今回レビューさせていただくのはモニュエル社のロボットクリーナー
専用のハンドルリモコン「MRHRC」
うちはお寺(といっても家族で運営している小さいお寺ですが)で、
いろいろと掃除する箇所がたくさんあり、
以前からロボット掃除機には興味があり検討しているところでした。
まずはレビューのまとめを書いたあとに詳細なレビューを続けたいと思いますので
お時間のある方は最後までお付き合いください。
使用前に気になっていた点
ロボット掃除機を検討している際に気になったのは
1:掃除できる床面の種類
2:対応できる部屋の広さ
さらにこれは普通の掃除機を選ぶ際にも家内が一番気にするところですが
3:排気のにおい
4:ダストボックスの手入れ
5:本体の重さ
そして一番重要かもしれないこと
。
☆一般の手持ち掃除機の代わりになるのかどうか
↑
普通の掃除機+ロボット掃除機の2台持ちというのはなかなか一般家庭での選択肢としては難しいかなと思います。
ロボット掃除機とはいえ、普通の掃除機に近い働きをするのであれば、
掃除機としてはロボット掃除機のみで、あとはいわゆるコロコロとかモップクリーナーのようなもので掃除することができそうです。
気になっていた点の使用後の感想
では実際に使ってみて上の気になっていた点はどうだったかというと
1:掃除できる床面の種類
うちでは庫裏は基本的に畳、冬場なのでその上にホットカーペットを敷いている状態。
廊下は板張り、本堂の下陣はカーペット、裏堂前の廊下はクッションフロアなど
いろんな床面がありますが、基本的にすべてOKでした。
ただし畳にホットカーペットを敷いている状態ではカーペットにうまくのぼれないことがあるので、
ホットカーペットの敷き方を検討しないといけない感じです。
ただ乗り越えることは可能なので、敷き方に注意すれば大丈夫です。
2:対応できる部屋の広さ
これは今回のレビューではインジケーターがひとつしかないこともあり、
十分に検討できませんでしたが、かなりの広さまで対応できそうです。
うちの本堂の下陣部分は対応できそうですので
使い続けるとなると、インジケーターをいくつか購入しなければならなさそうです。
3:排気のにおい
これは驚く程気になりませんでした。掃除機として吸っている以上、排気しているはずですが
ほんとに気になりませんでした。
4:ダストボックスの手入れ
ボックスはふた以外は水洗いOKなので手入れもしやすい感じでした。
ついでにほかのブラシも手入れしやすいのですが、
本体にほこりがつきやすいのがちょっと気になる点でしょうか。
(さっと拭けばとれますが。。)
5:本体の重さ
本体そのものももちろん軽いのですが、普通の掃除機を引き回すことをかんがえれば
付属のリモコンにしろ、オプションのハンドルリモコンにしろ軽い!
とくにハンドルリモコン(MRHRC)は、子供におもちゃがわりに使わせるという使い方もできるのですが、
(うちも3歳の姪っ子で試しましたが(笑))
年配の方にこそオススメしたいリモコンです。
付属のリモコンはコンパクトなのですがそのぶん落としやすい。
さらに操作をするにも小さいボタンを押さなければならないし、
モーションセンサーでも手首を細かく動かさなければならない。
↓
ハンドルリモコンだと、両手で持てて動きもある程度ゆったりと動かせる感じです。
重さも見た目から感じるほどの重さはないように思います。
そして結論
☆一般の手持ち掃除機の代わりになるのかどうか
なる!
オート清掃だけでなく、セミオート系のモードと、マニュアルモードをうまく使うことで
普通の掃除機は不要で、あとはコロコロでもあれば十分なように思いました。
ここからは細かいレビューになります。
商品のパッケージをあけると同梱されていたのは
本体
そして付属品一式
とりあえず充電しながらいろいろ眺めてみます
そしてこれが一番大事かも。
先輩ロボットにあいさつに行きました。
先輩ロボット(掃除もなにもしない)の「るぴあくん」(AIBO)に可愛がられています
先輩というよりも生き別れの兄弟のように色合いがピッタリ。
いろんな場面で活躍できる
お掃除してくれるロボットははじめてだったので、
とりあえずいろいろやってみました。
限られたエリアでのオート清掃。(畳)
撮影はこちらで
↓
そのほか畳にホットカーペットを敷いた部屋でもオート清掃してみましたが、
ホットカーペットを横からのりあげようとすると、ブラシがカーペットの下に入って
うまくのぼれないことが。。。
ホットカーペットなどは敷き方を検討しなければならなさそうです。
お寺では「一に掃除、二におつとめ」というくらいお掃除が大事。
ということで、本堂の下陣(おまいりに来てくださった方が座る場所)のお掃除を。
ところが今回、インジケーターがひとつということもあり、
なかなかうまくエリア設定できなかったため、とりあえず半分でやってみました。
うちの椅子はちょうどクレモンが通過できる幅でいい感じです。
インジケーターを5mに設定してバーチャルウォールの具合をチェック
そのほか、他のロボット掃除機にはあまりみないモップモードを試すことに
過酷にも本堂前の廊下のモップかけをやってくれました。
廊下から落ちればかなりの落差があるので心配でしたが
そのほかせっかくオプションのコントローラーもついているので、
3歳の姪っ子に操縦してもらいました。
はじめてだったので力加減が難しかったようですが、
もう少し成長&慣れれば十分に扱えそうです。
おまけ映像として、クレモン目線の動画を二本
他の作業の片手間にちょっとした掃除ができる
今回のレビューではオート清掃を使いこなすところまではいけませんでした。
しかし、スポット清掃や、シャドウ清掃を使って他の作業をしながら掃除ができました。
とくに本堂では掃除する部分がたくさんで、こちらが繊細な部分を掃除している間に、
下陣部分を掃除してくれて助かったのが大きいです。
またモップ清掃もいろいろ使えそうでいい感じです。
セミオート系モード&モップ清掃モードがお気に入り
ロボット掃除機の醍醐味はオート清掃なのかもしれないですが、
個人的には「スポット清掃」「壁ぎわ清掃」「シャドウ清掃」などのセミオートなモードが充実しているのが気に入りました。
シャドウ清掃がけなげ(笑)
ロボット掃除機を購入検討する際に、有名メーカー&国産メーカーの説明書をチェックしたところ
「スポット清掃」はほとんどのロボットクリーナーにあるのですが、
机の下などの影の部分を重点的に掃除してくれるモードは見当たりませんでした。
でもこの「シャドウ清掃」が意外と便利で、テーブルの下など普通の掃除機でも掃除しにくいところも、
「はい、いっといで!」
という感じで送り出してあげると、「影」の領域をけなげにお掃除してくれます。
モップ清掃がいい!
モップを装着するだけで、モップ清掃モードに。
板張りの部分をモップ清掃してみましたが、
ほかにも使えそうな感じです。
atsuo@tokyoさん
2013/12/13
掃除できる床面の種類って使った事ない人って気にならないのかなぁと思っていたので、スッキリしました(^^
magicbroomさん
2013/12/14
毛足の長い絨毯はNGっぽいことは事前に分かっていたのですが、
実際のところカーペットはどうなのか疑問だったので、
今回使ってみて私もスッキリしました。
少しやわらかめの(薄手の毛布くらい?)カーペットでも機嫌よくお掃除してくれていました。
掃除できる床面の種類って重要ですよね!