアップディスクは内蔵もOKかな?と思って内蔵させてみましたがOKでした(下の方で書いてます)
サーバーなのでビデオカードのドライバ類は何もいれずに運用しました。
下のほうに評価機へのファイル転送などやって速度をチェックしてます。
●モニター
メーカー名:SAMSUNG
型番:SyncMaster B2230
http://www.samsung.com/in/consumer/pc-peripherals-printer...
モニターの首の角度調整が出来ないタイプ。そして家で一番大きなモニターです。
モニターの設定等はタッチパネルでの操作。この手の操作が苦手な私でも説明書見ずに操作は出来ました。AUTOだと明るすぎので明るさを35%ぐらいまで下げました。その他は微調整程度に。
WHS2011起動設定後はサーバーにリモートアクセスすればいいので小型のモニターでもOKです。
■□■まず、はじめに■□■
今回はすでにWindows Home Server 2011がインストールされたマシンでのレビューです。
PCをセッティング後、起動させたらログオン画面が出てきます。
Ctrl+Alt+Delキーを同時押しすれば下記のAdministratorのログイン画面に。
パスワードはメッセージで受け取っていたのでそれを入力。そうすると下記のようなデスクトップ画面に。
注意書きのように基本このPCではセキュリティの観点から外部へのアクセスやソフト類をインストールして使うことはしないようにしましょう。今回レビュー用にキャプチャーソフト類は入れました。
■□■ファイル共有の設定の仕方への第一歩(アカウント作成)■□■
Windows Home Serverは初めて触るので最初は戸惑いましたが、色々触ってるうちにわかりました。基本は「ダッシュボード」でやれば良いだけのことでした。
早速ダッシュボードのアイコンをダブルクリックして起動させます。そしたら「作業開始のタスク」に下線が入った状態の画面になると思います。
「これらのタスクを完了しましょう...」という部分の「共有のオプションの設定」をクリックします。そうすると下記の画面のようになります。
そしたら一番上の「ユーザーアカウントと共有(推奨)(S)」をクリックします。すると下記のように「ユーザーアカウントの追加」の画面になると思います。
このユーザーアカウントはこのPCへアクセスできる人を設定して行くと思ってください。例えばご家族で使うことを想定すると「お父さん」「お母さん」「娘さん」「息子さん」と各自アカウントを作ってあげます。そうすると個別にそのアカウントの設定をできます。法人なら各社員名作るといいでしょう。
「姓」と「名」に文字を入れると自動で「ユーザーアカウント名」にも文字が入りますが、ユーザーアカウント名は違うのにも変更できます。
次に進むと下記のように「このユーザーアカウントの共有フォルダーアクセス選択」画面になると思います。初期設定は「読み取り専用」になってます。これは読むこと見ることは出来てもファイルの編集などは出来ない設定です。
今回は下記のように読み書き出来るように設定変更しました。この設定などは後で変更なども出来ますので。
次に進むと「このユーザーアカウントのリモートWebアクセスを選択」の画面になると思います。ここでは出先の外からアクセスしたりする場合はリモートWebアクセスを許可すればいいのですが、家庭内にあるPC、会社内でのPCからなら「リモートWebアクセスを禁止する」の設定で構わないと思います。それでもローカルのLAN内なら共有フォルダとかにはアクセス出来ますので。
そして完了です。今回は最初のアカウントなのでリモートWebアクセスもOKにして作りました。このリモートWebアクセスは外部からのアクセスのための設定だけですね。大きな勘違いをしてました。ノートPCやスマートフォンなど外出先の外からアクセスできるものですね。そのため、ローカルのLAN内の設定ではないので注意ですね。
後で変更するにもダッシュボードの「ユーザー」タブを選択し、アカウントのプロパティを表示させれば同じ画面が出て設定変更が簡単に行えます。
ここに書かれてるアドレスにクライアントのPCでアクセスすればアクセスするソフト「スタートパッド」などインストールになります。
もしくはLAN内であればネットワークに表示されてる下記のアイコンをクリックすれば下記と同様に続きます。Windows7で確認。
ただしWindows XP MCE2005ではネットワークに出ませんでした。その為Win XPではアドレスにアクセスしてインストールになりますね。
下記ではadminのパスワードを(サーバーにログオンするパスワード)。
最後に下記の部分でダッシュボートにログインするならチェック入れて進みます。
その後、そのPCではログインできるソフト「スタートパッド」が立ち上がるようになり、そこからログインできるようになります。下記のように。
ここから最初に作ったユーザーアカウントとパスワードを入力します。サインインすると下記の「スタートパッド」画面に。
ここでダッシュボードをクリックするとダッシュボードへのサインイン画面に。ここはAdministratorのパスワードで入ります。
ちょっとファイル共有への解説より前の段階が長くなってしまいすいません。区切りのタイトルもちょっと変更(汗)
最初のひとり目は管理者の人が作るアカウントだと思うので、ちょっと流れが難しく見えてしまったかも知れません。じゃそのアカウントはどこで管理すれば?という部分を見れば簡単な感じを受けるかと。
それはダッシュボードの画面にある「ユーザー」アイコンをクリックすればよいかな。下記の画面になります。
すでに最初に作った「papa dazo」のアカウントと後で作った「mama」のアカウントがあります。Guestは最初からあり削除はできません。あと最初から無効になってます。
ここでアカウント名を右クリックしてプロパティを選択すれば、そのアカウントの詳細が出ます。
あと最初のほうでやったユーザーアカウントを作るのも右側にある「ユーザーアカウント追加」か空白の部分で右クリックすればアカウント追加というのが出るのでアカウントを追加することも出来ます。
いろいろアカウントが増えるとここで管理するようになると思います。私はここで追加していく方が脳が理解しやすい(笑)
次に大事なフォルダ共有の部分。これもダッシュボードの上にある「サーバーフォルダとハードドライブ」をクリックすればわかると思います。
たぶん最初から作られるものだと思いますがユーザーアカウントを作るときに読み書きの設定しましたよね。そのフォルダがこれです。「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」「ミュージック」「録画一覧」など。
このフォルダに対してアカウント個別に読み書きの設定をしていたわけです。あとフォルダは通常のWindowsのようにエクスプローラーで移動とかは出来ないようです。
これ以外にフォルダを作るにはサーバーフォルダの画面右にある「フォルダーの追加」をクリックします。そうすると下記の画面になりフォルダーの「名前」と「場所」と説明(省略可)の画面に。
今回はパパとママだけが見れるフォルダーを作るかな。法人だと社長と秘書用とかの感じ?
フォルダ名を入れると自動で場所も入力されますね。説明はわかりやすい感じにしときました。
次に進むと下記のようにアクセスできるユーザーを選択画面になりますが、ここはパパとママ用という特定のユーザーだけなので一番下の「特定のユーザー」を選択。
次に進むと下記のように誰をアクセスさせるかが設定できます。
「アクセスなし」という状態は許可してない設定なので、papa dazoとmamaだけアクセス許可にします。「読み取り/書き込み」に設定変更。
そしてフォルダーの追加ボタンを押します。
バックアップ用に選択されてることを確認ということで、これを開くにするとバックアップ先の別のハードディスクなどの設定画面になります。今回バックアップ用のドライブなどつなげてないので閉じます。本来は外付けのHDDドライブなどつなげて万が一のときのためにバックアップ設定をしてデータのバックアップを取るように設定できます。
このようにすごくサポートをしてくれるようになっております。
さて、作ったフォルダーがあるか確認するとありますね。
この用に難しいと感じる部分はなく共有フォルダが完成しました。
あとは個別にフォルダーを作ってあげて、その人しかアクセスできないようにしてあげれば、間違って他人のファイルを編集したり削除したりなどのトラブルが避けられますね。
逆にみんなが見れる共有フォルダとかもいいですね。
コツとしては例えば写真撮るのがうまく編集もできるママがみんなに見せるために写真用フォルダを作り、ママは編集できるけど他の家族は見れるだけにするとかすれば間違ってパソコンが苦手な人が編集したり削除したりすることを防げますね。
■□■その他・転送速度■□■
テストに使用したPC
ファイル転送を主に
Amphis BTO GS7020iCi7G-FFXIV
動画再生を主に。
Lenovo IdeaPad S10-3
すでに動画やファイルなど転送してチェックしてますが早いですね。128MBぐらいの動画をサーバーに転送してタイムを計ろうとしたらすぐでした。正直ローカルディスクのように使えるスピードが出ます。
試しにもう少し大きなファイルでやってみました。
●ファイル680MB
・WHS2011への転送:8秒
・LAN DISK 1.0TB HDL-S1.0への転送:1分24秒(84秒)
・MZK-NAS01SGへの転送:1分17秒(77秒)
●その後4.35GBファイルをWHS2011への転送速度を計ったら44秒でした。
●自作PC(CPU:E4400)だと1分12秒(72秒)でした。
HDL-S1.0は普段使っており残りの容量が少ないこともあり少し遅い結果に。逆に容量がかなり余ってるMZK-NAS01SGのが少し早い結果に。どちらにしてもこの手のNASよりは今回レビュー用に借りてるPCの速さが桁違いなのがわかるかと。
動画や大きな画像ファイルなど扱うところでは、こういうサーバーPCでやったほうが良いかと思います。
動画なども再生させたりしスキップなど早送りしても途切れることなく動くし。ここまで快適に動くと少し安価なNASには戻れなくなりますね。今回レビューでお借りしてるPC構成だからそうなのか?後日また正式版を頂いたら自作マシンでレビューしたいと思います。
タスクマネージャのパフォーマンスでmp4の動画再生中のCPU使用率見たら・・ほぼ0%。これなら多数の方がアクセスしても能力はそう落ちないでしょうね。この動画再生テストはMP4ファイルをGOM Playerで再生したときのものです。メディアプレイヤーなどのストリーミング再生ではサーバーへの負荷が大きくなります。
主に動画再生をチェックしてるファイル。
フレーム幅:480
フレーム高:272
データ速度:960kbps
総ビットレート:1087kbps
フレーム率:29フレーム/秒
オーディオ
ビットレート:127kbps
チャンネル:2(ステレオ)
こちらはネットワーク
ただネットワークは動画再生しながらファイルをWHSに転送すると100%近くまでいく。ただ、動画再生中のは何もなかったように再生を続けてました。複数のタスクを難なくこなすPCとWHSですね。
もう少し負荷をかけて見ました。テレビでmp4動画を再生させ、クライアントPCでも別のmp4動画を再生させてみました。その場合はCPU使用率5%前後。
その時のネットワーク状態。余裕ですね。
次にその状態で4GBのファイルをWHS2011へファイルコピーもして見ました。やっとCPUが腰を上げようとした程度か・・。
ネットワークのほうは100%使い切ってますが、動画のほうは普通に再生され続けてましたし、コピーも遅いと感じはなかったです。
今回お借りしてるPCが高性能というのもあり、ご家庭で同時に2~3人が動画見てても余裕で大丈夫みたいですね。
■□■その他・メディアサーバー■□■
そういえばメディアサーバーの機能もあったので、テレビKDL-40F1で見てみると・・おおWHS2011を認識しており動画の再生や音楽のMP3ファイルが再生できました。
動画は元がMP4のファイルなんだけど、テレビではMPEG2と表示。再生される動画はMPEG特有のブロックみたいな絵に時折なるけど安定して再生。なんと早送りも機能する。
正直、今まで使っていたNASに戻れない体になりました(笑) メディアプレイヤーとか買おうかと考えてたのですが、とうぶんこれで満足すると思う。テレビ側での読み込みもさくさくだし安定してるし。ただ音楽系の再生にテレビはもったいないので、ネットワーク対応の音楽プレイヤーが欲しくなりました。
そういえば画質(品質)を改善できそうなのあったなと思い出しダッシュボードのホームに行き「メディア設定の構成」を開いたら・・あった「ビデオストリーミングの品質」というところが。
初期設定は「低速」のようで、タブをクリックすると「中速」「高速」「最良」が選択可能。たぶんメディアサーバーの優先度なのかな?その後自作PCでやったら低速だと早送りに画面がついてこれなく、中速にしたら早送りしても画面がついてこれたので優先度と考えるのがベストかな。ただファイル数が増えると早送りは難しくなりました。
初期の低速だと画面がブロック状になって見づらかった。それを中速、高速と上げていったが大きく画質が向上することはなかった。ただ中速以上にすればブロック状のも少なくなって見れないことはない気がしたけど・・気のせいっぽい。これだが元の画質がそれほどよくないのでブロックのように表示されてただけのようです。PCだとうまく処理されて表示されるけど、テレビだと表示する能力が低いのもあるようだ。
試しにISOファイルを置いてみたが、テレビでは認識せずでした。対応力のあるテレビが欲しい。ここでやはりメディアプレイヤーが欲しくなるに戻る。ISOファイルが読めればきれいな動画で見れるし。あとここまで転送速度が速いと思ってなかった。4GBクラスのファイルを転送しても1分もかからないのでイライラしない。
どうもなんたらTSファイルが見れたりするらしい。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110521/etc_...
●Windows Media Playerでストリーム再生をチェックしてみました。
自作PCの場合ですが、MP4動画やMP3音楽など再生させてみました。どちらもCPU使用率が数%~50%ぐらいを行ったり来たりしてました。PCからの再生は普通にプレイヤーで再生したほうが負荷がなくて良いけど、DLNAなどストリーミングで再生する場合はやはりCPUなど高性能になるほど快適になるようです。
■□■64ビット オペレーティングシステム■□■
今回お借りしてるWindows Home Server 2011は64ビットのOSなんですね。前のWHSが32ビット版で新しいのはやはり64ビット版だけですね。
今回お借りしてるPCのメモリも4GB認識してますし(ON CPUグラフィックなのでその分少ないけど)。メモリは多いほど作業スペースが大きくなり全体的のスピードアップにつながりますしね。今回使ってる限り4GBのメモリで不足感はないです。
■□■最後に■□■
ひとまず共有フォルダのことについてだったんだけど、一連の流れで他のリモートなども同時にできたりするようにサポートされますしバックアップについてもだしと特定のこと書くようにするのが難しかった(笑)。画像があるほうが難しく見えるのではと心配です。それほど手順は簡単で楽でした。
設定等も難しいという部分はなかったです。ヘルプなどそちらへアクセスするとまだ英語のページなどの解説に飛んで理解を深めるという部分まではいけなかったけど、これは今後充実することと思いますし、してほしいですね。
トータルとしてユーザー側のことを考えたインターフェース、流れになっており大変使いやすいサーバOSかと思います。
そういえばWindows Home Server 2011の説明書なんて無かったので触りながら操作していたんですよね。私はサーバー系のOSはほとんど知識ないしあってもLAN対応のNASは使ったことある程度。それでもそのときは説明書見ながらやってましたからね。昔LinuxでSambaでファイル共有したりするのはやったことあるけど本見ながらだったしな。
それを考えるとWindows Home Server 2011の操作はPCをある程度使える人ならちょっと解説書などあれば短時間で使いこなせることができると思います。
初めての方は下記のが無料配布されてるので参考にされると良いかと思います。
Windows Home Server2011 最速導入ハンドブック
■□■ここから追加してってます。■□■
■□■ポイント■□■
まだすべての機能を試したわけではないですが、私がつまずいたというか勘違いしたところの注意点。他の方も勘違いするとは限らないけど。
まず「リモートWebアクセス」の設定。アカウントを作るときに必ず設定することになるのですが、これは外部からのアクセスを許可するかしないかの設定ということ。自宅や社内のローカルのLANでの接続設定ではないので注意。
大まかな流れでいくと・・
まずアカウントを作る。
↓
「読み書きできるフォルダ設定」もしくはまったくアクセスなしにするかを設定(後にアカウントごと設定可)。
↓
「リモートWebアクセス設定」外部からスマートフォンやノートPCなどでするか?しないアカウントならなしに。(後にアカウントごと設定可)
↓
アカウント作成終了
クライアントPCのバックアップなどは最初の設定ではすべてバックアップになってるので、サーバーのHDD容量が少ない場合は個別にダッシュボードで設定変更しましょう。
ここで今お持ちの機器が例えばPC2台(デスクトップとノート)とスマートフォン系をお持ちなら、アカウントは3個作るとよいですね。
まずPC2台のうちデスクトップは自宅(会社)から動かないと思うので、リモートWebアクセスは禁止で良いでしょう。
ノートは外出先からアクセスするなら「リモートWebアクセス」もOKにしアクセス出来ると便利でしょう。
このように端末ごとにアカウントは作ったほうが良いかと思いました。
■□■バックアップ・ディスクを内蔵してみた■□■
WHS2011はサーバーOSなためバックアップを取るようにと何かするたびに言われます。そこで今回はお借りしてるPCがHDD内蔵可能なケースなため入れてみました。ついでに内部の写真も追加。
内部を開けるとCPUは付属のCPUファンではなくヒートシンクの高さが少しあるタイプでpowerと書かれてます。HDDドライブの固定の仕方はスライドしながら入れてケース底側にネジ穴がありそこで固定するようになってました。少々HDDを入れるのには慎重にやらないと衝撃が加わりそうで難しかったです。あとケーブル類が束ねてあるのはいいけど、追加で内蔵することを想定してないのでHDD用の電源ケーブルが届くのがギリギリでした。その他SATAケーブル類が抜けないようにテープ止めされていました。
接続など済ませPCを起動させると、ここで一般のOSと違うところで通常のOSなら新しいハードウェアを認識したと出るのだけどWHS2011は何も出ません。念のため管理画面のデバイスマネージャで認識してるか見たらしっかり認識してました。
普通のOSならフォーマットとかになるんでしょうが、WHS2011ですからやはりダッシュボードですね。「コンピュータとバックアップ」のアイコンをクリックし右側にある「サーバーのバックアップのセットアップ」をクリックします。
次に「作業の開始」になります。
次に「バックアップ先の選択」に。
ただここでに接続したHDDは出てきてません。そこで下にある「バックアップディスクとして使用できるすべてのディスクを表示する」にチェックを入れると下記のようにディスクが出てきます。
そして次に出てきたドライブの横のチェックボックスをクリックしチェックを入れ「次へ」ボタンを押します。
そうすると下記の画面が出てきました。フォーマットも何もされてないドライブなのですが、この文面だと何か違うドライブを選択してしまったような気になりますがあってます。
次に「バックアップのスケジュールの指定」になり、標準の1日に2回のとカスタムスケジュール設定できるのが選べます。通常は1日2回で良いでしょう。実際自分が使う時間帯後あたりの時間設定が良いかと思います。
次に「バックアップの項目の選択」に。システムバックアップ(推奨)かデータ類だけにするかなど選択できます。
そして最後に「バックアップの設定の確認」です。OKならば「設定の適用」ボタンを押します。
設定が済むと下記の画面になり終了です。
ダッシュボードの「サーバーフォルダーとハードドライブ」のアイコンをクリックすると、サーバーバックアップとドライブが出来てます。
ここまでのはWHS2011サーバーのバックアップ設定です。
■□クライアントのバックアップ設定□■
クライアントのバックアップ設定はダッシュボードの「コンピュータとバックアップ」をクリックし右側にある「追加のクライアントコンピュータのバックアップタスク」をクリックして設定したり変更できます。
クリックすると下記の画面になりバックアップの開始と終了時刻設定ができます。クライアントのPCごと個別にバックアップの時刻設定することは出来ないようです(何をバックアップするかは個別に変更可)。
■□■手動でクライアントPCのバックアップ■□■
クライアントのPCにはスタートパッドのソフトがあるので、そこでバックアップをクリックすれば個別に実行が可能なので下記のスタートパッドのバックアップをクリックする。
するとバックアップのプロパティが表示されるので「バックアップの開始」を押す。
今度はバックアップの説明だがそのままでもいいと思う。ダッシュボードを見れば日付なども入ってるので。自動なのか手動なのかが説明に入ってる。
ひとつあれば良いなと思ったのが、クライアントのPCをシャットダウンするときに自動でバックアップするとかの機能があれば意識せずに使えるかなと思った。
クライアントのバックアップがしっかりされてるかを確認するには「コンピュータとバックアップ」のところでコンピュータ名を選択しプロパティを開きます。
そうすると下記のようにバックアップを実行した日付が見れます。自動なのか手動なのかも。
サーバーのも同じように見れますがサーバーのはバックアップ先のドライブが表示されます。
次にバックアップの容量がどの程度か気になったので見てみました。数日のバックアップの使用領域は89.9GBとそれほど多くありません。サーバーとPC一台のバックアップ容量です。今回は借り物のPCなので大量のデータを入れてないのもありますが、データ量が多くなければそれほどバックアップ用のHDDは大容量じゃなくても良いかも知れません。
バックアップの設定もそれほど難しいと感じる部分はないようです。
その後自作PCでのWHS2011ではPCを3台ほどバックアップするようにしてたら、やはり1TBの容量じゃ足りなくなりました。複数台PCある場合は容量は多いほど良いかも。
■□■コンピュータのバックアップのカスタマイズ■□■
「コンピュータのバックアップのカスタマイズ」でPCごとにバックアップを指定することも出来るようです。オフラインのPCはオンラインにしないと無理みたいです。
やり方はカスタマイズしたいコンピューターをクリックし選択したら、右側にある「コンピュータのバックアップのカスタマイズ」をクリックします。
そうすると下記の画面になるので「バックアップ項目の追加または削除」を選択します。
そしてバックアップしたいものだけチェックを残し次に。
今回はCドライブ以外だけ残して次に進めると下記の画面に。
これでOKなら「変更の保存」を押せば完了です。Cドライブをバックアップしない設定にすることは逆にあまりないかも知れないけど。私はデータ類をほぼCドライブ以外に置くので、そこさえバックアップされてればいいので、こういう使い方もありかなと。
ここで、いったんお借りしてるPCでのレビューを終了したいと思います。少々長くなったので読みづらかったかも知れませんが、最後まで目を通してくれましてありがとうございます。
■□■自作PCにWHS2011インストール■□■
WHS2011のDSP版が届いたので手持ちのパーツ類で下記の構成としインストールしました。最初はセレロンあたりと思ったのですがお借りしたPCのスペックになれてしまいあまり下げたくないのとちょうど使ってなかったのでCore 2 Duo-E4400に。
マザーボード945GZT-M (V1.0)
CPU:Core™ 2 Duo-E4400
メモリ:Castor LoDDR2-1G-667-R1×2=2GB
LANカード:CG-LAPCIGT
電源ユニット:AP-420CKM
ケース:未登録のマイクロATXケース
CD/DVD:GSA-H42N
OS用HDD:ST3500320AS Barracuda 7200.11(500GB)
データ用HDD:WD10EADS(1TB)
バックアップ用HDD:選定中
HDD冷却パーツ:HDC-501WH
インストールは通常のWin7と違って短時間では終わらなかったです。途中時間かかりそうなので離席してのインストールになったけど1時間ちょっとはかかりました。その後アップデートなど色々して2時間ぐらいかな。
インストールですがネットワークカードが古いので、自動に認識してドライバが自動で入ってくれるかと思ったが入らなかったので手動でインストールしました。ネットワークカードのチップを先に調べておいてWHS2011用ドライバがあるなら用意しておくと良いと思います。
自分の場合はチップメーカーと型番をメモしておき、OSのドライバにある同じ型番のをあてました。
ドライバが標準で入らなくエラーになったところ。「ネットワークドライブにインストール」を選択・・ちょと切れかけてるところで見づらいけど。デバイスマネージャでドライバをインストールと似たような感じでやります。
手動でインストールする場合
LANカードのチップメーカーを選択
LANカードのチップの型番を選択
あとOS用とデータ用とHDDを分けたんだけど、インストール中にそういう変更とか出来る部分があったのかがよくわかりませんでした。そのためOS用のHDDにデータ用フォルダも作成に。これは後でダッシュボードからフォルダの移動でデータ用HDDに移動すればよいだけと簡単です。
お借りしてたPCとの比較では転送速度が若干遅い感じになりましたが、十分な速度が出てるので満足です。多数の方が使うならやはりスペックは高いほうが良いと思います。
テレビKDL-40F1での動画再生ではメディアサーバー機能が標準の低速だと早送りすると画面がついてこれないようで中速に変更したら着いてこれるようになりOKな感じでしたが、その後動画を色々入れていくとファイルによっては早送りが着いてこれなくなって来ました。高速にして使ってますが若干よくなる感じかな。
PCでの動画や音楽の再生は重くなったという感じはありません。メディアプレイヤーでの再生はソフトが重い感じで他の軽いプレイヤーで再生してます。
テレビでの音楽のMP3再生も多数のデータ(500GB)とフォルダ数あるのですが、それも難なく再生OK。途中エラーで落ちることもなく安定してます。階層が深いと少し時間がかかるけど我慢できる程度です。
NAS用では途中エラーで再生止まったりしてたし、フォルダ数が増えると探したまま終わらないという現象だったのがなくなり大満足です。
自作PCで今まで使った感想としては動画など配信して見るならやはりCPUスペックなどは高いほうがよいと思いました。どの程度のファイル数を扱うかやいろんな要素で変わるとは思いますが・・。