この商品はPREMIUM REVIEW商品になります。
メモをするだけで文字・図形・音声まで記録するペン、「エコー・スマートペン」
これは、メモを良く無くしてしまう自分にはぴったりな商品ではないかと思い応募しました。
商品は2GBモデルになります。
商品の仕様について
対応用紙: 専用ノート(Livescribe ドットペーパー), 専用管理ソフト「LivescribeDesktop」から印刷した用紙
CPU: ARM 9
表示部: 96ドット × 18ドット OLEDディスプレイ
カメラ部: 高速赤外線カメラCCD(秒75コマ以上)
メモリ: 2GB(2GBモデル)
録音可能時間: 200時間(2GBモデル)
バッテリー部: リチウム充電池(取り外し不可能)
グリップ部: 樹脂製グリップ(2GBモデル)
録音/再生部: 本体内蔵モノラル・マイク, 本体内蔵モノラル・スピーカー, 3.5mm標準マイク/ステレオ・ミニジャック
PC接続方式: マイクロUSBケーブル(充電・データ転送兼用)
外形寸法: 158mm × 19.7mm × 11.5mm(長さ × 幅 × 厚み)
質量: 36g(ペン先キャップを除く)キャップ込で約40g
付属品: A5判スターターノート × 1冊, マイクロUSBケーブル × 1本, 本体に装着の他替芯 × 1本, ペン先キャップ ×1個, MyScript用 IDカード × 1枚, 日本語モード選択用・ランゲージカード × 1枚, 取扱説明書(echo Basic Guide) × 1冊
希望小売価格(税抜): 24,000円(2GBモデル)
一通りセットになっているので特に追加で買わなければいけない物が無い所が好感触です。
手書きした物を読み込むためには、専用のノートが必要です。
ノートには右上に番号が振ってあって、違う番号のノートを使うことによって
それぞれ読み込むことが出来るとの事ですので、講義など年間を通してメモしていく場合には
便利に出来ています。
専用ノートにはセットアップ用のフィールドや、計算機機能などが最初と最後のページにあり、
その他は下側に録音や、再生、ブックマークなどのアイコンが印刷されている以外は普通のノートと変わりがありませんが、最大の違いは手書きしたものを記憶するための位置情報が埋め込まれたツブツブある事です。
このツブツブはよ~く見るとツブツブしているなという感じで、ほとんど薄い青の模様にしか見えませんから気にはなりません。
このノートがamazonなどで見ると
A5版4冊入りで、2,592円(税込)
A4版4冊入りで、3,240円(税込)
ジャーナル・ノート2冊入で3,240円(税込)で販売していますが、
その場合のノートのナンバリングはどうなっているのかが良くわかりません。
ペンの重さ
筆記具ですので重さや、大きさ、書き易さも重要だと思います。
普段私が使っている筆記具で上から
ZEBRA SARASA Clip 約15g
CROSS アポジーブラックラッカー 約50g
ecoh smartpen 約36g(キャップ有りで37g)
で比較すると
一番重いのはCROSSのボールペンで
当然一番軽いのはZEBRAのボールペンです。
握り易さは好みがあるので一概には言えませんが、本商品の握り部分は
約14mmと結構太いです。
ZEBRAで約10mm
CROSSで約9.5mm
と圧倒的な太さが好みの別れる所だと思いますが、
ICレコーダーや手書き記録媒体として考えれば不満はないかもしれませんが、
筆記具として考えるとイメージ的にはマッキーの太い油性ペンを握っているようで私には書きづらく感じられました。
女性や、小学生等にはちょっと太すぎるのではないかと思います。
実際に4時間の会議中に本商品を使っていると、重量はCROSSの方が10g重いのですが、
一番重い部分が、ちょうど親指と人差指の間の水かき部分(指間膜?!)に重量が掛かり、
指先のペン部分には重量を感じないので疲れづらいのに対して、
ecoh smartpenはスイッチ部分のお尻側に重量を感じ、水かき部分をテコに指先でペンの重量を支えているように感じられるので疲れます。
本商品の重量バランスの悪さは、筆記具として考えると致命的だと思いますので、この点は改善したほうが良いのではないかと思います。
ペン先
太字のタイプで、書き味は変なひっかかりもなく書きやすいです。
ペンの中心に読み込み部分が来るのでボールペン部分が上側にヅレているのはすぐに慣れるかと思います。
付属ソフト
Livescribe Desktopを利用して取り込み等の管理や、Facebook、Evernoteと同期させたりできます。
Facebookへの同期は、後日レビューに上げたいと思います。
また、レーザープリンターを使ってメモ用のノートを印刷できる機能がありますが、
私の環境ではエラーが出てしまい試せませんでした。
既知の問題点として、一部のユーザーで、印刷可能なメモ帳のページを印刷できないことがあります。
という問題点にハマっているみたいです。
マニュアル
付属のマニュアルは、最初の設定について記載してありますが、詳細な利用方法はオンラインでダウンロードする物に記載があります。
使いこなす為にはマニュアルを読まないと分からない点が結構あるので、普段マニュアルをほとんど読まない私は会議中に、ノートをとっていると突然喋り出したり、操作音がやたら大きくて慌てて無音設定をしたりとヤラレてしまいました。
マニュアル一読をお薦めします。
アプリ
バンドルされているアプリは
・計算機
・ピアノ
・翻訳機能
が内蔵されています。
現在日本では非対応のようですが、Livescribeのサイトにはたくさんのアプリがあり、
マニュアルでは現在日本非対応となっているようです。
面白そうなアプリも多くあるので、対応状況が気になるところです。
計算機は、ノートやカードの計算機部分をタッチして計算する機能は微妙ですが、
記入した情報を計算してくれる機能は便利そうです。
ピアノは子供が喜びそうですが、翻訳機能がかなり使えそうです。
バンドルされている単語が限られているのが残念ですが、発音もしてくれるので良さそうです。
携帯性
携帯する上で、ボールペンクリップがないのが残念ですが、形状的にクリップをつけることが難しいのかもしれません。
さらに、キャップを外した後本体に取り付ける機能もないので、会議中にも何度か落としてしまい、探すのに苦労しました。
この文章を書いている時もキャップが気がついたら机の上から無くなっていて、ペンケースを用意しないと近日中に私はキャップを失くしてしまいそうです。
この辺りはペンの製造元がLivescribeというアメリカ製なので、若干大雑把なのはしょうがないかもしれません。
Livescribe Deluxe Carrying Case なる専用ポーチをamazonで購入することも出来ますが、ペン本体、イヤホン、USBケーブル、替えの芯を収納できて、値段が
USA amazonで24.95$、並行輸入品で、日本のamazonで何と12,810円!!
高すぎるだろw
普通のペンケースを用意すれば問題ないですね。
ファーストインプレッションとしては粗も見えますが、使いこなせれば非常に便利なツールになりそうな期待感のある商品だと感じられます。
外出先からでの説明にも使える!
ノートパソコンとテザリング機能付きのスマホがあれば外出先からの説明も出来る!
仕事(不動産業)でお客様から物件をお預かりする時に現地の状況をメモして調査をするのですが、
現地でメモした内容を忘れてしまったり、書き漏れがあったりする事があります。
私の会社の場合、調査は業務部の担当が役所などに行ってくるのですが、急ぎで物件をお預かりする時に
出先から音声付PDFを送信してあげれば、現地の状況と調査して欲しいポイントなどを伝え忘れなく行えないものかと思い試してみました。
早速現地の調査
書き込み内容は当たり触りのない所で少し少なめです。
こいつをノートパソコンに繋げると自動で LivescribeDesktop が立ち上がります。
早速読み込み開始
さくっと読み込んでくれます。
・・・・・あれ?
赤線の部分に引いたはずの線が取り込めていない><
これは、定規を使う時の注意になりますが、
ペンの先のカメラで位置情報を読み込んでいる本商品は、当然の事ですが
色の付いた定規を当てると読み込みません。
当たり前ですね。
たまたま、道路との敷地境界の線を引く時以外は、定規に対してペンを斜めに置いていたので
読み込んでくれていたみたいですが、定規を使うときは注意しましょう。
ちなみに、下の写真のように、色のついた定規にカメラ部分が被らないようにすればしっかりと読み込んでくれます。
定規に被さると当然読み込みません。
定規を使う場合は、透明な物を使いましょう。
上側の定規のような色のついたものはペンの読み取り部分を意識して横にずらせばしっかりと読み込めます。
安心なのは、下側の定規のような透明な物が安心です。
ただし、定規のメモリが振ってある部分は読み込みませんので注意して下さい。
上の画像で、色定規ペン正 と 透明定規メモリ
と書いた部分は、取り込む事ができませんでした。
smartpenは慣れると普通のペンと同じように書けてしまうので、ついペン先で読み込んでいることを忘れてしまいます。
取り込んだページをメールで送ってみよう!
メールの送信は簡単で、ログイン情報のアドレスからメールを送信してくれます。
メールアドレスとパスワードを設定してあげると細かい設定はしなくても送信ができるので
簡単です。
送信したいページで右クリック
ページを送信するから
My LiveScribe を選択すると、送信オプションを聞いてきます。
詳細オプションをクリックすると
・ページと音声の送信
・ページだけの送信
・音声だけの送信
の3点のオプションを選ぶことができます。
また、音声はページ内に保存してあるどのパートを送信するかも選択できます。
送信後は LiveScribe Onlineのタブをクリックすると
クラウド上に保存された画面が出てきます。
アップロード直後はプライベートになっていますので、PWとIDを知っている人しか閲覧できません。
パブリックにすると 鍵の空いたアイコンの表示でpublicとなります。
この状態にしてからメールで送らないと、受信者はIDとPWを要求されます。
メールの送信をクリックすると
相手先を記入するページになるのでメールアドレスを入力して送信しましょう
受信したメールは、おそらく迷惑メールフォルダに仕分けされます><
相手にもその事を伝えておくとトラブル回避になるかと思います。
※登録してあるアドレスであっても迷惑メールに弾かれてました
受信したメールの内容はこんなかんじです。
・・・おもいっきり海外からきた迷惑メールのような体裁です。
リンクをクリックすると
ブラウザが開いて上記画面になります。
このリンクから飛ばすのは、LiveScribe Desktop上から任意で
パブリック と プライベート
を選択することが出来ますので、いつまでも公開状態にしたままということを回避することができます。
公開ページヘのリンク
http://www.livescribe.com/cgi-bin/WebObjects/LDApp.woa/wa/MLSOverviewPage?sid=c92l2QPXg47s
外での録音になるので、車が通った音など結構雑音も拾ってしまいます。
単純に図面だけ送れば良い場合は書き込んだ調査図面を写真に撮って送れば良いだけですが、
細かいニュアンスを伝えたい場合などでは活躍できるかも?
実際に使ってみた感想としては、受け取り手がネット音痴なご年配な方だったために
苦労してしまいましたが、
普通にメールを見れて、受信トレイになければ迷惑メールを確認してみる!
といった事ができる人で、尚且つ英語のメールを見てもビビらない人であればお手軽に使えます。
めんどくさいのはノートパソコンを持っていかないと行けない事ぐらいで、
スマートフォンに直接挿して送ることが出来るスマホ用のアプリがあれば
かなり便利に活用できます。
facebookに音声付きPDFを上げてみよう
マニュアルには現在facebookへのアップ機能が使えなくなっています
との記載がありましたが、特に問題なくアップすることができました。
※下記につらつらと拙い文章でfacebookへのアップの仕方を書いておりますが、
実際に上げるのはびっくりするくらい簡単で、さくっと終わってしまいます。
去年に骨折をしてからまったく運動をしていない鈍った身体に活を入れるべく
腹筋をしてみようと思い、シットアップベンチを購入
そのままでは三日坊主になってしまうと思い、facebookに上げてサボりたい気持ちを
抑えて見ることにしてみました。
音声付きPDFの作成は、普通にノートを取りながら喋ってもよいですし、
書き込んだ後で、録音ボタンで録音を開始し、再生したいポイントにマークをつけてあげれば
マークした部分の再生をすることも出来ます。
まずは箇条書きですが、運動の記録をノートに記入
書き込んだノートをLivescribe Desktop に取り込みます。
取り込んだページを右クリックしてメニューを出して、送信先を選択します。
送信先には、標準で
- computer※自分のPCに保存
- Evernote
- Microsoft OneNote
- Mobile
- MyLivescribe
が選択出来るようになっています。
この時コネクトの設定で、それぞれのIDやPWを設定しておくとすぐに送信されるようになります。
音声付きPDFをクラウド上でやりとりしたい場合や、閲覧URLを作成したい場合などは
⑥番のMy Livescribeに送信してあげると出来るようになります。
今回は、③のfacebookに上げてみるので、こちらを選択します。
選択すると送信オプションが聞かれますので送信したいオプションを選択します。
メールで送ってみようの時と同様に、詳細オプションでは音声を全て送るか、
送りたい部分だけを選択することも出来ます。
続行をするとfacebookの投稿オプションが表示されて、コメントの入力などができます。
また、ポスト先を自分のウォールだけでなく、友達に送ることもできます。
投稿を選択するとすぐにfacebookにアップされウォールに掲載されます。
動画の再生マークを押すとばっちり再生ができる形式でアップされていました。
アップしたペンキャストのURL
http://www.livescribe.com/cgi-bin/WebObjects/LDApp.woa/wa/MLSOverviewPage?sid=rtSmS0kNjDKJ
音声付PDFの再生は、最新版のアクロバットリーダーとフラッシュプレイヤーが必要になります。
相手に送る場合はその旨を伝えておきましょう。
PDFファイルを開くと普通のPDFにはないアイコンが画面下側に表示されます。
再生ボタンを押すと再生されます。
再生して頂くと感じられると思いますが、
喋りながら書く
という事は、かなり慣れていないと難しいです><
PDFに音声をつける場合は、最後の音声の様に
①先に文字を書いて
②音声の録音をしてマークを書く
といった具合に分けて作業をしないと間延びしてしまいます。
文字を書くのが凄く早い人には問題ないのかもしれませんが私にはちょっと厳しいですね。
音声付PDFの作成での注意点としては、ペンキャストPDFで作成としないと普通のPDFに
なってしまう点です。
上記URLで上げた物は、画面上では再生できるのですが、左側のPDFのダウンロードから
ダウンロードしたPDFについては、音声付きでは無いタイプになってしまいますので、設定などを見直し中です。
判明しましたら近日中に差し替えます。
音声付きのPDFは誕生日メッセージの作成などアイディア次第では色々な使い方が出来そうで面白い機能だと思います。
まだまだ使いこなせていませんが、音声付PDFにしても、メールでの送信、クラウド上での共有など、学生さんの塾の授業や、ユーキャンなどの講義などを受けている方には素晴らしく便利なツールになっています。
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