ストレージ容量と時間に注意
レビューテーマ「ISOファイルを使ってインテル(R) Compute Stick をWindows 10に
アップグレード」に取りかかります。
アップグレードの手順としては、インテルのHPに詳しく掲載されていますので、それに
従うのが吉かと( ̄▽ ̄;)
http://www.intel.com/support/jp/motherboards/desktop/stck1a32wfc/sb/cs-035724.htm
私も手順に従い、Windows8.1リカバリー用メディアを作成します。
MicrosoftのHPより、Windows10のダウンロードします。
OSそのものをダウンロードするのではなく、ツールのダウンロードです。
バージョンが32bit/64bitの2種類ありますが、ダウンロードするPC環境にあった方を
選んでください。
これからインストールするインテル(R) Compute Stickは32ビットですが、私が準備に
使うPCは64ビットなので、こちらを選択しました。
出来上がったISOファイルをUSBメモリーにコピーして準備完了です。
これを手持ちのUSBメモリーにコピーして使います。
サイズが合わず64GBです。何故かこれしかなくて( ̄▽ ̄;)
インテル(R) Compute StickにはUSBポートが1口しか有りませんので、USB-HUBが
必要になります。
今回は100円ショップで見つけたコイツ
このまま使うと電源供給ポートと干渉するので、同じく100円ショップで購入したコイツ
これらを組み合わせました。
右は電源供給ケーブルを避けてUSB方向変換器を接続。
左はUSBキーボードにつなぎましたが、ギリギリUSBメモリーに干渉しませんでした。
USB-HUBの電源供給が不安ですが、これでチャレンジです(^^ゞ
インテル(R) Compute Stickに接続したUSBメモリーよりISOファイルを選び
仮想ドライブにマウントされます。
Windows7より標準でISOファイルが取り扱えるようになり、非常に便利になりましたね~
Eドライブを開き、setupファイルを実行します。
モバイルバッテリー駆動で持ち運びも楽々
家のリビングに持ち込み、テレビ
に接続します。
この時の電源はモバイルバッテリーから
2.1A供給なので、無事起動できました。
また、キーボードも無線(Bluetooth)接続のコイツを利用
では、家族と視聴。
シルバーウィークに遊びに行った東京観光の画像や動画、先日の娘の舞台などを
楽しみました。
今回のレビューについて
今回のレビューテーマは「インテル(R) Compute StickをISOファイルでWindows 10 に
アップグレードせよ!」となっています。
もう一つの課題として「Windows 10の各機能や周辺機器との拡張などに触れながら、
インテル(R) Compute StickWindows 10 バージョンの活用シーン、およびメリットについて、
動画を用いたレビュー」が指示されています。
また、応募時に課題以外でやってみたい内容として「MouseComputer製:MS-NH1との比較」を
申告していましたので、インテル(R) Compute Stickと静音性や放熱具合を比較してみます。
はじめに
今回のレビュー対象製品「インテル(R) Compute Stick」の他にも、類似のスティック型PCは
他社でも発売しており、
我が職場でも「MouseComputer製:MS-NH1」を2015年4月に購入していて、
これは今でも使用していますが、評判としては残念ながらイマイチのようで、Excelのマクロ処理で
一旦息継ぎのようにワンテンポ遅れ、性能的にもう少しの向上が望まれています。
業務使用での評判を気にしながら、今回の「インテル(R) Compute Stick」が個人使用用途では、
どれくらい使えるかを楽しみにレビューを始めます。
他との差別化は難しいのかな?
インテルのパッケージデザインは最近変わってきたのか、シンプルすぎてアピール不足に
感じるくらいです。
引出すように開けると製品が鎮座しておりました。
製品の下に付属品や取説類が収まっており、
特に気になったのが、ACアダプタのプラグですね~。
各国用が準備されており、そんな需要があるかは別にして海外に持ち出しても安心です(^^ゞ
プラグ部分はスライドして交換する構造になっていて、
出力は5V-2Aの仕様です。
他にはウイルス対策ソフト「McAfee(R) AntiVirus Plus」の
1年間有効のライセンスが付いています。
定価4,000円程(実販価格1,500円)ですが、これは嬉しいですね~
このインテル(R) Compute Stickの特徴として、冷却ファンが内蔵されています。
HDMI端子側のスリット奥にファンが見えます。
側面には、電源SW・電源供給用MicroUSBポート・拡張用USB2.0ポート・ストラップホール
反対側の側面には、MicroSDカード挿入口があります。
職場で使っている、MouseComputer製:MS-NH1との比較です。
100×38×9.8mm 重量44g
これに対し、インテル(R) Compute Stickは
103×37×12mm 重量54g
幅はほぼ同じですが、ちょっと高くなっています。
一番の差は厚みで、冷却ファンが影響していると思います。
各種ポートやSWの位置が同じなので、内部ボードが気になります(^^ゞ
USBポートはもう一つ欲しい
インテル(R) Compute StickをMyRoomで使用している液晶TV(32LB5810)
に接続します。
このTVにはHDMI端子3ポートあり、まだ空きがありますが周辺と干渉することから、
電源は液晶TVのUSBポートから供給することも考えましたが、動作不安定の要因に
なりそうなので、今回はUSB充電器より接続しました。
ついでに、電源供給状態をモニタリングするために、USBグッズを使用
また、初期設定にはキーボード/マウスが必須ですが、USBポートが1個しかないので、
普通ならUSB-HUBを使用するところですが、今回はこのキーボードを使います。
USB有線接続のマウス機能付きキーボードです。これならUSB1ポートでもOKですが、
やはり、もう1ポート欲しいところです。
設定だけ済ませれば、BT機能を用い無線化すれば済みますが・・・(^^ゞ
初回は注意
レビューした方は全員驚いたと思いますが、初回は注意が必要です。
なぜか電源を供給した途端に本体のLEDがブルーに光り出し、勝手に起動し始めて
しまいます。
レビュー用の画像を撮る準備が出来ておらず焦りました(^^ゞ
初期画面は右下にBios起動に関係するFunctionキーの説明が表われます。
いよいよ起動です。
これ以降は通常のWindows8.1新規立上げと変わりませんので、割愛します。
途中でWindows10のアップデート画面が表われますが、今回は見送りです。
今回の初回起動時に最大1.3Aの電流が流れました。やはり2A供給は必須ですね。
ようやく完了です。
素のWindows8.1から一気にWindows10へアップグレードしても、不都合は無いと思いますが
念のため、色々とアップデートします。
まずは、WindowsUpdateから、
初期状態で100個以上の更新が必要です。
再起動とWindowsUpdateを3回ほど繰り返し、ようやく最新状態となりました。
次はBIOSアップデート
Intelのダウンロードセンターから、最新のBios「0030」を選び
起動時に「F7」キーを押し、Bios Updateに入ります。
MicroSDカードは「Unknown Device」になっていましたが、気にせず選択
その中に先ほどダウンロードしたBiosファイル「FC0030C.BIO」がります。
アップデートします。
しばらくはUpdateが無事終わることを祈りながら待ちます。
なんとか成功しました。
まとまりがあり、頭一つ優位
Windows8.1での環境が整ったところで、同じIntel(R)Atom Z3735Fを使っている、
中華Windowsタブレット「Cube iWork7」
職場で使っている、MouseComputer製:MS-NH1との性能比較です。
まずは、Windowsエクスペリエンス
次は、ベンチマークとして「CrystalMark2004R3」を使い比較してみます。
ストレージ:eMMCの性能は「CrystalDiskMark 5.0.2」使い比較
なぜか、MouseComputer製:MS-NH1のWrite性能が1箇所ふるいません。
最後に「HWiFO32」を使い、本体内部の温度関係の比較です。
冷却ファン付きの効果で、温度は一番低くなっています。
ここまでの性能比較を総合して評価すると、類似のスティック型PCと比べると
最新モデルだけあって、頭一つ抜け出している感じです。
Windows10モデルがお勧め
今回のレビューはWindows8.1モデルでしたが、先日Windows10モデルも発売になり、
これはOSのアップグレードも不要になりました。
ストレージ容量が32GBでは、アップグレード時に容量不足になり、一手間必要になり
トラブルの基にもなりかねません。
また、環境によりアップグレードに多くの時間も必要になります。
やはりWindows10モデルがお勧めです。
性能的には、現在は流行っている格安Windowsタブレット並であり、ここも次世代
Atom(Atom x5)搭載モデルが欲しいところです。
海外ではボチボチ発売されたとの噂もあり、国内でも来年(2016年)にはお目見え
でしょうか?
ノートPCやタブレットPCの他に、持ち運びできるパソコンとして新たなジャンルを
確立した画期的な製品だと感じました。今後の発展に期待です!
今回、レビューの機会を与えて下さりましたインテル株式会社、ZIGSOW様に感謝申し
上げます。
また、拙いレビューを読んで頂いた方にお礼を申し上げ、レビューを終えたいと思います。
ありがとうございました。
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