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これ1本あれば文字も音声も記憶できる便利なペン

ご縁があり学研 エコー スマートペン 2GB Livescribe ライブスクライブ echo smartpen gakken 【日本正規代理店品】をレビューすることとなりました。

 

テーマに入る前に簡単に製品を使用してみました。

 

○書き味について

ボディーが若干大きいこと以外はごく普通のペンです。

書き味は好みがあるので個人差がありますが、私は良い方だと思います。

※字が雑で申し訳ないです。

 

インクが途切れたり色が薄かったりということはありませんでした。

 

○実際の使用感

早速ペンを使用してみました。

ここでは文章・図のみを記憶させます。

使い方は簡単でペンの電源を入れて専用のノートに文字や図を書くだけです。

記憶したものを確認するにはPCに専用ソフトをインストールした後、ペンとPCをUSBで接続します。USBケーブルはスマートフォンと同じmicro Bコネクターです。

ペンの電池が切れたらスマートフォン用の充電器の流用が可能と思われます。

私は先月購入したMacBook Airに専用ソフトをインストールしました。

なおOSは1つ前の10.8です。

 

私の環境の場合、ペンの電源を切った状態でPCと接続すると専用ソフトが自動で起動しました。

iPhoneやiPodをPCに接続するとiTunesが起動するのと同じ感じです。

 

転送の画面とかぶっているのですが情報の登録が必要です。

取扱説明書によると、情報を登録することでペンのファームウェアやソフトのアップデート等が利用できるとのことです。

また画像にはありませんが、初回起動時にペンに名前を付ける必要があります。

ペンに名前を付けるとペンの中のデータがPCに転送されます。また転送と同時にペンが充電されます。

ペンには初期データとしてチュートリアル(ノート2ページ、音声ガイダンス1ファイル)が入っています。

 

このチュートリアルは賢くて、音声を再生すると自動でノートも再生されます

 

画像ではわかりにくいかもしれませんが、音声にあわせてノートの文字の色が変化しています。

ただ、このチュートリアルは1つだけ難点があります。

音声もノートもすべて英語である点です。

付属の取扱説明書(日本語)を読むとある程度理解できると思いますので、チュートリアルをみなくても機器を使うことはできます。

さて、記録したデータを確認してみます。

転送されたデータが上図です。

書かれた文字・図がはっきりと確認できます。

ノートに元々書かれている線も確認できます。

 

○Evernoteとの共有について

エコー・スマートペンはEvernote(他にfacebook等があります)とデータを共有することができます。

 

管理ソフトにEvernoteのアカウントをセットアップし「いますぐ同期」をクリックすると同期されるはずなのですが・・・

 

データがありません・・・

早速調査してみます。

先ほどはLivescribe Connectというソフトを用いて同期を試みました。

このソフトは外部サービスとの連帯を設定するソフトです。

ノートやペンを管理しているのはLivescribe Desktopというソフトです。

Livescribe Desktopに転送の項目がないか探してみました。

すると、ノート上で右クリックをすると「送信先」という項目があり、中に「Evernote」とあります。

 

早速Evernoteを選択してみました。

 

するとフォーマットの選択と送信ボタンが表示されました。

今回はPDFで送信します。PDFの他にペンキャストPDFとPNG画像がありますが、今回の場合PDFかPNG画像しか選択できませんでした。

ちなみにペンキャストPDFとは音声つきPDFのことでした。

送信ボタンを押してEvernoteを確認してみます。

 

 

今度はしっかりアップロードされていました。

 

 

ブラウザのPDFビューア上で確認しましたが問題ありませんでした。

Livescribe ConnectはEvernote等のアカウントとの連帯を行うソフトで実際、転送を行う場合はLivescribe Desktopを使うということがわかりました。

 

○その他

このペンに関していくつか疑問点が出てきましたので検証してみます。

・記憶はどうやって行っているのか

どうやって記憶しているのか確かめるべくペン先を確認してみました。

 

反射で非常にわかりにくいのですがカメラかなにかがあるような場所(透明なカバーもしくはレンズ?)を確認することができました。しかし、透明なカバーが反射してしまい中にどんなものがあるかまでは確認できませんでした。

ここから情報を読み取ってペンの中のチップで処理し記憶しているのでしょう。

 

・エコー・スマートペン以外で追記した部分は記憶できるのか

エコー・スマートペンは黒一色のみですが、実際何かをメモするとき黒以外の色を使いたい事があると思います。

検証すべく先ほどのノートに赤と青のインクで追記を行いました。

 

と、ここでエコー・スマートペンは書きながら記憶を行っているため既に書かれたものをどのように記憶するかという問題に直面しました。

とりあえず、ペンをノート上で動かしてみました。(ペンはノートに触れていない状態)

PCで確認したところ案の定データは記憶されていませんでした。

次にペンの先端にキャップをし、筆圧・筆跡情報のみを与えて記憶できないかと考えました。

簡単にまとめるとインクが出ない状態でなぞり書きをするということです。

ペン先にガムテームをしてインクが出ない状態にしました。

 

すると面白い結果が得られました。

 

まずインクが出ていないにもかかわらずノートに記録が行われています。

もう一つは赤や青で記憶した部分が黒で記憶されています。

既に書かれていた部分についてはなぞり書きにより再度記憶が行われています。

この実験ではあらかじめ書かれている文字をなぞり書きして記憶を行いましたが、白紙のノートでインクを出さずに文字を書いた場合はどうなるのでしょうか?

先ほどのノートの下にインクが出ない状態で「Windows」と書いてみました。

結果はこうなりました。

 

一番最初に書いたと思われる「W」がかろうじて残っていますがほかの文字は記憶されていないか文字ではなく線として記憶されています。

以上のことから、結論として以下のことが判明しました。

1 インクがなくても記憶はできるが使い物にならないほど精度は低下する

   ただし別のペンで書いたノートの文字をなぞり書きすることで精度を向上することができる

2 なぞり書きを行った場合ノート上の色情報は無視されすべて黒で保存される

  つまり色付きで保存したい場合はPC上でデータの加工を行う必要がある

3 筆跡、筆圧、ノートに記録されたインクを総合判断して記憶を行っている

 

・専用ノートが切れたときどうする?

専用ノート以外でも音声は記憶可能であることは取扱説明書に記載されています。

 

では専用ノートが切れたときのことを考えて専用ノートをコピーした場合、文字の記憶はどうなるのでしょうか?

 

 

印刷には下のプリンターを、紙は普通紙(エプソン純正ではない)を使用しました。

 

ここで専用ノートで記憶した場合、エコー・スマートペンはページの情報も記憶しています。

 

ファイル名として書いてある98という数字がノートのページ数と一致しています。

 

 

つまり、コピーを行うとページの重複が生じます。

 

重複の有る場合、ない場合両方で試してみました。

なおコピーしたとわかるようにページの上に「COPY」と書いております。

 

まず、全く未使用のページをコピーして文字を書きました。

 

結果は記憶されませんでした。

次に既に使用したページ(ページが重複する)をコピーして文字を書きました。

ちなみに98ページです。

(98ページを使用する前にコピーしたためコピーされたページはまっさらです。)

 

結果は先ほど同様、記憶されませんでした。

既に記憶されているノートのデータにも変化はありませんでした。

紙質や印刷精度の関係もあるので断言はできませんが、コピーを含め純正ノート以外では文字の記憶できないようです。

 

○その他

メモリー残量はノートであるSTATUSのstorageをペン先で選択することにより表示できます。

 

 

 

簡易的ではありますがバッテリーに関しては起動直後の画面でも確認できるのでメモリー残量に関してもこの画面に表示できれば良かったです。

○ここまでについて

・エコー・スマートペンでの記憶は楽です。何も気にすることなくいつも通り文字を書いていれば自動で記録されます

・インクの色に関係なく黒でしか保存されない点は残念です。

・普通のペンとして使用できますが、目立ちます。周りから気にされたくない方は何かしらの工夫が必要です。

・ペンですが精密機器です。ペンを落とすことはよくありますので衝撃等で壊れないか心配です。

純正ノート以外での文字の記憶ができないことが残念です。

・上記から紙媒体のデータをデジタル化することが面倒だと思っている方がこのペンを購入して幸せになれるかと考えると正直「?」だと私は思います。純正ノートへの出費が苦と思わなければ良いですが私でしたら普通のペンでメモした後スキャナーで読み込むか、PCで打ち込みます。

更新: 2014/09/25
エコー・スマートペン の活用術 PREMIUM REVIEW

振り返り時の「あれ、何だっけ?」を防ぐ

ファーストインプレッションからこのペンの活用術を考えてみました。

 

このペンは文字だけでなく音声も記録できることから、授業や電話での応対時に活躍できるのではないかと考えました。

 

例えば電話で何かメモをしなければならないとき聞き取ったことをメモする訳ですが、ペンの角度や慣れ等の問題で後で見直したとき文字が読めないということがあります。

また、待ち合わせの時間など重要なことをうっかり忘れてしまうこともあります。

このペンを使用してメモを行えばメモをしながら会話を録音することができるため、後で振り返ったとき多くの情報を思い出すことができるはずです。

 

授業も同様です。先生が口頭で話したことをメモし損ねたとしても、ペンが音声を記録しているため復習時にも役立ちます。

 

以上をふまえて活用術を実践したい訳ですが、

1 最近はメールで連絡がくるため電話をする機会がない

2 大学生活が順調かつ就活のため授業に出る機会がない

ということで活用術を実践することができません。

 

そこで私は価格調査に使用できないかと考えました。

調査の後、価格交渉をしようと考えたためです。

お店をチェックしているうちに価格や条件(ポイントなど)を忘れてしまうためです

 

私はペンとエコー・スマートペンを持って何度か家電量販店に足を運びました。

しかし、私は価格調査にこのペンを使用することはありませんでした。

 

どう見ても怪しいからです。

 

専用ノートはまだしもエコー・スマートペン本体をみたとき電源ボタンや液晶等が目立ってしまいます。誰がどう見ても「このペンで何かをメモをしているだけではないな」と思われてもおかしくありません。

 

就活での使用も考えましたが同様の理由で断念しました。

 

ペン型カメラのように目立たないデザインにしないと人が集まる場所での使用は難しいと思います。

 

エコー・スマートペンは使用することが難しいのではなく「どこで使うか」を考えることの方が難しいと私は感じました。

用途があってもペンが目立ってしまい使用することに躊躇するためです。

 

さて、だからといって何もしない訳には行きませんので私は勉強での活用術を考えました。

ペンの特徴から英語の勉強に向いているのではないかと思いました。

ペンの特徴と書きましたが、このペンは録音ができます。

 

早速エコー・スマートペンを用いた英語の勉強法について紹介します。

 

英語の勉強にあたり音は大切な要素です。

大学で英語の勉強をしていたとき先生から「自分で発音したことのない単語・発音できない単語は聞き取ることができない」と教わりました。

自分の発音した音を聞くことが一番重要なことで、英語を聞いているだけでは時間の無駄とのことでした。

ということでこの授業では徹底的に発音練習を行いました。

練習方法の一つとして教材のCDに収録されている英語の文章をまずは自分で読みます。

このとき自分の音声を録音します。

次に自分の録音した音声とデモの音声を比べて自分が正しく発音できているかを確認し何度も練習をするということを行っていました。

 

私はエコー・スマートペンにて

1英語の文章を聞き、聞き取れた単語をメモする

2メモと同時に自分で読む

3録音したデータには自分の音声とお手本の音声が録音されているので発音の確認を行う

というサイクルで勉強することで効率よく勉強できるのではないかと考えました。

 

この勉強法の実践はテーマ2「音声付きPDFの作成」にて行います。

 

○ここでのエコー・スマートペンについて

・ペンや専用ノートが目立ってしまうため気軽に使用することは難しい。注目される覚悟が必要

音も文字も両方重要な方に向いていると思う。どちらか片方だけならボイスレコーダーかポメラ等で十分だと思う。私は英語での勉強で使用するがDTMなど音楽をなさっている方は楽譜を作るときに便利ではないかと考える。

 

更新: 2014/09/25
音声付きPDFの作成 PREMIUM REVIEW

動画の通り発音して、自分の発音をチェックしてみよう

今回はYoutube上にあったProducts I Regret Buying! を発音しつつ、聞き取れた単語をメモしてみます。

 

 

発音ですが自分が聞こえた音をそのまま発音します。

時々、何を言っているかわからない部分も出てきますが気にせず行います。

 

比較的ゆっくり話されていたのでついていけると思ったのですが、いざ自分で発音するとなるとついていけずまた聞き取るのに精一杯だったためほとんど読めませんでした。

ということで、すべて行わず動画の途中で中断しました。

 

録音はノート上のrecordと書かれている部分をペンでタッチします。

※PCのカメラで撮影したため画像が反転しております

 

録音をやめたい場合はSTOPをタッチします。

 

録音したものはLivescribe Desktopにて確認できます。

 

このとき、音声が再生されず何度か録音をやり直したのですが再生されませんでした。

確認したところ、音声データを確認するには左メニューのオーディオを選択する必要があるということがわかりました。

 

ここで録音したものを選択すると無事に再生されました。

音質ですが良いです。はっきり聞こえます。

ただ、はっきり話さないと話した声がこもったように聞こえてしまうため音声を録音したい場合ははっきり話すように心がけてください。私の場合、心霊現象のような声で録音されていて発音のチェックどころではありませんでした。アップロードした音声PDFを聞くとわかります・・・。

メモしたものをそのままで文章に変換することができます。

ノートの画面でMyScriptをクリックします。

最初にページの範囲指定をする必要があるため指定します。

今回は1ページのみですのでそのままOKを押します。

OKを押すとすぐに解析が始まります。

 

メモしたノートは上図のようになりました。

うまく変換できています。

別のファイル(すべて英単語をメモ)でも試したところ、若干文字が化けている部分もありました。

化けている文字はノート側で確認すると文字が崩れていたり読めなかったりしている文字です。

デジタル化したい場合は文字を丁寧に書く必要があります

私のように日頃読めない文字を書いている方は注意してください。

ちなみに日本語でも試してみました。

 

雑な文字もありますがこちらはうまく変換できました。

 

文字検出の精度には問題ないと私は思います。

もし、使用していてうまく変換できない場合は、まず自分がノートに書いた文字を確認した方がよいです

さて、音声つきPDFをアップロードします。今回はMylivescribe にアップロードします。

アカウントの設定方法、ファイルのアップロード方法はEvernoteにアップロードしたときと同じですので割愛します。

今回アップロードしたファイルは公開しますのでアップロード後、設定を変更する必要があります。

まず、Livescribe Desktop左側メニューのマイlivescribeを選択します。

 

するとアップロードしたファイルが確認できます。

アップロードしたファイルは非公開の設定になっています。

すべての人に公開するためには下図の丸部分にあるMake this File Publicをクリックします。

 

 

Make this File PublicをクリックしてからGet a link to this Fileをクリックします。

Make this File Publicクリック後は下図のように緑色の文章に切り替わります。

 

クリック前にURLを発行するとマイlivescribeのアカウントを持っていてかつリストに入っている方でないと閲覧できなくなります。

発行したURLを教えることで他の方もファイルにアクセスできます。

公開ページはこんな感じです。

 

アップロード日はアップロードサーバーの時間に合わせているようで、時差が生じるようです。

ファイルは4/27にアップロードしましたが4/26にアップロードしたことになっています。

プレビュー画面があるので便利です。

Livescribe Desktop同様プレビュー画面でも音声にあわせて文字の色が変わります。

なお、今回アップロードしたファイルはこちらになります。

http://www.livescribe.com/cgi-bin/WebObjects/LDApp.woa/wa/MLSOverviewPage?sid=jK4gSxjJ0P6K

 

○総合での感想等

・音声の録音性能は良いです。ボイスレコーダーを別途に持つ必要はないです。

共有は簡単にできます。マイlivescribeでの公開設定も単純なため間違って共有されることは少ないです。

本体、ソフトともに癖があります。データの確認や本体の使い方で少し戸惑うことがあります。

・製品としては高性能ですが、反面使いこなすのは難しいです。

手書きの文字を読み取るソフトの精度には驚きました。このソフトを単体で販売してもいいくらいです。

・仕事の効率化に役立つ製品ですが、価格や使い勝手を考えると多少不便でも代替案が考えられてしまいます。個人的には使う人を選ぶ製品だと思います。

最後にレビューをする機会を与えてくださってありがとうございました。

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