インテルから2015年6月に発売になった、手のひらサイズのスティック型PC
【インテル(R) Compute Stick】(型番:STCK1A32WFC)
パソコンやタブレットよりも小さくて、TVやディスプレイに接続して使用できる
新ジャンルのコンピュータの使い心地について、チェックしていきたいと思います。
海外対応ありのシンプルな内容。取扱説明書は改善の余地あり。
外装:8.5×14×7cmという、丸形のLED電球の外箱パッケージと同じ大きさの中には
本体と共に、HDMI延長ケーブル、ACアダプター、4種の変換プラグ
給電用micro USBケーブル、取扱説明書が入っています。
スライドするだけで、色々な国の電源に対応できるコンセント。
海外旅行の時、このPCを持ってホテルのTVでインターネットとかメールできたら。(*^▽^*)
なんて、実現可能な夢が広がるアイテムです。
(ただ、ちょっと取り外しがコツをつかむまで難しい気がしました。)
各国対応の取扱説明書。
中身を読んでみると、かなりあっさりした内容ですが、一応PCライトユーザーの私でも
最低限設定までは、出来ましたができればスマホとかカメラ並みの分厚くて詳細な取扱説明書が
あると、このジャンルのPCの普及率が上がるような気がします。
Windows 8.1 搭載で、HDMI接続が可能というわかりやすさ。
本体の大きさは、3.7×11.5(差込含)×1.2cm
重さは本体のみで55g
ACアダプターケーブル+ワイヤレスキーボードのレシーバーで151ℊ
外出時、電源込で持ち歩いても肩がこらなそうな軽さが魅力的です。
インテル(R) Compute Stick(型番:STCK1A32WFC)
主な仕様
CPU種類 Atom Z3735F(Bay Trail)
CPU周波数 1.33GHz
二次キャッシュ容量 2MB
コア数 4コア
メモリ容量 2GB
メモリ種類 DDR3L PC3-10600
ビデオチップ Intel HD Graphics
OS Windows 8.1 with Bing 32bit
その他機能 HDMI端子
カラー ブラック系
インテル×Windowsというのは、購入のポイントになります。
(欲を言えばEXCELとかワードも入っているとよかったな~。)
立ち上がりの速さが魅力
早速自宅のTVと接続・設定してみました。
HDMI端子が1個しかないちょっと古めのTVに頑張ってもらいます。
小型なだけに、電源差し込んだだけでは動かせず。。多少の別売りの付属品が必要になります。
まず初回は、こちらのワイヤレスキーボードを使って操作していきたいと思います。
(今回ワイヤレスのPC設定は不要でした。)
付属のACアダプターで電源をとり、TVのHDMI端子にセットすると
すぐに電源がONになり、TV画面をHDMLモードに切り替えると。。
タイムゾーンや個人設定などがサクサクと進んでゆきます。
最後に新しいアプリケーションの設定が数分あり。。
お馴染みのWindows 8.1 の画面が出てきました。
設置からここまで10分もあれば完了できる操作内容。
ここまでは、かなり簡単!です。
これなら勝手知らない外出先で使っても、すぐに目的の操作が出来そうだし
色々用途の想像が広がります。
これからしばらく使って、
Windows 8.1 から10へのアップグレード。写真の鑑賞や整理・動画視聴などを体験したり。。
そのパワフルな性能をこの記憶メモリの様な形状の小型PCの
使い心地を女性ライトユーザー目線で伝えられたらいいなと思っています。どうぞ宜しくお願いします。
トラブル続きで鍛えられたアップグレード
さて、これからいよいよREVEWテーマに挑戦するにあたり、こちらのアイテムを投入しました。
■US2-HB4ETX [LANアダプター搭載USB 2.0ハブ]
STCK1A32WFCは、USBポート1個しかないで流石に足りなくなったのと
有線LAN環境で繋ぐために購入。使い勝手が良い良品でした。
■MF-RSU216GWH/E[超小型回転式USB2.0メモリ/16GB]
これからWinndows 10にアッグレードするのに必要なメモリを補うため。
どちらも軽くて、外出先にも気軽に持ち歩ける大きさ。アダプターとの色合いが気になるので
後日デコレーションしたいと思っています。
そして、製品に付属されていたMcAfeeのライセンスもダウンロードして張り切って挑戦!!
。。のはずでしたが、
この画面のまま動かず数時間。。ノートPCのアップデートの時、楽勝だったのでなめてたのかも。
予備知識なしで取りあえず、そのままやってみて大失敗。色々準備が必要だったようです。
他の方のレビューや、Intelのサポートページを参考に一回再起動して、8.1のリカバリーメディア
を作成し、手順にそって操作してみました。
■関門1 最新版のBIOSをアップデート
Intelの Compute Stick のサポートサイト中にあるアップデート手順を見ると
ダウンロードには、最新のBIOSが必要との事でまずはコチラの更新からスタート。
ダウンロードセンターの検索から最新版を探して試しました。
(2015年11月現在の最新は0030がリリースされていました。)
★手順★
<事前準備>
Intelのダウンロードセンターで BIOS アップデートファイルを
入手しUSBメモリに入れておく。(その後電源OFFの状態でUSBメモリをセット)
1.電源を入れたら「F7」を連押して BIOSアップデートユーティリティに入る。
2.Refresh Media Listにファイル名(USBメモリの名前)が表示されるので選択してエンター。
3.後画面は全て「Y」(Yes)を押して抜けると。。
無事に結果画面が出てきて、終了しました。
4.最後にダウンロード画面に出てきた手順をして再起動して終了です。
(再起動後、電源入れてすぐF2連打→F9で初期設定→
必要なカスタマイズ(今回パス)→F10で保存))
始め、Windows10へのアップロード手順の所にある文字リンクからファイルを
ダウンロードしたファイルで試したら失敗してしまったので、
初心者の方は英語少な目・解りやすいダウンロードセンター商品名検索にある
https://downloadcenter.intel.com/ja/#
最新版の使用をお勧めします。 (これも失敗したので結構時間掛かりました。。)
■関門2いよいよWindows10インストールへ
BIOS最新版をアップロードしたら、Windous10のダウンロード。
あとは、もう待ち時間との闘いになります。皆さんお馴染みの画面と再起動が続く事
1時間位で、やっと!!光が!!
Windows10 の画面が現れました!
色々失敗もありかなり時間が掛かりましたが無事終了です。
ちなみにここまで数時間で電源つけっぱなしでしたが
冷却ファンもついているので本体の熱さもほどほどで快適です。
大画面を利用した画像編集など用途のアイディアは未知数
■Microsoft Edgeをチェック!
先ずは、Windows10の魅力の一つMicrosoft Edgeの使い心地をチェック!
E
dge特有の機能の中で一番使えそうで気に入ったのはこのブラウザお絵かき機能
地図の道順等を書き込めるので便利。しかもTVの大画面だと細かいところまで見やすくてわかりやすいです。
■TV画面を利用した写真整理&動画鑑賞
続いて、一眼レフカメラと繋いで画像を取り込み写真や動画鑑賞をしてみました。
色も綺麗に出るし、TVの大画面だと迫力満点。
この大画面でレタッチ等の修正加工すると、便利に使えると思います。
*画像加工はGoogle+のPicasaが無料で簡単なのでこちらを使う予定です。
https://www.google.com/intl/ja/picasa/
そして動画鑑賞。
NETに繋いで閲覧した時は普通にサクサクだったけど、カメラ動画は相性や
設定の都合かすこし滑らかではない気がしました。
これは後日以降の改善の課題にしたいと思います。
自宅のTVが便利なPCになる驚き
自宅にあるTVにインテル(R) Compute Stickと付属品をちょい足ししただけで
大画面のPCになってしまったのが素直に驚きでした。
元々TVのディスプレイは見やすさや画像美しさを追求した商品が多いので
初期投資30,000円前後でこれだけの機能が使えるのはコストパフォーマンスの面でも
優れた商品だと思いました。
設定は、予備知識や準備をきちんと整えてからしないと、大変で時間もロスしますが
その後の操作は比較的普通のPCと一緒。
大画面の迫力を生かして写真加工などに便利だったので今後も画像分野で活用して行きたい。
将来的に軽くて荷物にならないので旅行などにも持ち歩きたいです。
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