選んでくださったzigsow様と株式会社アイ・オー・データ機器様、ありがとうございます。
ちょっとHDL-GS改が挙動不審な事もあり、PCでのコンテンツ再生が出来ればもっと便利なのに・・・と思っていた折の当選、非常に嬉しく思います。
それでは、レビューに入りたいと思う。
○開梱
まずはいつも通り開梱から。
ちょっと大きめの箱に入って送られてきた。
開けてみると箱いっぱいにRECBOXの箱が。
それと封筒に"ハイビジョンレコーディングハードディスク RECBOX 体験レビュー「HVL-AV シリーズ」発送のご案内"が入っていた。
製品を見てみよう。
黒を基調とした落ち着いた色調のパッケージだ。
下部には目立つように製品の特徴が書かれたステッカーが貼られている。
裏面を見てみると機能の説明が簡単にしてある。
側面には製品の仕様詳細が書かれている。
製品の箱を開けてみよう。
・・・とまたここにも細かく文字が書いてある。
保証書と保証規定だ。
規格、仕様など、どうしても説明することが多くなってしまうためか文字が細かくびっしりと書かれている。
説明書が嫌いな方からすればクラクラしてしまいそうだ。
こういった物を見てしまうとどうしても面倒に感じてしまうので、PC等に不慣れな方々からしてみれば懸念材料のひとつになりかねないのではないだろうか。
難しい点ではあると思うが、もっと簡略化出来れば・・・と思う。
一通り化粧箱に目を通して封を切るとまず説明書が出迎えてくれる。
本体は緩衝材に包まれ、付属品は右側のダンボールに詰め込まれている。
この緩衝材はよく使われる物だろうか。昔良く見た発泡スチロールではなく、発泡性の樹脂ではあるがゴムのような手触りもある。発泡スチロールよりも弾力があり、崩れにくいので軽い物の梱包に向くのだろう。
本体はこのように薄く、横置きタイプの製品だ。
寸法は仕様書から引用すると
約260(W)×240(D)×45.1(H)mm(突起物・ゴム足含む)
とある。
従来の録画機器であるビデオデッキ等よりもかなりコンパクト。
高さが5cmもないので液晶テレビの足下に置いても邪魔にならない。
箱などに印刷されている製品画像は正面がツヤ有りの黒に見えるが、実際にはハーフミラー加工がされている。
しかしインジケーターや液晶表示などが裏に仕込んであるわけではないので特にギミックは無い。
派生品で何かを仕込むことを考慮してのデザインなのかもしれない。(化粧箱自体もステッカーなどでモデルを分けているように見える)
細部を見ていこう。
正面左手には
・電源ランプ
・電源ボタン
・更新ランプ
・録画ランプ
・ステータスランプ
が並んでいる。
各ランプのステータスは上面に見えるステッカーに説明が書いてあるのですぐわかるのが有り難い。
正面右手には製品名が印刷されている。
正面のデザインはAV向けを意識して大きなインジケーターなどを備えず、目立たないように仕上げてある印象だ。
ただし、ハーフミラー処理が部屋によっては何かが反射する可能性も否定できないので一概に良いとは言えないように思う。
そして回り込んで裏面だ。
製品自体には必要最低限の情報しか記載されていない印象だ。
左手から
・メーカーロゴ
・型番、シリアルNo
・電源仕様
・MACアドレス
・機能ボタン
・冷却ファン
・クラスA情報技術装置についての注意書き
・リセットボタン
・LAN端子(1000BASE-TX対応)
・USB端子(ストレージデバイス接続用)
・電源端子
基本的にはNASなのでシンプルな構成だ。
次は付属品を見ていこう。
内容は
・RECBOX 取扱説明書
・クイックガイド2種類
→RECBOXにかんたんハイビジョン録画!(REGZA編)
→スカパー! HDをRECBOXに録画しよう!
・LANケーブル
・電源アダプタ
・電源ケーブル
の6点だ。
クイックガイドはWoooでの直接の録画には対応していないのでREGZA編のみだ。
LANケーブルが付属しているので既存のグループに参加させるだけであれば新たに何かを購入する必要はないが、LANハブのポート数が足りなければ別途に機器が必要である点は注意したい。
LANケーブルが必要であれば自作してみるのも一興かと思う。
以下のレビューに作成方法を記載してあるので参考になれば幸いだ。
電源アダプタは手のひらに乗せても余るほど小さいため、特に設置場所に困ることは無いだろう。
スマートな製品にスマートではないアダプタが付属していると興ざめしてしまうこともあるが、この製品では全く問題ない。
仕様は出力が12V、4Aで48Wだ。恐らくその供給電力のほとんどをHDDのスピンアップに使うことになるのだろう。
○接続
ここからは接続方法を説明する。
尚、当レビューではREGZA 46Z7000と接続をしての使用をレビューする。
LAN HDDが使用出来るREGZAであれば細かく違いがあると思われるが、大きな差はないだろう。
接続自体は簡単だ。
テレビのLAN端子とRECBOXのLANポートを繋ぎ、電源端子とアダプタを繋ぎアダプタにコンセントから電源を取ればもう終わりだ。
画像のように、ネットワーク用のLAN端子に繋ぐこと。
ケーブルが2本なのであまり迷うことは無いだろう。
びっしり書かれた説明のとは裏腹に、あっけなく終わる点はもっとアピールしても良いように思う。
図ではLANハブを介して接続しているが、もちろん直接テレビとRECBOXを接続しても構わない。
○初期設定
まずはRECBOXへREGZAから録画が出来るように設定をする。
テレビを付けてリモコンのレグザリンクボタンを押し、レグザリンクメニューを表示させよう。
そこで、レグザリング設定を選択し決定ボタンを押す。
すると2番目に"LANハードディスク設定"という項目があるのでこれを選択し、決定。
※今回のRECBOXはUSB接続ではないのでUSBハードディスク設定のメニューは関係無い。
接続機器の一覧が表示されるので、その中からdisk1(HVL-AVxxxxxx)を選択しよう。
他のフォルダを登録してしまうと上手く動かないため、間違えないように。
ちなみに画像では多数の機器が表示されているが、RECBOXのみを接続している場合はカッコ内がHVL-AVxxxxxとなっている項目がいくつか出てくるはずだ。
※xxxxxxは機器固有の文字列なので、実際の文字列とは異なる。
登録が出来ると、"機器登録が完了しました。"というメッセージが表示される。
登録した機器の左側のチェックボックスにマークが付くので、これでOKだ。
登録完了を選択、決定を押すと機器の登録設定が完了する。
念のためLANハードディスク設定メニューから動作テストをしておこう。
数分程度でテストが終わり、結果を見てみると私の環境では問題なく録画、再生が出来るようだ。
※NGが出たからと言って全く出来ないわけではないので最終的な結果は実際に録画、再生をしてみるまではわからない。LANDISK HDL-GSでは同時録再でNGが出たが、今まで問題なく動作していた。ちなみにメーカーのHDL-GSの動作保証は直挿しまで。
ここからの設定は必ずしも必要では無いが、便利な点を紹介する。
HVL-AVシリーズがつながっているグループに接続してあるPCのブラウザで、アドレスバーに"192.168.0.10"とIPアドレスを直接打ち込むと、設定メニューが表示される。
その中でシステム設定をクリックすると、
・ランプの明るさ
・自動アップデート機能
・カテゴリ表示
・予約録画情報の削除
の4つのメニューが表示される。
この中でランプの明るさの変更はありがたい。
インジケーターランプの明るさは明るすぎると気になる場合があるので、減光出来るのは良い。
「暗い」に設定すると明るい部屋で離れて斜めからランプを見ると付いているかどうかわからないくらいだ。
カテゴリ表示については、REGZAメニュー内で日本語なので日本語を設定した方が違和感が無い。
以上の2点を変更すればさらに快適に使えるだろう。
少し注意したいのはメニューの中のフォルダー公開の項目だ。
これを選択してOKをクリックすると、REGZAの録画領域の公開設定が変更される。
ラジオボタンなどで選択して決定という流れでは無く、OKをクリックする度に設定が変更されるので、ぼーっと設定をいじっているとうっかりOKをクリックして録画が出来なくなってしまったりするので注意して欲しい。
もし設定を変更してしまっても、内容はそのままのでフォルダー公開設定を「有効」に設定し直せば元通りになる。
○録画
ここでは番組表からの録画を例として挙げる。
まずはリモコンの番組表、もしくはミニ番組表のボタンを押そう。
すると数時間分の番組表が画面に表示されるので、録画したい番組を選び、決定ボタンを押す。
録画先に先ほど設定したHVL-AVxxxxxが指定してあることを確認して、録画予約を選択、決定ボタンを押せば予約は完了だ。
録画の方法には時間指定や連ドラ録画などがあるが、その他詳細な録画/視聴方法については使用する、または使用する予定のREGZAのマニュアルを参照してほしい。
現物が手元に無くてもこちらからPDF形式として参照できる。
http://www.toshiba-living.jp/search.php
○視聴
番組が始まると録画が開始されるので、リモコンの録画リストボタンを押す。
すると録画番組一覧の一番上に並んだ、先ほどの番組があるので、それを選んで決定を押せば視聴が出来る。
また、右側のステータスが録画中となっていても、録画をしながら視聴ができる追っかけ再生機能があるためにそのまま視聴が可能だ。
○ダビング
ダビング操作は録画リストから番組を選択し、緑ボタンを押す。
ダビングする先を聞いてくるので、機器を選択して決定を押せばダビングが始まる。
ここで、PCでの視聴用にダビングをする場合は、LAN-SのHVL-AVxxxxxを選択しなければならないので、注意しよう。
ダビング先を確認して、問題が無ければ「はい」を選択してダビングを始めよう。
ここで右側にある「複数選択画面へ」を選べば他の番組を複数設定することも出来るので、連ドラをいっぺんにダビングしたい場合は便利だ。
ここで一つ注意しなければならないのは、ダビング中はREGZAの内部機能を使うため、どんな機器間でのダビングでも録画用チューナーを占有するため、ダビングと録画を平行して行うことはできない点に注意したい。
もちろん録画中と同じように、2画面での視聴も出来ない。
ちなみに、ダビング中に録画予約時間になりそうなときは警告が出てダビングができないようになっている。
ダビングにかかる時間はHDL-GS改→100Mハブ→RECBOXで地上デジタル放送1時間分が約30分で2倍速程度。
RECBOXの録画データからRECBOX内でのダビングが30分番組で約17分で2倍速弱程度。
間に100Mbpsハブがかんでいるためにここがボトルネックとなっているため、公称のスカパーHD1時間分4.7GBのRECBOX同士でムーブした時の14分4倍速強とはかなり差がある。
近いうちにギガビットハブを導入し、高速化したいところだ。
○PCでの視聴
TVで録画した番組をPCで見る場合は、まずPCに再生ソフトのDiXiM Digital TV plus for I-O DATAをインストールすることと、視聴したい番組をダビングする必要がある。
http://www.iodata.jp/lib/product/d/3533.htm
DiXiM Digital TV plus for I-O DATAのダウンロードには製品のシリアルNo.が必要であるため、控えをとっておくとスムーズに作業が進む。
対応OSは無償版がWindows Vista/7対応で、WindowsXPは有償版(通常版5980円 優待版3480円)での対応なので注意だ。
有償版URL
http://sp.ioplaza.jp/pr/diximplus/serial.htm?affiliate=io...
インストールはダウンロードしたファイルを解凍し、生成されたフォルダの中からSetup.exeを実行して表示される手順通りに進めればよい。
インストールが終わったら、プログラムを起動してみよう。
すると、オープニングアニメーションが流れて
ダビングしてある番組一覧が表示される。
クリック一つで番組が再生されるので、簡単だ。大いに番組を楽しんでいただきたい。
臨死!!江古田ちゃんの再生風景。
Printscreen機能ではオーバーレイがキャプチャできない(著作権保護機能のせいもある)ので真っ暗だが、彼女の赤裸々な全裸生活が主演の鳥居みゆきによって描かれている。
○価格について
定価で29800円(先日価格改定があり、現在は24800円)とすると、容量2TBの個人向けNASではごく標準的な価格かわずかに高い程度だ。
そして実売価格となると、最安値ラインに位置するので導入しやすい位置にあるといえよう。
REGZAの録画用としてファイルサーバー向けのNASを買おうと思っている向きにとってはDTCP-IPに対応できるというのは非常にありがたいのではないだろうか。
特にPCで再生ができるとなれば(一定の手順が必要である事を踏まえても)こちらを選ばない手はないだろう。
また、一般的なファイルサーバー向けNASはフットプリントを気にしてか縦置きでの設置が指定されていることが多い。
対してこの製品はAV向けを意識して横向きでの設置であるため、転倒での故障のリスクは大きく低減する点は見逃せない。
NASとしては大柄な筐体も内部の余裕を見れば熱がこもったりもしないことは想像に難くない。
設置する場所が折り合うのならば是非HVL-AV2.0をおすすめしたい。
○良いところと悪いところ
・良いところ
価格の項でも述べたが、横置き設置が出来る点と、大柄な筐体のため、放熱に有利であろう点の2点だ。
やはりうっかり転倒させてしまい、データだけでなくHDD自体の破損という流れは避けたい事態だ。
その点HVL-AVシリーズは横置きであるため転倒のリスクは少ない。
また、本体に触れなければならない操作は電源のON/OFFとUSB HDDの取り外しの時くらいなので安全な場所に設置出来る。
大柄な筐体だが、ACアダプタも内蔵されていないために発熱部分が非常に少ないことがわかる。
主な発熱源であるHDDもファンレスではなく小型なファンで筐体内を換気し、冷却されているため安心だろう。
もう一つはインジケータランプの明るさを変更出来る点だ。
電源ランプなどは暗い部屋では目に付いたりするのでこれは他の様々な機器にも実装して頂きたい機能だ。
もちろんHDDアクセスランプは無いので変にインジケーターランプがチカチカすることも無い。
・悪いところ
意外とHDDの作動音が気になる。
普通PC等に組み込まれているHDDのスピンアップ音はあまり気にはならないが、この製品の場合は静かな室内で録画時間が来たりすると唐突にHDDが不思議な音を立てるため、驚く程ではないのだが耳につく。
扉付きのAVラック等に入れてしまえば良いのだが、現在設置場所がテレビの足の横、液晶画面の直下なのでそのまま聞こえるのだ。
後述の内部構造を見てみても特に遮音されているわけでもないので、もう少し気を遣っても良いのではないかと感じた。
一番の難点は、システム上仕方が無いのだが、PCで再生できる番組はREGZAで直接録画したものではなく、録画した番組をダビングしたものでなければならない点だ。
簡単に仕組みを説明すると、REGZAで直接録画したデータは録画したREGZAでしか解除できない固有のキーを持っており、例え同じ形式のREGZAであろうがほかのどんな機器でも再生はできない。
そこで、一度ダビング操作をすることにより、著作権保護のためのダビング10(またはコピーアットワンス)情報キーのみを持ったデータを生成することができる。
ダビングしたデータにはREGZA固有のキーでの解除は必要ではなく、DTCP-IP対応機器の持つキーで再生が可能になる。
これはDVD/Bru-layレコーダーで作成したメディアが、作成した機器ではないほかの機器でも再生が可能な事と同じである。(もちろんDTCP-IPに対応している必要がある)
データが光学メディア上にあるか、HDD上にあるかが異なるだけだと考えるとわかりやすいだろう。
従って、PCでの再生は事前に録画した番組をダビングをし、RECBOX内に保存しておかなければならない。
また、ダビングするために機能を占有しなければならず、ある程度の時間がかかるため録画予約時間を避けて操作しなければならない点も注意しなければならない点だ。
以上、少々不便ではあるが著作権保護を遵守しなければならないため仕方がない点だが、どうにか改善して頂きたいと思う。
○オマケ
最後にオマケとしてRECBOXの分解レポートを記したいと思う。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
メーカー以外での改造、調整、部品交換などをすると保証規定に反しますので補償が受けられなくなります。
以下の記事を参考にして作業をする場合は自己責任において行ってください。
また、作業についての製品の故障、ケガ、データ消失などの責はメーカー並びに筆者は一切負いかねます。
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結論から言うと"物理的には"という断りが付くが、ユーザーレベルでも簡単にHDD交換が出来る構造となっている。
強固な両面テープや隠し爪などで分解しづらかったHDL-GSからすると非常に有り難い構造となっている。
HDL-GSシリーズと同じように未フォーマットHDDと交換すると自動でパーティションの作成とシステムの復帰をしてくれるような構造になっているのであれば、同容量のHDDなら問題なく交換出来そうだ。
まずは本体裏側の3つのネジを外す。
すると本体後ろ側を持ち上げるようにトップカバーが外れる。
前側に爪があるので、折ってしまわないようにゆっくりと持ち上げよう。
トップカバーを外すと、シンプルな内部構成が現れる。
NASの心臓部であるメイン基板とインジケータ用の基板がそれぞれリボンケーブルでつながれ、HDDはネジで固定されたマウンタに乗っており、基板に直づけされたSATAコネクタと接続されている。
搭載されるHDDはSamsungのHD204UIだ。
HDL-GSシリーズもSamsung製が採用されていたので、I・O DATA製品への採用例は多いのかもしれない。
ざっとしたスペックは
・容量 2.0TB
・キャッシュ 32MB
・SATA 3.0Gbps対応
・5400rpm
といったところだ。
HDDを外すにはまずマウンタを取り外す必要がある。
赤丸を付けた3カ所のネジを外して・・・
コネクタを破損しないように真っ直ぐ本体前方に引き抜くとHDDとマウンタが一緒に外れる。
外したHDDとマウンタをひっくり返すとHDDがマウンタに4つのネジで止まっているのでこれを外せばHDDの取り外しは完了だ。
組み立てに際しては逆の手順で組み立てれば分解と同様に特に難しいことも無く組み立てられる。
強いて挙げるのであればSATAコネクタがきちんと挿さっているかどうかを確認する事だろうか。
挿さりが甘いようであれば一旦分解してHDDとマウントを止めているネジをねじ穴の遊びの範囲内でSATAコネクタ側に寄せてきちっと挿さるように止めてやればいいだろう。
☆内部構造に関して
NASとしては大柄な筐体内部には3.5インチHDDがすっぽり入るほどのスペースがまだ残っている。
試しにHDL-GS500から抜き出したHA500LJを並べてみた。
HDDマウンタのねじ穴に対応した位置にしてあるので元のHDDとは多少位置がずれる。
恐らくこれは同じRECBOXのバリエーションモデルであるHVL-AVRシリーズと共通の設計であるからであろう。
HVL-AVRには当製品(HVL-AVシリーズ)では対応していないREC-iNスロットを装備している。
REC-iNカートリッジは2.5インチHDDを内蔵したものであるので、恐らく空きスペースにすっぽりREC-iNスロットが搭載されるようだ。
基板上の空きパターンにもSATA端子や電源端子が付くと思われるパターンが見られるので、基板上に実装されているチップが2チャンネル分のSATAに対応しており、なおかつファームウェアが対応していればもしかしたらHDD二機掛けも・・・?
いじるのであればHVL-AVRの方が部品も実装されてるであろうから面白くはありそうだ。
REC-INスロットを取り外してHDDにすげ替えてしまえば簡単に容量アップができるような気もしなくはないが、それは単に私の推測の範囲である。
繰り返しになるが当然ユーザーレベルでの改造は動作保証外である。試す場合は自己責任において行うように。
REGZAやWoooのiVDRというカートリッジ形状の交換式HDDと互換があるため、対応テレビまたはカートリッジHDDを持っている方にはHVL-AVRのほうが便利かと思われる。
ただし、HVL-AVRは内蔵HDDが1.0TBのモデルしかないので要注意だ。
定価ベースで考えると、当製品の1.0TBモデルが16800円、HVL-AVRが24200円とその差は8000円弱と小さくはない。
そう考えると、どうしてもREC-iNを使用したいと言うことでなければ同価で当製品の2.0TBモデルが選べるのでこちらの方がお買い得と言えるのではないだろうか。
参考URL:HVL-AVR製品情報
http://www.iodata.jp/product/av/hdr/hvl-avr/
では、ここまでで私infychanのレビューを終わりとする。
infychanプレミアムレビュー
リンさん
2011/05/07
infychanさんと同じREGZAです。(自分のREGZAのもう1つ上のサイズですね)
上手く行かなくて悩んだ部分もありましたが頑張りました☆
RECBOXの解体ビックリしました。
RECBOXのHDDが壊れた時は簡単に入れ替えて使えるのかなぁ…。
kenさん
2011/05/08
デジタルデータを扱うだけだから、変わらない様な気もしますが。
infychanさん
2011/05/08
多分HDL-GSに似た作業で出来るのかな~なんて思ってます。
こちらを参考にしてくださいな~
>kenさん
テレビで映してみても液晶ディスプレイで映してみても特に劣化は感じられませんでしたよ。
データ的には特に圧縮はされていないようですし、暗号化されてるだけなのかな~って感じです。
infychanさん
2011/05/11
以降は修正のみの更新とします。
infychanさん
2011/07/23
皆様ご覧頂きありがとうございます~!